今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第20節 名古屋 vs F東京】レポート:首位へ抜け出すチャンスを逃した名古屋。F東京は7試合ぶりの勝点3を平山のゴールでモノにする(08.08.10)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月9日(土) 2008 J1リーグ戦 第20節
名古屋 0 - 1 F東京 (19:03/瑞穂陸/12,269人)
得点者:35' 平山相太(F東京)
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -
----------

吉村圭司と小川佳純、中盤の主力2人が不在の名古屋は、中村直志を右サイドに起用、代わりに米山篤志と山口慶がボランチに入るといった布陣で臨んだ。対するF東京は名古屋のツインタワー、センターバック増川隆洋とバヤリッツァに対してカボレと平山相太という高さで対抗し、カウンターという明確な戦い方を示してきた。

そんなF東京のスピーディーなカウンターに苦しめられながらも、名古屋がサイドから、またセットプレーから、ゴールまでもう一歩の場面を作り出す。米山、山口のボランチも攻守に渡って無難なプレーを続け、久々のサイドに入った中村に関しても、ボランチで培った広い視野からのプレーが光った。サイドにこだわらず中央に入って相手を引きつけ、サイドにスペースを作ってはサイドバックの竹内彬を前に引き出し、そこからチャンスを作る動きを度々見せていた。

しかし、15分をすぎたあたりからF東京は風上の利を速攻に生かし、確実にシュートまで持っていく。ここから、楢崎正剛のセーブが目立つ展開。
そうしながらも名古屋には決定的な瞬間があった。相手DFがクリアしたボールが玉田圭司の前に。相手DF2人を振り切りながらしぶとくドリブルでゴール前へと運び、シュート。しかしこれが大きく外れてしまう。これで流れを引き寄せられなかった名古屋は35分、スローインから一瞬のスキを突かれ、平山にゴールを許してしまう。前半だけでも実に4本の決定機を楢崎が救いながら、攻撃陣がこれに応えられず、後半の逆転へとかけることとなった名古屋。

しかし後半もF東京のペースで試合が進み、またしても楢崎のセーブで救われるといった展開。途中、山口を下げて杉本恵太を投入、中村をボランチに戻すと、やっと名古屋は自分たちのサッカーを取り戻し始める。前半はF東京に3倍以上のシュートを放たれていたが、ペースを取り戻しつつあった名古屋がこれを抑え、攻撃陣も盛り返し、次々とチャンスを作り出す。それでもF東京は少ないながらもチャンスを良い形でシュートへと結びつけ、ゴールはF東京の方が近いかといったイメージ。名古屋は、玉田が再三決定機を逃すなど決めきれず、ジリジリと時間が過ぎていく。
最終的には巻祐樹、津田智宏と次々に若手FWを投入し、必死に1点を取りにいくが、センタリングなど最後の1本での精度がなく、ただ前にボールを蹴っていくような、焦りがプレーに表れるといった内容に終始し、結局ゴールを奪うことはできなかった。

攻撃が噛み合わず、楢崎がひとり気を吐き、決定機を阻止したという感の試合。今日のF東京の戦い方であった速攻からの失点でなかったところが悔やまれる。首位の鹿島が敗れ、浦和もドロー。上位が勝点を稼げないときに勝って上に抜けられなければ、自力で首位を取ることなどできない。米山は言った。「できれば勝って首位争いしたい。みんなが負けていて首位争いをするのではなく、ね」。

自分達の戦い方を明確に、途中ブレることもなく貫いて勝利を手にしたF東京。名古屋は、主力の2人が抜けていたことだけが理由ではないだろうが、自分達の戦い方を忘れてしまったのかという試合がここ最近は少なからず見られる。それがこの試合で勝敗を分けた。今後、名古屋が「勝って首位争い」するためには、ブレない戦い方をし続ける、信じて貫くことが必要となってきそうだ。

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着