10月12日(日) 第88回天皇杯3回戦
佐川印刷 1 - 2 愛媛 (13:01/ニンスタ/1,569人)
得点者:37' 平井 晋太郎(佐川SC)、41' 内村 圭宏(愛媛)、63' 大木 勉(愛媛)
試合速報 | 天皇杯特集
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試合後に愛媛の選手たちが改めて口にしたが、分かっていても、気を引き締めて臨んでも難しい天皇杯の初戦。それにしても、この日は愛媛の選手たちの想像を超える厳しい90分が待ち構えていた。
序盤からセカンドボールを拾い、優位に試合を進めていた佐川印刷は前半37分、平井晋太郎が愛媛のゴールネットを揺らす。10分、34分と右サイドから決定的な場面を作り出していた佐川印刷だったが、この先制点の場面は左サイドから生まれた。ワントップに町中大輔を置き、2列目に3枚の選手が並ぶ布陣で、右サイドから大坪博和が、左サイドからは平井晋太郎が飛び出してサイドの攻防で優位に立った。
もちろん愛媛にもチャンスはあった。24分にはFW大木勉が、35分に今度はFW内村圭宏がペナルティエリア内でマークを振り切りシュートまで持ち込んだが、GK大石和夫に阻まれる。結果的には41分、カウンターから大木のスルーパスに反応した内村が抜け出し、強烈なミドルシュートで愛媛が同点に追いつくが、試合は佐川印刷のペース。「今日もやり方は変えていない」と中森大介監督は語ったが、積極的に仕掛け、ゴール前で粘り強く体を張った佐川印刷の気迫に、愛媛が飲み込まれる展開となった。
その勢いのまま、後半に入っても愛媛を圧倒していた佐川印刷。7分、10分、16分とたて続けに愛媛のゴールを脅かす。特に左サイドから平井、あるいはサイドバックの松岡真吾がFWの町中へラストパスを供給していった。しかし、いつ追加点が生まれてもおかしくない時間帯に決められなかったことが致命傷になる。愛媛は63分に内村、赤井秀一とゴール前でつなぐと、最後は大木。角度の無い位置から、体制を崩しながらも左足のボレーで逆転弾を叩き込んだ。これでようやく落ち着きを取り戻した愛媛。サイドでの主導権を奪い返し、ロスタイムに訪れたFKからのピンチもGK川北裕介を中心に守りきった。
結果的に敗れはしたものの、ロスタイムにはGKも攻め上がり最後まで勝負をあきらめなかった佐川印刷。シュート数でも愛媛の15本を上回る18本を放ち、見せ場を作り続けた。「最後まで落ち着かず、バタバタしてしまった」と大坪は振り返ったが、惜しむべきはフィニッシュの部分でその焦りが出てしまったこと。常に先手を取って試合を運び、あれほど迎えた決定機で1点に止まったことが最大の敗因となってしまった。
逆にJのプレーを見せ付け、勝利を手繰り寄せたのが愛媛の2点。迷わず右足を振り抜いた内村のミドルシュート、そして大木のゴールはどちらも今年のベストゴールにあげられそうな見事な得点。「勝ちたかったし、勝たなければいけなかった」「取り返す自信はあったし、取り返さなければならなかった」と愛媛の選手たちが語ったように、意地とプライドを示した逆転劇だった。
しかし、忘れてはならないのが逆転するまでの内容。最終ラインから前線までが間延びし、セカンドボールを拾われて立ち上りからゲームを作ることができなかった。ゲームプランが崩れた時にどのようにして最悪の状態を回避するか。今シーズン抱え続けた課題を一気に解決することは難しいが、草津戦に続き結果は残した。ただ、この歩みを止めず内容を高めていかなければ来週の仙台戦、そして4回戦の浦和戦で結果を出すことは難しいだろう。
以上
2008.10.12 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
一覧へ【第88回天皇杯3回戦 佐川印刷 vs 愛媛】レポート:佐川印刷の勢いに圧倒されながら、意地とプライドが生み出したスーパーゴールで愛媛は再び浦和への挑戦権を得る。(08.10.12)
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