7月6日(日)J2 第24節 C大阪 vs 鳥栖(18:00KICK OFF/長居)
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6連勝した5月の勢いはどこへやら、6月に入ると1勝1分け4敗と低迷したC大阪。一時、勝点差1にまで迫った首位広島の背中は、その差10へと大きく遠のき、2位以降混戦となった上位争いを自ら演出。前節では最下位の熊本に逆転負けして、現在は勝点38で3位。J1昇格争いにおいて、これ以上の失速が許されない「崖っぷち」の状態で、C大阪は、2位山形(同41)、首位広島(同48)ら上位陣との直接対決が続く7月を迎えることになった。
その大事な月の緒戦で、C大阪は目下の敵、6位鳥栖(同36)と長居で対戦する。第3節では0-1と惜敗した相手だけに、ここでリベンジして今後の戦いに弾みを付けたいところ。ただ、この一戦でも、FW古橋達弥、MFジェルマーノ、DF前田和哉といった攻守の軸が負傷欠場。加えて、累積警告によりMFアレー、DF尾亦弘友希も出場停止となり、主力5選手を一気に欠く非常事態となっている。
そんな苦しい状況でも調子を上げているのがFW森島康仁。前節の熊本戦で後半途中から出場すると、待望の今季初ゴールを決め、その瞬間には感極まった表情も見せた。残念ながらその試合を勝利で飾ることはできなかったが、存在をアピールできたのは確か。今回、第8節以来となる先発出場のチャンスを得た森島康は、「このままでは(C大阪は)ダメだと思うし、チーム全員でなんとか勝利を勝ち取りたい」と、ホーム1カ月ぶりの白星に向けて気合十分。勝利につながる「デカモリシ」のゴールを期待せずにはいられない。
また、DFの要のひとり、江添建次郎も、この一戦には出場の見込み。練習中も人一倍大きな声でコーチングし、守備を牽引する背番号14の復帰は頼もしい。そのほか、鳥栖でも活躍したMF濱田武が今回はボランチの一角に入る模様。そして、中盤には、横浜FMから期限付き移籍してきた乾貴士が満を持して長居のピッチに登場することになりそうだ。
一方、6月を3勝3敗と五分で終えた鳥栖。「おそらく今季で一番悪い戦い」と岸野靖之監督が評した前節の草津戦では、前半終了間際の1失点に泣き、連勝は3でストップ。3位浮上のチャンスを逃した。しかし、今回はアウェイとはいえ、C大阪を直接対決で蹴落とす絶好の機会。対戦成績こそ2勝1分け6敗と負け越しているものの、今季はベアスタでFW谷口堅三のゴールにより勝利を収めているだけに、自信を持って戦うことができるだろう。その谷口は、C大阪から期限付き移籍中で契約によりC大阪戦に出場できない金信泳に代わって、先発出場が濃厚。エースFW藤田祥史とともに、C大阪ゴールに襲い掛かる。
その鳥栖をホームに迎えるC大阪。「この1週間、いい練習ができた。泥臭くでもいいから、とにかく勝ちたい」とディフェンスリーダーの羽田憲司は力強く語り、「今こそチーム一丸となって、ホームのサポーターの力を借りて、勝ちたい」と若きエース香川真司は静かに闘志を燃やすなど、チーム全体で勝利に相当飢えている。鳥栖との一戦は、彼らの真価が問われる大事な試合。これ以上、長居に集まるサポーターに、無様な姿を見せるわけにはいかない。
以上
2008.07.05 Reported by 前田敏勝
J’s GOALニュース
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