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【J1:第15節 京都 vs 大分】レポート:終始優勢に進めた京都。だが、先取点後すぐ失点、引き分けで勝点1を分け合う結果に(08.07.07)

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7月6日(日) 2008 J1リーグ戦 第15節
京都 1 - 1 大分 (19:04/西京極/12,533人)
得点者:22' 柳沢敦(京都)、25' 前田俊介(大分)
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J1第15節、京都vs大分の一戦は、京都が大分を攻め立てたが、結局崩しきれずドローに終わった。

試合前にアクシデントに見舞われた大分。試合前の練習で筋肉の痛みを訴えてチームの中心・ホベルトが欠場。代わりに小林宏之が急遽先発出場。ボランチに藤田義明が入り、小林宏之は藤田のポジションについた。

試合は京都ペースで始まった。両サイドを高く保った京都は、サイドを使ってのビルドアップとラインを高く保つこと、中盤がセカンドボールを積極的に拾いにいくことで大分にリズムを作らせなかった。ただ、前線の動き出しにパスが合わず、微妙なズレを再三見せ、最後の仕上げが遠いな、という印象を与えた。

そんな中、22分、京都の先取点への意識の高さがスコア動かした。
中盤左、中谷勇介が頭で渡邉大剛に送ると、渡邉は大分ディフェンスをドリブルで一気に切り裂き、ペナルティエリア左へ侵入する。全員がそこに集中すると渡邉は逆サイドの柳沢敦へ。柳沢が滑り込みながらこれを押し込み、京都が先制する。
しかし25分、セットプレーから、大分・前田俊介に頭で合わせられ失点。京都はすぐに1-1の同点にされた。28分にも大分に、右サイドからのFKで前田にニアで合わせられ、ゲームを支配しながらも京都は隙を見せてしまう。
京都も、29分にはフェルナンジーニョから前を走る柳沢へ絶妙なスルーパスが渡るなど、チャンスを作るもお互いに決めきれず後半へ。

後半も京都がゲームを支配する。しかし、引いた大分を崩しきることができず、決定機を作れない。逆に後半21分、ウェズレイへのマークがずれ、フリーでシュートを打たせるという決定的な場面を作られてしまう。
その後も京都がサイドから攻めるも結局追加点を奪えず、1-1のドローで試合は終了した。

試合後、押し続けながら崩しきれなかった点について、加藤久監督は「サイドから崩すこととミドルシュートでラインを引っ張りあげること」で相手を崩したかったと語る。内容については「悪いゲームではなかった」とし、わずかながらもチーム状態が良くなっていることを強調、「我慢が必要」と話した。選手からも同様なコメントが出た。

ただ、清水戦に続いてセットプレーからの失点は課題だろう。もうひとつ、今節の後半は、圧倒的に支配していたにも関わらず、ほんの瞬間マークがずれて、ウェズレイに決定機を作られた。セットプレーと合わせ、瞬間、守備が緩んでしまうことは、重要視すべき点になるだろう。
コンビネーションが良くなるため、チームの状態を上げるため、「我慢」というのも確かに必要だ。だがこれら、守備における「わずかにできる隙」に厳しい目を向けなければいけないのではないだろうか。

次節、東京V戦。順位が上のチームにこれ以上勝点を離される訳にはいかないはずだ。
「我慢というより、やるしかないという気持ち」。柳沢は試合後、こうコメントした。後がないという状況をよく表している。
これから必要なメンタルは「強い気持ち」や「自信」以上の、「覚悟」という心構えではないだろうか。

以上


2008.07.07 Reported by 武田賢宗
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