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【J2:第32節 山形 vs 甲府】プレビュー:4連勝中の2位・山形が、前節で首位・広島を倒した甲府を迎える一戦! ピッチに嵐は吹き荒れるのか?(08.08.24)

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8月23日(土)J2 第32節 山形 vs 甲府(19:00KICK OFF/NDスタ
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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 前節、仙台とのダービーマッチを制した山形は4連勝。序盤から押されはしたものの、がっちりと受け止め土俵際で寄り切るような展開に、小林伸二監督も試合当日は「いい試合だった」と選手たちをねぎらった。しかし、翌日のリカバリーでは、今季いいゲームをした直後の試合で負けていること、次節の相手が分が悪い甲府であることを確認することで、改めて落とすことのできない一戦であることを心に刻んだ。山形は、現在のJ2でもっとも攻撃に勢いのあるチームをホームに迎える。

 「攻撃は最大の防御」そんな言葉が思い浮かぶほど、その相手、甲府はボールに襲いかかり、ゴールに迫る迫力を強烈に発散している。前節は首位・広島を2−0で破ったが、10−7とシュート数でも制した。さらにその前の徳島戦では、前半で相手が10人になった条件はあったにせよ、シュート数23−3という圧倒的な力の差を見せ、3−1で勝利した。第1クールでは狭いスペースでパスを回しながら相手ゴールに迫れずにいたが、その面影は微塵も感じられない。いや、今のスタイルこそ甲府本来の姿と言える。

 この転機となったのはもちろん、マラニョン、サーレスの外国籍選手の加入だ。2人そろってJデビューした第26節・熊本戦ではマラニョンの先制弾などで3−1と快勝。以来、マラニョン3得点、サーレス1得点を挙げ、その間、チームも鳥栖に敗れただけの4勝1分け1敗と好調だ。縦のフィードにも鋭く飛び出し、相手ディフェンダーとも最後まで競り合っているが、そうした『マラニョン−サーレス効果』はチーム全体に波及している。ボールを奪ってから仕掛けまでに迷いがなくなり、多くの選手が早いタイミングでボールに絡む動き出しを始めている。また、攻撃への信頼から、ディフェンスラインでも必要以上のリスクを負うことがなくなった。高いラインの背後を狙われることは宿命的にあるとしても、今は水際で跳ね返せるだけの耐性も整いつつある。3位・鳥栖まで勝点10差。とにかく追い続けなければならない状況だ。アンカー林健太郎が抜けたあとのバランスの乱れや、広島に勝利したあとの気の緩みを排し、上位進出へのスピード加速を狙う。

 その甲府に、今シーズン1分け1敗と勝てていないのが山形だ。前回の対戦も仙台戦の直後だった。仙台に第1クールのリベンジを果たし、6連勝で迎えた第21節。当時12位と低迷する甲府を相手に、コーナーキックから林健太郎に決められ1−0で敗戦。達成感から来る気持ちの緩みは最大限に警戒していたが、問題はむしろほかのところにあった。7試合勝利なしと崖っぷちに立っていた甲府はそれまでと打って変わり、開き直ったような気迫あふれるプレッシングを展開。さらに4−3−3の右ウイング大西容平はマッチアップする山形の左サイドバック石川竜也を徹底マークした。攻撃の起点が石川に偏重していた山形は手詰まりとなり、裏へ蹴り出すボールも甲府ディフェンダーの必死の戻りやGK桜井繁の好セーブに遭い、少ないチャンスを活かせなかった。

 石川を抑えられたときにどうするのか。それを克服しなければ、チームの成長も、その先で得られる歓喜もない。突きつけられた課題に本格的に取り組んだのは、あの甲府戦がきっかけだった。展開力が特長のボランチ佐藤健太郎を経由したサイドチェンジに磨きをかけたり、ディフェンスラインでのビルディングアップの見直しを図ることで、石川だけに頼らない起点づくり、さらには、最終的に石川をフリーにするポゼッションの改善を積み重ねてきた。今シーズンの2戦では得点を挙げることができなかった甲府戦だが、今回の対戦は、そうしたこれまでの成果を試す絶好の機会でもある。

 ゲームは、キックオフと同時にいきなりヤマ場を迎えそうだ。甲府はこれまで同様、立ち上がりから15分ほどは攻守に圧倒してくることが予想されるが、山形が前節・仙台戦同様、辛抱強く対応できるのか、それとも簡単にゴールを割らせてしまうのかで、その後の展開は大きく変わってくる。そして、小林監督が「甲府はすごく積極的なサッカーで、少々後ろを取られるのは仕方がないという考えを持っている。そこをうまく突ければチャンスになる」と分析するように、守備でリズムをつくることができれば、攻略できない相手ではない。苦し紛れのクリアではなく、狙ったフィードを甲府ラインの向こうで合わせたい。仕上げはもちろん、フォワードだ。前線で攻撃の軸となる長谷川悠は「甲府はラインの上げ下げが早いので、駆け引きしたい」と、前回は不発に終わった甲府戦でのリベンジを意識すれば、前節で代表からの復帰を鮮烈に飾った豊田陽平は「とにかく自分のできるプレーをすることが大事」と気負わずにこの一戦に臨む。

 相性の良さで甲府が2位・山形の連勝を止め、J2をさらなる混戦に巻き込むのか。14戦で10勝とホームで圧倒的に強い山形が甲府の勢いを抑え、着実にその歩を進めるのか。男の根性見せてやれ。

以上

2008.08.22 Reported by 佐藤円
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