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【J2:第24節 C大阪 vs 鳥栖】レポート:C大阪はまたもホームで勝てず、リーグ戦3連敗。鳥栖は19歳栗山のプロ初出場初得点で貴重な勝点3を獲得し、3位に浮上!(08.07.07)

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7月6日(日) 2008 J2リーグ戦 第24節
C大阪 0 - 1 鳥栖 (18:04/長居/6,118人)
得点者:83' 栗山裕貴(鳥栖)
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 6月に失速した分、上位との対戦が続く7月に反撃したいC大阪。だが、今節の鳥栖戦も主力に軒並み負傷者が相次ぎ、復帰が期待されたDF江添建次郎も結局ベンチ外に。加えて累積警告でMFアレーとDF尾亦弘友希の2選手が出場停止。台所事情の苦しいなか、前節の熊本戦で今季初ゴールを決めたFW森島康仁、横浜FMから期限付き移籍後初出場となるMF乾貴士の20歳コンビがスターティングメンバー入りした。また、U-19日本代表のFW柿谷曜一朗、白谷建人はベンチからのスタートとなった。

 一方の鳥栖は、C大阪から期限付き移籍中の金信泳が契約上この一戦に出場できず。19歳のFW谷口堅三が第17節福岡戦以来の先発を果たし、FWの控えとして同じく19歳の栗山裕貴が今季初めてベンチに入った。

 開始早々の9分にDFの要、羽田憲司がラフプレーで警告を受けるなど、序盤、C大阪は、連動して攻める鳥栖に押し込まれる。ちなみに羽田はこの警告で次節出場停止に。ただでさえ壊滅状態のセンターバックがまたひとり次節にいなくなり、重苦しい雰囲気が漂う。

 しかし、この嫌な空気を初めて長居のピッチに立った乾が払拭する。持ち前のキープ力、ドリブルなどで鳥栖DFを切り裂き、若きエースの香川真司、ボランチに入った濱田武とともに、高い技術で中盤を活性化。加えて青山隼がすばやいチェイスからフィルターの役割を果たして攻撃に厚みを持たせ、彼らを軸にC大阪はリズムをつかむ。ただ、肝心のフィニッシュで「少しナーバスになり」(レヴィー クルピ監督)シュートがほとんど枠に飛ばない。それは鳥栖も同じで、結局、前半はスコアレスドローで終える。

 後半、攻勢を強めたのはC大阪。48分に柳沢将之の右アーリークロスを森島康が、50分に濱田の右CKから青山が、それぞれフリーで合わせたが決められない。チャンスを逸したC大阪は61分に森島康をベンチに下げ、白谷を投入。対する鳥栖も谷口に代えて70分に栗山をピッチに送り込む。この交代で入った両19歳の出来が、勝敗の明暗を分ける。

 最初にチャンスが巡ってきたのはC大阪の白谷。栗山が入る前の69分、左FKからのクロスを中央でヘッド。しかし、運悪くGKの真正面に飛んでしまう。すると鳥栖の栗山にも、80分に決定機が。フリーで放った左足シュートはC大阪GK相澤貴志のファインセーブに遭ったが、次に訪れた好機を栗山は逃さなかった。83分、高橋義希からの縦パスを左足でダイレクトループシュート。これが相澤の手をかすめてゴールネットを揺らし、値千金の先制点を、プロ初出場初得点という形で鳥栖の若武者が勝ち取った。

 悔やまれるのはC大阪のベンチワーク。実は80分以前から青山が足の不調を訴え、急いで藤本康太を準備。しかし、マイボールのスローインのときでさえ素早くリスタートするなどチーム内での連係ミスも重なり、交代できず。その「一瞬のスキを突かれた」(柳沢)ところで、最悪のケースを迎えてしまった。

 その後、劣勢を跳ね返す余力もなかったC大阪は、ホーム長居でまたも白星を挙げられず、リーグ戦3連敗。順位も4位に落とした。それでも、レヴィー クルピ監督は「内容的に負ける試合ではなかった。それは選手たちにも伝えたい」と前を向いていた。

 逆に敵地で勝点3を獲得した鳥栖は、C大阪に代わって3位に浮上。岸野靖之監督は「辛抱強く、粘り強く、ファイトしてくれた選手を、僕は誇りに思う」と、90分間ハードワークし続け、勝利を勝ち取った選手たちを興奮気味に称えていた。

以上


2008.07.07 Reported by 前田敏勝
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