5月25日(日) 2008 ヤマザキナビスコカップ
清水 4 - 2 磐田 (13:04/日本平/12,389人)
得点者:14' 原一樹(清水)、36' カレンロバート(磐田)、49' 藤本淳吾(清水)、52' 西澤明訓(清水)、75' 藤本淳吾(清水)、88' 中山雅史(磐田)
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両チームともフレッシュなメンバーが数多く出場した今季2度目の静岡ダービー。その中で新たな発見や収穫もあったが、試合内容のほうはミスでゲームが動くというダービーらしくないものとなった。
代表選出とケガ人の多さから、両チームとも先週の試合からスタメンが7人入れ替わった状態。清水の方は、アンカーの山本真希が今季初出場、病気から復帰した兵働昭弘が初スタメンで、期待のルーキー大前元紀が初めてベンチ入りした。磐田のほうも右アウトサイドの松浦拓弥がプロ初出場で、ケガから復帰のカレンロバートが今季初出場。ボランチには成岡翔と船谷圭祐という攻撃的な2人を起用した。チームのフレッシュさという意味でも、両チームは同様だった。
そして立ち上がりもほぼ五分五分か、前から積極的にプレッシャーをかけた磐田が少し主導権を握る展開。しかし、14分に思わぬ形で試合が動く。清水のセンターバック・高木和道が前線にロングフィードを送ると、これが追い風に乗ってDFラインの上を越え、GKの手前でバウンドしたボールにスピードのある原一樹が追いついて、一度ボールを浮かせてGK松井謙弥の頭上を越してから無人のゴールにプッシュ。磐田のDFとGKの連携ミスをついて、清水があっさりと先制点を奪うことに成功した。
だが、その後の清水は良くなかった。「前半は1点取った後に非常に消極的になってしまった」と長谷川健太監督が振り返ったように、勢いに乗って2点目を狙いにいく積極性が見られず、パスミスも目立って、磐田に流れを明け渡してしまう。
そして36分には、中盤で山本真のパスをカットされ、そのままカウンターから西→萬代→カレンときれいにつながれて、フリーになったカレンに今季初ゴールを決められてしまう。これも危険な位置でのミスから生まれたゴールだった。
前半は、市立船橋高時代に2トップを組んでいた原とカレンが1点ずつを決め、どちらが勝ってもおかしくない展開のまま後半に折り返した。
ハーフタイムでは、前半の内容に納得のいかなかった長谷川監督が選手たちに激しく檄を飛ばし、それに反発した清水の選手たちに積極性が戻ってくる。清水は立ち上がりから精力的に動いて攻勢をかけ、3分に右サイドで得たFKの場面では、磐田守備陣の動きが止まったスキをついて藤本淳吾が動き出し、兵働が素早いリスタート。パスを受けた藤本がペナルティエリア内で勝負を仕掛け、成岡に倒されてPKを獲得した。このPKを、藤本自身がGKの動きを見ながら冷静に決め、清水が絶好の時間に勝ち越し点を奪った(後半4分)。
さらに、7分にも磐田DFのクリアミスをついて攻め込み、高木純平が右サイドからドリブルで2人の間を割ってクロス。このボールをDFをブロックしながら後ろ向きで受けた西澤明訓が、ワンタッチでボールを浮かせ、自ら反転して右足ボレーシュートを叩き込んだ。じつに西澤らしい技ありゴールにより、清水が一気にリードを広げることに成功した。
その後も清水が流れをつかみ、前線の原を筆頭にして積極的に勝負を仕掛け、磐田ゴールを脅かす。その流れを変えるべく、磐田は15分にジウシーニョ、19分に山崎亮平とFWを投入するが、その効果はなかなか表われなかった。そして30分には、清水のGK西部洋平のゴールキックをDFの鈴木秀人がクリアミス。そのボールを拾った原が裏に抜け出し、左からの折り返しをフリーの藤本が押し込んで4点目を決めた。
勝敗の行方がほぼ決まった後で日本平がもっとも盛り上がったのは、33分に大前がプロデビューを果たした場面。彼がピッチに登場した瞬間、スタジアム全体から大きな歓声と声援が上がり、清水サポーターの期待の大きさがうかがえた。その大前は、守備の場面で非常によく動いてボール奪取に貢献。その分上がりが遅れたこともあり、攻撃では目立った働きは見せられなかったものの、物怖じしない堂々としたプレーを見せた。
一方、磐田のほうは、43分に船谷の右CKから中山雅史(32分〜)が頭で決めて1点返したのが精一杯。この中山のゴールは、ジーコの記録を塗り替えるナビスコカップでの最年長ゴール(40歳8カ月2日)となったが、その後はチャンスを作れず4-2のままタイムアップ。清水が勝ち点を10に伸ばして、予選突破に向けて大きく前進した。
敗れた磐田にとっては、失点した場面以外にも失点に直結するようなミスが多く出たことが最大の敗因。新しいドイスボランチの可能性や、松浦のキレのあるプレーなど、今後に向けてプラス材料もあったが、まずはイージーな失点をなくすことが、来週のゲームに向けての最大の課題となるだろう。
勝った清水のほうも、内容に関しては満足のいくゲームではなかったが、前半に精彩を欠いた選手たちが後半に奮起し、自らの手で自信をつかんだのは大きな収穫。ただ、この勝利を「(次に)つなげるかつなげないかは自分たち次第」と藤本が言うように、良い手応えを継続できるかどうかが、今季の大きな課題でもある。
以上
2008.05.25 Reported by 前島芳雄
J’s GOALニュース
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