10月26日(日)J1 第30節 F東京 vs 鹿島(14:00KICK OFF/味スタ)
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F東京が昨季王者・鹿島に挑む。ディフェンディングチャンピオンは今季も終盤を迎え、首位をひた走る。混戦のJリーグを盛り上げるためにも、ここでF東京は負けるわけにはいかない。試合は明日14時、味の素スタジアムでキックオフする。
磐石の王者をいかにして攻略するのか。F東京が鹿島の独走を阻止する。鹿島不動の中盤をボックス型にした4−4−2システムは、両サイドバックの攻め上がりを促すために2列目の選手が中央に入ってプレーする機会が多い。ボールを奪ってすばやく展開できれば、サイドで数的同数または優位な状況を作ることが可能だ。1対1での積極的な仕掛けはもちろんのこと、さらに逆サイドへと展開する揺さ振りも効果的に使いたい。とはいえ、サイドを攻略しても中央には高さのあるDF岩政大樹が待ち構える。ゴールを割るためにはボックス内での動き出しの質や、精度の高いクロスが要求される。
そして、鹿島を攻略するには得点ランク首位のFWマルキーニョスを抑えなければいけない。ボールテクニックや無類の決定力も特筆すべきだが、それ以上にしたたかなポジショニングも見逃せない。ゴールを目指しながらも、のらりくらりとポジションを変えてくる。最前線のプレッシャーが厳しいと思うと、サイドに流れたり、ポジションを下げてボール回しにも関与したりしてくる。この難敵をグループとして常に意識しておかなければならないのは、かなりのストレスだ。だが、鹿島が王者たる由縁はマルキーニョスの存在にとどまらない。マルキーニョスをケアしてくる対戦相手を逆手にとって、次々と周りの選手がゴール前へと顔を出してくる。中盤の高い構成力が可能にするこのゴール前での駆け引きにも警戒が必要だ。F東京は、DFと中盤で2ラインを作り、陣形を整えた上で相手の時間を耐えなければならない。
この大一番のキーマンとなるのは、けがから復帰したMF羽生直剛に違いない。攻撃面に課題を残してきたF東京にとって、羽生の復帰は心強い。ここ数試合は、前線と中盤が間延びして攻撃に厚みがない時間帯が存在した。「羽生が1.5列目から顔を出すことで中盤にモビリティが加わる。足元で受けることもできて裏にも飛び出せる。ゲームを作ってくれると思う」(城福監督)
カボレを左サイドに張らせ、右サイドにはウイングタイプの石川直宏を配置すると、自ずと選手の距離は遠くなる。DFと中盤の間でボールを受けられる特長を持った選手の不在が連敗を招いた要因の一つだろう。「けがをしてチームを離れていたので僕自身、はがゆい思いをしてきた。周りの選手の強みをうまく引き出せるように選手同士を上手くリンクしたい」という羽生は不可欠な存在だった。
F東京はここ数年、中位に居座り続けた。染み付いたメンタリティがあるだけに、スリリングな上位争いはあまりに刺激的だったはずだ。このまま、その争いから脱落するのはあまりにももったいない。羽生は、千葉時代を思い出してこう話していた。「千葉が優勝争いの渦中にいたとき、僕は何もできなかった。けがをしていたわけではなく、メンタル的に乱れて本来のプレーができなかった。若かったのもあるし、優勝というプレッシャーに緊張してしまった。チーム全体に何かが変わることへの恐怖心が存在したし、自分もその空気に侵されてしまった」
代表選出、そして移籍。多くの経験を積んできた羽生はたくましさを備えた。現在の羽生は、過去の自分への挑戦を楽しんでいるようにさえ思える節がある。「僕自身一つのトライだと思っている。若いときは緊張もした。1年目のときは、試合前日に眠れないことさえあった。正直、そういう選手だったんです。そういう経験もあって、今は移籍をして、代表の経験も積んで、じゃあ自分はどんな状況であっても普段どおりのプレーができるのか、それともできないのか。正直、やってみないとわからない。でも少なからず、その経験はいかせると思っている。このFC東京というチームに貢献したい。淡々と変わらず、今までの延長線上に目の前の一試合があって、その試合だけに集中するということをみせたい。仮にチームに恐怖心が芽生えて臆病になったとしてもそのときは、自分は普段どおりにやればいいということを示したいし、その空気をチーム全体に広げたい。そうやって『このチームに羽生がいてよかった』と思ってもらえるようなプレーをしたい」
城福監督はシーズン途中、今季新加入の背番号22にキャプテンマークを託した。プレーヤーとして、そしてキャプテンとして。羽生の挑戦はまだ終わらない。その小さな背中から、多くのことをチームメイトに語りかけてきた。王者を倒すにはこの男の活躍は欠かせない。
以上
2008.10.25 Reported by 馬場康平
J’s GOALニュース
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