7月20日(日) 2008 J1リーグ戦 第18節
東京V 2 - 1 柏 (18:03/味スタ/11,171人)
得点者:12' 福西崇史(東京V)、77' ディエゴ(東京V)、84' 大谷秀和(柏)
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チームの攻撃の核であるフッキ、レアンドロ、ディエゴというブラジル人トリオのうち2枚を欠くこの試合で、東京Vはその「個」に頼らなくても充分に戦えることを証明してみせた。「今日は、『チーム』の勝利です」。試合後のミックスゾーンでのDF那須大亮は力強くコメントした。
前半の45分間がどれだけ東京Vのものだったか、柏のシュート数「1」という公式記録の数字が表している。序盤こそ互いのゴール前を行き来する展開だったが、前線にボールを送ってもシュートまで辿りつけない柏に対し、東京Vは6分のディエゴのミドル、7分に平本一樹からボールを受けたこの日移籍後初スタメンの大黒将志が右足シュート、と徐々にリズムを引き寄せていく。
そして12分、中盤でボールを受けたディエゴが平本を縦に走らせ、その平本がラインギリギリから落としたボールを、中央走りこんできた福西崇史が右足シュート。これが決まり、東京Vが貴重な先制点をモノにした。
これで勢い付いた東京Vは、ディエゴを起点に崩しにかかり、ゴール前に人がどんどん入ってくる攻撃を見せる。この日スタメンとなった左MF柴崎晃誠がシュートを狙えば、和田拓三、富澤清太郎の両SBが果敢な攻め上りでチャンスを演出。前線からのプレスも徹底しており、攻守共にチームとして連動した動きを披露。
逆に柏は、攻めの起点が見つけられない。東京Vの2トップの動きにSBが引きづられ、そのスペースを埋めようとサイドで起点を作るべき左MFアレックスが下がらざるをえない状況。FWフランサが下がって起点になろうとするも、プレスが厳しく形にすることはできず、FW李忠成も殆どボールに触れない時間が続いた。
試合内容では東京Vの圧勝という前半。それでも、37分の大黒のヘディングシュートがバーを叩くなど追加点は奪えず、結局スコアは1-0のまま勝負は後半へと持ち越されることになった。
その後半、柏・石崎信弘監督は温存していたMF山根巌をピッチに送る。これで中盤でボールが拾えるようになり、また、前半終了間際に怪我のためフランサと交代でMFポポがサイドに入ったことで「縦の速さがでてきて(柱谷哲二監督)」、今度は柏が攻める時間が増えてくる。49分には、右サイド太田圭輔のクロスから、最後は李忠成が決定的なシュート。これは惜しくも枠を捉えなかったが、この後も柏がボールを支配。「疲れもあって、受けに回ってしまった」と試合後のDF富澤は話したが、実際流れは柏に向かっているように見えた。
しかし、「それでも、最後の最後で崩されなかった。押し込まれてもカウンターで、という共通した考えの中で試合を進められた」と富澤。どの選手も落ち着いて対応するなか、やはり追加点はカウンターからだった。
75分、ディエゴが中央をドリブル突破。最後に平本に縦に送ったところで、柏DF古賀正紘がエリア内で平本を倒し、一発レッドの退場処分、東京VはPK獲得に成功した。これをディエゴが落ち着いて決め、2-0。数的優位、残り15分という状況は、これで大きく勝利に近づいたと思わせた。
ところが、10人になるも、最終ラインを2バックにしリスクを冒して攻めに出た柏は、ここから驚くべき粘りを見せる。まずその7分後の84分、CKからMF大谷秀和がしゃがみこみながらヘディングシュートを決め2-1に。
そして、柏が遂に同点弾を手に入れたかと思われたのはロスタイムに入ってのこと。アレックスが放ったFKがバーを直撃、そのこぼれ球を混戦のあと李忠成がフリーでシュート、ゴールネットを揺らし、そのゴール裏では柏サポーターの大歓声が。まさに劇的な同点の瞬間、という場面だった。
しかし、実は李のシュートの前にファウルの判定で笛が鳴っており、このゴールはノーゴール。スタジアは一時騒然とするも、当然判定は翻らず、『劇的な幕切れ』には一歩及ばなかった。
「最後はドキドキしたよ。もっとゆっくり見てたかった」と冗談めしたのは、途中ベンチに下がっていた福西。最後は「相手より走れるという自信がある(DF蔵川洋平)」という柏の強さを見せ付けられる形にはなったが、それでも試合後の選手達は「すごくいいサッカーができた(DF那須)」と満足感いっぱいの表情。
「ブラジル人選手に頼っている、と見ている周囲に『違うんだ』いう試合を見せたい」。試合前の福西の、その言葉通りの試合だった。
以上
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