8月17日(日) 2008 J1リーグ戦 第21節
清水 1 - 1 横浜FM (19:03/日本平/18,292人)
得点者:27' 中澤佑二(横浜FM)、46' 岩下敬輔(清水)
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試合内容から言えば、引き分けという結果は妥当なものだったし、ゲームの質もけっして悪くなかった。だが、勝ちきれなかったという意味では、どちらのチームも今シーズンの低迷を象徴するようなゲーム。特に、絶対に勝たなければいけない一戦として位置づけていたホームの清水にとっては、負けに等しい痛い結果となってしまった。
このところ中盤から後ろのメンバーは不動で、2トップが日替わりという清水は、今回は西澤明訓と矢島卓郎を先発で起用。横浜FMのほうは、松田直樹が出場停止で復帰して3バックの左に入った他は、11試合ぶりのリーグ戦勝利となった前節と同じスタメンでアウェーゲームに臨んだ。
どちらも復調の兆しが見える自分たちのサッカーをそのまま出すという狙いで試合に入ったが、ホームの清水のほうが入り方がもうひとつ。「相手の(前からの)プレッシャーを意識しすぎた部分があって、奪った後に落ち着きがなく、相手を恐がっているようなプレーが目立った」(長谷川健太監督)という指摘の通り、なかなか攻撃で自分たちのリズムを作れず、セカンドボールも拾えずにDFラインが下がってしまう。その結果、シンプルに早く3トップに縦パスを入れて攻めてくる横浜FMに、ゴール前まで迫られる場面が多くなってしまった。
そうした流れの中でも、15分にはセットプレーの2次攻撃から青山直晃が左からクロスを入れ、矢島卓郎がゴール前でフリーでヘッドという決定機を作ったが、これは枠をとらえることができない。逆に横浜FMのほうは、序盤の自分たちの流れの中でCKやFKをたびたび獲得し、27分の左CKの場面で山瀬功治のキックからニアに走り込んだ中澤佑二が鮮やかに合わせてゴールネットを揺らす。自分たちの大きな武器を生かして、見事に先制点を奪った。
清水にとっては非常に痛い失点だったが、ミスというよりしかたない面が強い取られ方によって、「逆に開き直れて、気持ちの切り替えができた」(西澤)という面が出て、徐々に自分たちのサッカーを取り戻していく。31分に兵藤慎剛のクロスから大島秀夫に決定的なヘディングシュートを打たれる場面を作られたが、それ以外は危ない場面を作らせず、一進一退の流れとなって1-0のまま前半を終えた。
そして後半開始早々の1分、今度は清水の司令塔・兵働昭弘の右CKから、ファーサイドにうまく回り込んだ岩下敬輔が頭で決めて1-1。こちらも見事なセットプレーできっちりと借りを返し、良い時間で同点に追いつくことに成功した。
こうなると、守備の堅いチーム同士の戦いだけに、次の1点が勝負を分ける息詰まる攻防が展開。その中で清水が前半よりもセカンドボールを拾って押し気味に試合を進め、両サイドから多くのクロスボールを入れたが、単純なボールでは横浜FM守備陣の高さに勝つことはできない。
横浜FMのほうも、22分に坂田大輔の裏への飛び出しと山瀬のクロスから決定機を作るが、ここは市川大祐がきっちりとロペスをマークしてクリア。その他にも清水と同様、クロスやセットプレーからチャンスをうかがったが、こちらも清水の守備陣が集中してつけいるスキを与えなかった。
終盤には、原一樹と北京帰りの岡崎慎司という活きの良いFWを投入した清水が、ホームの意地を見せて攻め込む。横浜FMのゴール前での激しいコンタクトが続き、清水側から見れば「PKでは?」という場面も何度かあったが、主審がペナルティスポットを指さすことはなく、どちらも守備の集中力が途切れることはなく、次の1点が決まらないまま90分がタイムアップ。どちらも熱い闘志と勝利への執着心は十分に発揮したが、最後の決め手を欠いて15位と16位という順位を変えることはできなかった。
清水にとっても本当に「あと一押し」というゲームだったが、それができないことが今の位置にいる最大の要因。もう一押しまでの距離は確実に縮まってはいるが、選手にもサポーターにも、もう少しの忍耐力が求められている。
以上
2008.08.18 Reported by 前島芳雄
J’s GOALニュース
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