10月12日(日)第88回天皇杯3回戦 大体大 vs 広島(13:00KICK OFF/秋田)
試合速報 | 天皇杯特集
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J1昇格が内定し、J2の優勝も果たした広島にとって、次の目標は何か。
もちろん、2004年の川崎Fのみが達成した「勝点100超え」の可能性も数字上では残されており(残り5試合で4勝1分以上)、ペトロヴィッチ監督も「狙っていく」と語る。
しかし、ゼロックス・スーパーカップ以来のJ1クラブとの闘いが待つこの天皇杯の重要性は、監督や選手たちも強く認識しているところ。「今回の天皇杯の目標は、前回以上の成績、つまり優勝だ」と指揮官が語ったのも、決勝まで勝ち残りより多くのJ1クラブと公式戦を闘うことで、来季への自信と課題を数多く手にできるからだ。
しかしその前に、広島は難しい相手との闘いをクリアしなければならない。それが、今夏の総理大臣杯覇者・大阪体育大である。
昨年、入れ替え戦で敗れて関西学生リーグ2部に降格した大体大だが、その実力は関西でもトップクラス。関西学生選手権では2年続けて決勝に進出し(昨年は優勝)、総理大臣杯では関東の強豪・国士館大や関西学生選手権優勝チームの阪南大を破り、関西2部のチームとしては初の優勝を飾った。柏加入が内定した大型左サイドバック・橋本和や攻撃の起点となる森俊章、183センチの大型FW熊元敬典らの4年生と、野洲高出身の右MF・村田和哉(2年)や1年生でゴールマウスを死守する松本智広ら下級生がうまくかみ合い、ここまで快進撃を続けている。
特に活躍が目立つのは、2年生ながらエース・ストライカーの座に君臨している川西翔太だ。関西学生選手権準決勝の近大戦では1試合5得点という離れ業を演じ、総理大臣杯決勝の阪南大戦では2得点をあげて優勝に貢献。さらに天皇杯では2試合で3得点。1回戦のTDK戦では延長前半に決勝点をあげ、2回戦のグルージャ盛岡戦では2得点をあげる大車輪の活躍を見せている。広島戦でも盛岡戦同様、大体大はこの川西を中心とした速攻で攻撃をつくっていくだろう。
もちろん、攻守に圧倒的な安定感を見せて今季のJ2を制した、広島の優位性は揺るぎない。しかし、天皇杯の怖さは「負けたら終わり」という一発勝負にある。例えば昨年、3回戦から登場したJ2クラブのうち、京都が明大に敗れ、仙台も順天堂大に苦杯を喫した。さらにJ1クラブでも、清水が明大と3−3の接戦を演じ、PK戦で辛うじて勝利するという苦戦を強いられた。大学生のチームは、プロを相手に高いモチベーションで臨んでくる。一方で、プロ側に「勝って当たり前」の重圧と相手を「格下」と見ることによる集中力の欠如が見られる傾向にあり、そこに番狂わせが起こる可能性が増大してくる。
「相手は今夏の大学王者。毎日、いい練習を重ねているはずだ。そういう相手に対し、簡単に勝てるとは思っていない。いつもどおり真摯な想いで相手に対峙し、しっかりと走らなければ決して勝てない」と言うペトロヴィッチ監督は、一発勝負の怖さとモチベーションの重要性を毎日の練習で力説し、選手たちに「絶対に勝つんだ」という意識を植え付けていた。さらに指揮官は、日本代表に招集されている佐藤寿人を除く現時点でのベストメンバーで、この試合に臨むと公言。6月11日の甲府戦で負傷し離脱していた森脇良太を、満を持して起用することも明言した。
昨年のJ2降格決定後、選手が一丸となって磐田・F東京・G大阪と撃破し、元旦の決勝進出を果たした広島。この快進撃がチームに自信を植え付け、今季のゼロックス・スーパーカップ優勝・J2優勝につながったことは、論を待たない。来季のJ1に向けての闘いという意味合いと同時に、サンフレッチェ広島として5度目の決勝進出を果たし、そして今度こそ悲願の初優勝を果たすためにも、ここで負けるわけにはいかない。「モチベーションを高く保って、いつもどおりの自分たちのサッカーをやり抜きたい」という青山敏弘の言葉を全員で表現し、難しい初戦を突破したい。
以上
2008.10.11 Reported by 中野和也
J’s GOALニュース
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