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【第88回天皇杯4回戦 大宮 vs C大阪】プレビュー:リーグでは崖っぷちの両チームの戦い。リーグ終盤への希望を手にするのは果たしてどちらか。(08.11.02)

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11月2日(日)第88回天皇杯4回戦 大宮 vs C大阪(13:00KICK OFF/NACK)
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 J1とJ2、カテゴリーは違えども、両チームともにリーグにおいて置かれた状況は似ている。とにかく崖っぷちであるということだ。

 現在J1で15位につける大宮。前節千葉に勝利したことで、降格圏内から脱出したものの、17位磐田との勝ち点差はわずか2であり、まったくもって予断の許さない状態が続いている。この天皇杯4回戦の結果はリーグとは直接関係ないが、いい内容で勝って、リーグ戦に弾みをつけたいところ。そのためにも重要な一戦と言えよう。

 前節千葉戦の勝利はチームに大きな自信を与えた。特に6試合ぶりにゴールを奪ったことにより、今までの停滞感が払拭されたことは大きい。チーム得点王のデニスマルケスの負傷以来、攻撃は湿りがちだったものの、前節はボランチに入った小林大悟を中心に中盤で流れるようなパスワークを見せ、千葉の倍以上の23本のシュートを放ち、ゴールを襲い続けた。「今までで一番いい内容だった」と波戸康広が語ったように、手ごたえ十分の90分であった。

 だが、大切なのはいい流れを続けることである。いい内容が1試合だけならば、残留争いを勝ち抜くことは難しい。それだけにこの試合で前節のようなアグレッシブな試合を見せることが求められる。相手はJ2だが、それは関係ない。とにかく大宮らしいサッカーで勝利をおさめることで希望は広がっていくのである。

 期待したいのは第29節東京V戦でJリーグデビューを果たした塚本泰史。ルーキーながらも積極的なプレーを見せて、チームに勢いを与えている。特に彼の右足から放たれる強力なキックは注目。FKから狙うブレ球シュートは一見の価値ありだ。残留争いを勝ち抜くためにもラッキーボーイの出現は欠かせないだけに、彼のプレーが大宮の命運を握っていると言っても過言ではないかもしれない。彼のような若手と千葉戦でゴールを決めた藤本主税や小林大悟といった経験豊富な選手との融合ができれば、チームは一回り大きくなるはず。この試合でそうしたチーム力を見せつけて勝利を奪い、終盤戦にはずみをつけたい。

 一方、C大阪は前節、3対1とリードしながらも後半に立て続けに3失点を喫し、昇格争いのライバル仙台に逆転負け。J1昇格が厳しくなっただけでなく、ショックの残る負け方でチームとしての自信も木っ端微塵に砕かれることとなった。ただ、まだ昇格の可能性がなくなったわけではないことを忘れてはいけない。そのためにも1日でも早く立ち直り、それを試合で見せることが必要である。この試合でJ1チームを倒せば、自信を取り戻すことができるはず。何が何でも勝利をもぎ取りたい一戦だ。

 ただ、前節負けはしたものの、決して内容が悪かったわけではない。むしろ、ここ数試合、内容は間違いなく向上している。特に左ウイングバックのジウトンを中心とした攻撃は破壊力抜群。10試合連続で2得点以上をあげており、J1相手でも攻撃的なサッカーを貫くに違いない。U-19日本代表招集のため香川真司を欠くことになるが、その状況はこれまでのシーズンで多々あったことであり、チームとしての戦い方に変わりはない。守備の組織が甘く、立て続けに失点をしてしまう悪癖を修正しなければならないが、まずは持ち味の攻撃力を出せるかどうか。持っているすべてを出し切りたい。

 両チームともに勝利という名の「はずみ」を求めに、この試合へ向かう。リーグ終盤戦に向けての希望を見出すのは、果たしてどちらか。

以上

2008.10.31 Reported by 佐藤拓也
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