8月9日(土) 2008 J1リーグ戦 第20節
横浜FM 2 - 1 G大阪 (19:33/日産ス/24,711人)
得点者:31' 大島秀夫(横浜FM)、53' 二川孝広(G大阪)、57' 坂田大輔(横浜FM)
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試合前のイベントで花火が打ち上げられたが、試合でも横浜F・マリノスの大島秀夫、坂田大輔による2発の花火が上がる。横浜FMは、2トップの得点により2−1でガンバ大阪を下した。リーグ戦での勝利は11試合ぶり。本当に長かったトンネルをついに脱した。
6日のヤマザキナビスコカップから中2日で再び迎えた両チームの対戦。横浜FMは、出場停止の松田直樹に代わり、ルーキーの金井貢史を左センターバックに起用。G大阪は遠藤保仁がスタメンに抜擢されトップ下に入り、ルーカスを1トップに配した。
G大阪のシステム変更の意図は、「中盤をコントロールするため、人数をかけてのプレッシングとポゼッションをポイントにした」(西野朗監督)というもの。それを理解した遠藤、二川孝広を軸に早いパスワークを序盤から披露。守備でも前回の戦いを踏まえ、明神智和が主に山瀬功治の見張り番を務め、前線からの守備も厳しかった。そのため横浜FMは、前回有効だったサイドチェンジを活用できない。
しかし、先制点が流れを変える。前半31分、田中隼磨からの右クロスがファーサイドで構えた大島へ。大島はジャンプ一番、頭で押し込んだ。
先制点の勢いに押され、G大阪の守備が後手を踏み始める。横浜FMは、36分の坂田の左ポストを叩くミドルシュートなどで好機を作った。
後半開始からG大阪が動く。山崎雅人を投入して2トップに変更。中盤は遠藤をボランチに、橋本英郎を右MFへスライドさせた。これで輝きを増したのが左MFの二川。遠藤の位置が下がった分、サイドだけでなく中でもボールによく絡む。また、横浜FMは河合竜二が1ボランチ気味になるため、彼への対応がやや遅れ、バイタルエリアで仕事をされてしまう。そして53分に、二川は右足ボレーで同点弾をゲット。
だが、その3分後、横浜FMが相手の一瞬の隙を突く。左サイドで坂田が一気にギアチェンジ。高速ドリブルで中澤聡太を抜き去り、シャープな左足シュートでゴールを奪う。その後は、G大阪に主導権を握られる時間帯が続いたが、榎本哲也の2本のビッグセーブもあり、辛くも逃げ切る。試合後、久々の勝利に酔うサポーターが回すトリコロールパラソルで、ゴール裏スタンドは彩られた。
勝った横浜FMは勝点22に伸ばしたが、順位は16位のまま。しかし、次戦(8/17@日本平)は勝点24で15位の清水エスパルスとの対戦を控えている。「FWが点を取れるチームはいい状態にある」(中澤佑二)だけに、清水を叩いて、いち早く降格圏内から抜け出したいところだ。
G大阪はこれでリーグ戦2連敗。順位は4位から6位に後退した。だが、遠藤のスタメン復帰の影響は大きく、G大阪らしい攻撃サッカーも展開した。首位・鹿島との勝点差は「3」。まだ優勝を狙う可能性は十分残されている。
以上
2008.08.10 Reported by 小林智明(インサイド)
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