7月20日(日)J1 第18節 札幌 vs 神戸(14:00KICK OFF/札幌厚別)
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いよいよ後半戦へと突入するJ1リーグ。上位、中位、下位のどのエリアを見ても勝点差があまりなく、全体的に見ても上位から下位までの差は大きくない。果たして、後半戦からはその混戦がより混沌とするのか、それとも力のあるチームとそうでないチームとの差がハッキリと表れてくるのか。そんな後半戦の口火を切るのが20日、14時に札幌厚別でキックオフされる札幌対神戸の一戦だ。
自動降格圏内の17位で前半戦を終えた札幌だが、ここ数試合の流れは非常にいい。15節では清水に2度のリードを許しながらも得意のセットプレーから粘り強く追いつき、ドローに。続く千葉戦は負ければ最下位転落というプレッシャーのかかるなかで自分達のスタイルを存分に発揮。セットプレーとカウンターから得点し3−0のスコアで快勝してみせた。そして大分と対戦した前節はリーグ最少失点を誇る相手の強固な守備に手こずりながらも、一方で自分達も堅実な守備を披露してスコアレスドロー。「結果には不満足」と三浦俊也監督は厳しく振り返ったが、ホームとはいえ7位の大分と引き分けたことは前向きに捉えてもいいだろう。そして何よりも、札幌のスタイルが発揮され、それが勝点へと結びつきつつあることが大きい。ストロングポイントであるセットプレーが得点につながるようになっており、堅守をベースとしながらも無失点試合ができずにシーズンを進めてきたが、前節、前々節では2試合連続で無失点試合を達成。セットプレーの強さと堅守という、札幌のストロングポイントがいよいよJ1でも結果へとつながってきた。エースのダヴィも存在感を強めつつあるし、チーム全体が良い流れに向かいつつあると言っていいだろう。
一方、北海道へと乗り込んでくる神戸だが、こちらも好調の真っ最中だ。9節から14節まで6試合続けて勝つことができず、ここで順位を落としてしまったが、大宮と戦った15節を粘り強く1−0でモノにすると、そこから3試合続けての1−0勝利。勝負強さを身に付けつつある印象だ。とりわけ大きいのは前節の横浜FM戦での勝利だろう。「相手は監督が代わり、前節(16節)の新潟戦もすごい気迫でしたし、激しい戦いを予想していた」という松田浩監督の予測通り、球際での凌ぎあいが厳しいタフな試合展開となったが、神戸の方も横浜FMに負けないだけの気迫を見せ1−0で勝利。「選手は90分間ハードワークをして結果につなげてくれた。ハードワークが報われた試合だった」(松田監督)。
「チーム全員が守備意識高くやれた」と北本久仁衛。エースの大久保嘉人も「守備をする時間が長くなったので疲れた」と話すほど、神戸は全員がハードにボールを追ったのだ。「チームが同じ目的に向かってひとつになれた」とは松岡亮輔の弁。チーム全体が戦う集団として結束を見せているということなのだろう。
この試合、ハードワークが勝敗の行方を大きく左右しそうである。札幌にしても神戸にしても、相手を力でねじ伏せて勝てるタイプのチームでは決してない。ひとつひとつの局面でボールに執着し、そうした積み重ねで勝点を拾うスタイルのチームである。どちらがよりマイボールへ、そして勝利への執着心を見せることができるか。すべてのプレーから目が離せない、タフなゲームが展開されることは間違いない。
以上
2008.07.19 Reported by 斉藤宏則
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第18節 札幌 vs 神戸】プレビュー:ハードワークが勝敗の行方を決める! 調子を上げつつあるチーム同士の対戦は、ハードでタフな試合になること間違いなし。(08.07.20)
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