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【J2:第30節 熊本 vs 横浜FC】プレビュー:第2クール最後の試合で今季初の連勝を目指す熊本が、前回0−5と大敗した横浜FCを迎える(08.08.10)

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8月10日(日)J2 第30節 熊本 vs 横浜FC(18:00KICK OFF/熊本
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 鹿児島で行われた徳島との試合後の記者会見で、池谷友良監督は次のように話した。「前節(=湘南戦)できなかった事が今節はできたということ。これを上位チーム相手にもできるようにしていきたい」。
 CBの河端和哉、左サイドバックの矢野大輔と、最終ラインで2人を欠くという状況の中、代わって入った福王忠世、そして怪我から復帰した車智鎬らをはじめ、全員が最後までプレーの質を落とさなかったことが、今シーズン2度目の完封勝ちを引き寄せた大きな要因だ。このパフォーマンスを維持できるか否か。第2クールの最後となる今節はそれが問われる。

 ここまでを振り返ってみると、熊本はまだ連勝がない。手応えを感じる内容で勝ち点を手に入れるまではいいが、勝った(あるいは引き分けた)試合の“次の試合”に、その“いい流れ”をつなげることができていないどころか、大量失点で敗れるケースが目立つ。第1クールの対戦もそんな状況=ホームで甲府を下したあと=で迎え、自らのミスで自滅した面もあるが0−5と敗れた。そうした反省を踏まえ、今節の重要性は誰もが感じているところ。初の連勝に向け、選手達のモチベーションも高まっている。

 対する横浜FCは、開幕当初からやや出遅れた感があり、シーズンもいよいよ終盤を迎えるにあたって今節はどうしても落とせない一戦。最近の6試合でも1勝2分3敗と、第2クールに入ってもなかなか上昇気流に乗れていない状態だ。とは言え、草津に甲府、鳥栖、福岡、広島、C大阪と、J2リーグの中でも今シーズンの混戦を演出している力の拮抗したチームとの連戦で、敗れた試合も全て1点差と、本来の力が結果に結びついていない印象。
 それでも前節、C大阪に競り勝って3連敗を脱した背景には、それまで左サイドバックとしてプレーしていた三浦淳宏を中盤に配置した事で生まれた攻撃の多様性がある。加えて、ここ3試合で5ゴールと好調の池元友樹と、第1クールでハットトリックを決められたアンデルソンのツートップなど、熊本にしてみれば警戒してもしすぎることのない、能力の高いタレントが揃っているわけで、当然ながら守備から入らなくてはいけない。

 「アンデルソンは速いし、カウンターを食らうと厄介だから、スペースを与えないように全体をオーガナイズして、攻めている時にもいかに守備の準備をできるかが大事」と上村健一が言うように、最終ラインで前の2人に対して集中して対応する事、そして中盤から前線にかけてコンパクトな距離を保ち、ボールを持たれても前を向いて自由にプレーさせない事がポイントだ。また、攻撃時に両サイドバックが上がってできたスペースをケアする意味でも、中盤とのバランスや攻から守への切り替えの早さが鍵を握る。池谷監督も「先に取られると相手のペースで動かざるを得ない」と話しており、横浜FCの攻めをどう凌ぎ、どのタイミングで、どんなカウンターを見せるか、というのが、この試合の基本的な流れになりそうではある。

 だが裏返せば、守る時間が長くなるほど、実は熊本のペースなのではないか。もちろんそれには、前節のように全員が集中を切らさずにプレーするという条件がつくし、相応の運動量と、攻められ続けても疲弊しないメンタルのタフさと、そして何よりチームとしての意思——耐える時間帯なのか/どこで奪うのか/どのタイミングで仕掛けるのかetc.——が必要だ。90分のうちで幾度か必ず訪れる、攻めに転じるべき瞬間を逃さず、ピッチ上の全員が有機的に連動してゴールに向かうことができるかどうか。シーズン当初から取り組んで来た「積極的な守備からの攻撃」が、各チームと2回ずつの対戦を終えてどれほど形として身になっているか。それを、前回大敗した横浜FC相手に、地元のサポーターの前で披露できるか。
 得点という結果、そして初の連勝はおそらく、それらを実践できた時の対価ということになるのだろう。

 お互いに、先制点は確かに欲しい。だが焦れてはいけない。2006年2月のプレシーズンマッチでは、カテゴリーが違ったが“終了間際の先制点”で熊本が勝っている。
 今は、順位が5つ違うだけだ。

以上


2008.08.09 Reported by 井芹貴志
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