今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【北京五輪 女子グループG 日本 vs アメリカ】レポート:強豪アメリカに善戦するも1点に泣き惜敗、最終戦の勝利が決勝Tへの絶対条件(08.08.10)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月9日(土) 北京五輪 女子グループG
日本 0 - 1 アメリカ (18:00/秦皇島/16,912人)
得点者:27' LLOYD Carli(アメリカ)

★なでしこジャパン 次戦の予定
8/12(火) 20:45キックオフ(日本時間)/上海
ノルウェー vs 日本
----------

雨の予報が出ていたが、変わりやすいという秦皇島の天候はなんとか雨を避けてくれたようだ。暑さはそれほど感じることなくキックオフを迎えた。

 日本のスターティングメンバーにキャプテンの池田浩美が戻ってきた。初戦は戦術の関係で出場の機会はなかったが世界ランクトップのアメリカが相手では池田の守備統率力は必要不可欠だ。あとのメンバーは初戦と同じ名前が揃った。
後がない両者の戦いは開始直後から激しいものとなった。立ち上がりから前に出るプレーを心がけたかった日本だが、先手を取ったのはアメリカだった。いきなり立て続けにCKを2本連続で奪われる。セットプレーはアメリカの得意とするところ。日本としても十分に対応策はたたき込んできた。ここは落ち着いてクリアする。予想通り、激しく攻め込まれる時間帯が続く。17分にはLLOYD Carliの強烈なシュートを岩清水が顔面で受け、そのこぼれ球の流れからアメリカに攻め込まれるが、守備につく日本も囲んでボールをクリアする。日本に流れが来たのは22分、宮間あや、永里優希へとつなぎ最後は澤穂希がシュート、しかしこれはGKのセーブに合った。その直後には再び澤がループでゴールを狙う。わずかながら日本に訪れた確かな攻撃の時間だった。

日本の執拗な守備の甲斐もあり、なかなか枠に飛ばないアメリカのシュートだったが、27分、ついに試合が動く。ゴール前の混戦から抜けたボールをLLOYD Carliに決められてしまったのである。阪口夢穂が懸命に足を伸ばし、柳田美幸も詰め寄ろうとしていたがLLOYDを止めるとは出来なかった。「ブラインドになっていた訳じゃない。見えていたんですが…」とはGK福元美穂。一瞬生まれた隙をアメリカはモノにしたのである。

後半、日本は右サイドバックの近賀ゆかりと右サイドハーフの安藤梢のポジションを入れ替えて臨んだ。47分、その近賀が持ち込み、永里が詰めてCKを得る。GK前にいた大野忍がニアサイド寄りにDFを引き連れて走り込むと、その空いたスペースを狙って宮間が直接狙うがラインを割ってしまった。その直後にも澤からのパスを大野忍がクロスボールへとつなぎ、永里に合わせようとするが一歩及ばず。日本の流れであったがここでも決定的なゴールを生むことはなかった。
60分を過ぎたところで佐々木則夫監督は丸山桂里奈、原歩を立て続けにピッチに送り出す。なんとか同点に追いつきたい日本だが、ことごとくアメリカの守備の壁にはじき返される。82分、佐々木監督は最後のカードを切る。荒川恵理子と交代したのはなんと池田。ここで3バック3トップという超攻撃型の布陣で同点ゴール奪取へスパートをかけた。アメリカもたまらずクリアボールはすべてラインを割って出してくる。88分には大野が切り込んでクロスを上げるが走り込んだ永里には合わず。しかし絶対的なチャンスだった。ロスタイムは3分。ゴールを狙い続けた日本だったが、最後までゴールを奪うことは出来なかった。

これで決勝トーナメントへ進出するためには最終戦での勝利が絶対条件となった。加えて言うならばノルウェーがニュージーランドから1点止まりの勝利しか奪えておらず、得失点差でも日本はニュージーランドと並んでしまっている。まずはグループGの3位以上をしっかりと決めなければならない。
「もう勝点1なんていらない。勝点3を取りに行く。たとえ点を取られようが、さらに点を取りに行く。明日からはシュート練習に多く時間を割き、意識付けをしていきたい」とは佐々木監督。
組み立てや、守備はアメリカと十分に渡りあった。あとは決定力。この一言に尽きる。アメリカ戦の手応えだけをオリンピック土産になど出来るものか。この4年間目標にしてきた北京オリンピックで、なでしこジャパンの本当の強さをまだ見せてもらってはいないのだから。最終戦まであと2日。決戦の場は上海へ移される。

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着