今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【第88回天皇杯3回戦 横浜FC vs 沖縄】プレビュー:目標に向かって新たなスタートを切る横浜FCが、Kyuリーグ覇者沖縄かりゆしFCを迎え撃つ。(08.10.11)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
10月12日(日)第88回天皇杯3回戦 横浜FC vs 沖縄(13:00KICK OFF/ニッパ球
-三ツ沢へ行こう! スタジアムガイドはこちら-
試合速報 | 天皇杯特集
----------

 第88回天皇杯は、いよいよ3回戦となり、J2のクラブが登場する。全てのチームの目標は、もちろん元旦の国立競技場のピッチに立ち賜杯を掲げることであるが、カテゴリの枠を超えて日本中のクラブが参加資格を持つこの大会においては、上位のカテゴリのクラブとの距離感を感じ、あわよくばアップセット(番狂わせ)を狙いクラブの勢いをつけることも大きな目標となる。この試合では、J2に所属する横浜FCが、Kyuリーグに所属する沖縄かりゆしFCを、2つのカテゴリ差を超えて迎え撃つことになる。

 横浜FCは、今シーズンを「J1でも通用するサッカーで1年で昇格」を目標に戦っていたが、先週行われたJ2第39節C大阪戦で、昇格の可能性が消滅した。第3クールに入り狙いとするプレー自体はピッチの上で表現できるが、90分間の中に流れる試合のペースの変化への対応が遅れたり、良い内容で試合に勝利しても次の試合に続かない日々が続いている。

 天皇杯が始まる今の季節は、来年の戦いを見据えた取り組みが始まる季節である。J1昇格の可能性がなくなった現在、この試合は新たなスタート地点となる。J2の残り6試合と天皇杯での戦いのポイントは、来年の戦いに向けてどこまでをベースとして残せるか。今、必要とされるベースは、チームとして90分間を安定して戦える経験の獲得だ。横浜FCは、今週鳥取でキャンプを行い、10/9にはJFLのガイナーレ鳥取と試合を行ったが、この試合でも1-2と結果が残せなかった。ミスをなくしてペースを渡さないこととだけでなく、ミスでペースを相手に渡しても我慢して自分のペースに引き戻すことが重要であり、チームとしての戦い方の波を早く身に付ける必要がある。沖縄FCかりゆしは、全力でぶつかってくることは間違いない。その中で、ペースをしっかりコントロールして、勝利に結びつけたい。

 過去、横浜FCは天皇杯で善戦をしている。2001年にはFC東京、2004年には広島に勝利している。2005年の第3回戦では、その年Jリーグを制したG大阪に対して延長戦まで3-3と粘り、PK戦で7-6と敗れる好ゲームを演じた。この激闘で得た自信が、翌2006年の奇跡のJ2優勝の土台の一部となっているといっても過言ではない。来年こそJ1昇格を狙うのであれば、J1との距離感を縮めることができる天皇杯は、非常に重要な大会となる。そのためにも、この試合に勝って、11/2に新潟と対戦できる立場に立たなければいけない。

 沖縄かりゆしFCは、2年連続5回目の天皇杯出場で、2年連続の3回戦進出となる。昨年の3回戦では延長戦で愛媛FCに惜敗したが、2003年にはサガン鳥栖を破った実績を持つ。今年のKyuリーグは16勝2敗で、第7週から12連勝で締めくくり、5年ぶり3度目の優勝を達成。天皇杯を含めると14連勝中と、勢いと勝ち癖を身にまとい横浜FCに挑む。Kyuリーグでコンスタントに2点以上取っている攻撃陣は魅力、その中でも昨年まで東京ヴェルディ1969に所属した齋藤将基は、第2回戦でも終了間際の決勝ゴールを決めている。J2のレベルを知る齋藤がチームを落ち着かせることができれば、チャンスができるだろう。翌週には全国社会人サッカー選手権大会、そして11月には全国地域リーグ決勝大会を控える。この試合に勝って、さらにチームに勢いを付けていきたい。

 ポゼッションに勝る横浜FCが試合を支配する展開が予想されるが、沖縄かりゆしFCが横浜FCのペースに慣れてきた時、そして横浜FCが一瞬の隙を作った時、アップセットのチャンスが生まれる。横浜FCは早い時間にゴールを奪い試合のペースを支配すること、沖縄かりゆしFCは横浜FCのスキを待ち、冷静に突いていくことが、勝利への鍵となる。両チームにとって、この試合に集中できる状況は整っている。カテゴリの差は関係ない。将来のステップアップに向けたプライドを掛けた戦いに注目したい。

以上

2008.10.11 Reported by 松尾真一郎
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着