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【第88回天皇杯4回戦 松本山雅 vs 神戸】レポート:力の差を見せつけ、神戸がクラブ記録を更新する8ゴールで圧勝!(08.11.02)

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11月2日(日) 第88回天皇杯4回戦
松本山雅 0 - 8 神戸 (12:59/ホムスタ/3,268人)
得点者:13' 吉田孝行(神戸)、29' 田中英雄(神戸)、50' レアンドロ(神戸)、63' 栗原 圭介(神戸)、65' 大久保嘉人(神戸)、73' 栗原 圭介(神戸)、75' 栗原 圭介(神戸)、84' レアンドロ(神戸)

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試合前、ひときわ大きくホームズスタジアムに響き渡ったMF朴康造とDF茂木弘人に対するサポーターコール。ケガによる長期離脱からの完全復活を告げるべく、公式戦へのメンバー入りを果たした2人に対するサポーターからのプレゼントだろう。これに対し、先発に名を連ねたDF茂木も、サブメンバーで出番を待つMF朴も、深々と一礼し手を挙げて応える。「ゲーム前からサポーターがコールしてくれて、すごいうれしかったので、それに応えようと思っていた(MF朴)」。

試合は序盤から神戸がペースを握る。先のJ1リーグで先発を飾ったメンバーのうち、ケガにより離脱したMF金南一、FW馬場賢治をはじめ、計5人が入れ替わった中でスタートを切ったが、乱れは見られない。明らかなレベルの差が感じられる松本山雅を尻目に、攻守にリトリートされた戦いを展開。
その中で13分にFW吉田孝行が、29分にMF田中英雄が決めて2-0とスコア的にも優位に試合を進める。

対する松本山雅も何とか反撃を試みようとするが、神戸DF陣のほつれはなく、エースのFW柿本倫明になかなか効果的なボールが入らない。というより、それ以前にボールを保持しても、神戸のプレッシャーの前にボールコントロール、パスミスが目立ち、決定的なシーンを作り出せないという印象。加えて、40分にはMF今井昌太がラフプレーにより一発退場。数的不利の戦いを強いられることになる。

2-0で迎えた後半。神戸は立ち上がりからMF松岡亮輔に代えてMF朴を投入。数的不利な状況も重なって、なす術のない松本山雅に対し、完全なるワンサイドゲームで落ち着いてボールを支配しゴールを重ねて行く。
しかも特筆すべきは途中出場でピッチに立った選手たちの活躍。先に名前を挙げたMF朴は右の攻撃的MFに位置し、右サイドを活性化。得意の運動量を活かして攻撃を勢いづける。また60分にFW吉田に代えて投入されたFW栗原圭介に至っては、63、73、75分にゴールを挙げるハットトリックの活躍。ここ数試合、先発から外れていたチーム最年長のベテランが、ピッチ上で存在感を示す。
結果、終わってみれば神戸の公式戦史上最多となる8ゴールを決めて、8-0の大勝。もろろん力の差を思えば、ある意味、当然とも言えるスコアかもしれないが、その中で安定した守備をベースに、個のミスも少なく、代わってピッチに立ったメンバーも落ち着いてゲームをコントロールし、無失点で戦いを終えたことは、残り4節となったJ1リーグの戦いに更なる弾みをつけたと言える。
これに対し松本山雅FCは、今年最後の公式戦を大敗したとはいえ「明らかに実力の差はあったが、これを経験できたことは、クラブとして価値があること。これを経験として選手たちには成長していってもらいたい」と吉澤英生監督。将来、Jリーグ参入を目指すクラブ、チームにとって貴重な財産となったことだろう。

余談だが、試合後、ヴィッセル神戸側のゴール裏サポーターから松本山雅FCに対して、エールが届けられると、これを受け、松本山雅FCサポーターも、ヴィッセル神戸へお返しのエールを送るといった一幕があった。戦いのステージこそ違えど、戦いが終われば、共に『サッカー』を愛し、チームを愛し、より高みを目指して戦うという意味で、『同志』とも言うべき存在。そうした互いの思いが通いあった中でのエール交換は、日本サッカー界最古の大会である『天皇杯』ならではの光景でもあった。

以上

2008.11.02 Reported by 高村美砂
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