3月7日(土)J1 第1節 磐田 vs 山形(16:00KICK OFF/ヤマハ)
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3年計画で出直しを図る磐田と、J1での初ゲームを迎える山形。どちらも新たな旅立ちという意味では同じ立場だが、ホームでの開幕戦で絶対に勝たなければいけない磐田と、純粋にチャレンジャーとして戦える山形という違いがどのような影響を及ぼすのか。そうした意味でも見どころのつきない開幕戦と言える。
ハンス・オフト監督から柳下正明監督にバトンタッチし、システムも3-5-2から4-4-2へと変わった磐田。ただ、レギュラー候補の中で新戦力はDF那須大亮だけであり、その那須も期待以上に早くチームに順応し、4バックへの変更にも守備陣がスムーズに対応。1週間前の練習試合(名古屋戦)では攻守ともにまずまずの仕上がりを見せており、柳下監督も「いくつか問題はあったが、全体的にはやろうとする攻撃でチャンスを作れているし、やろうとしている守備でボールを奪うこともできている」と語った。
2月の後半には、茶野隆行、駒野友一、那須と守備の主軸選手にケガが相次いだが、GK川口能活も含めていずれも開幕戦には出場できる見込みで、守備に関する不安は少ない。
というわけで、ここまではかなり順調と言えるが、「本当に細かいことが大事で、そこは1年を通してやっていかないといけない」と柳下監督が言うように、その細かい部分で勝敗が分かれる可能性はある。たとえば、現時点ではまだ不必要なミスからカウンターを食らってピンチを招く場面が多く、万一そこから先制点を与えてしまうようなことがあれば、山形に自信を与えてしまい、苦しいゲームとなるだろう。精神的なプレッシャーは磐田のほうが大きくなるだろうが、その中で冷静なゲームコントロールができるかどうかが、磐田にとっては最大の注目点となる。
攻撃面では、ピッチをワイドに使った攻めがうまくできるかという部分が大きな注目点。今年に入って進境著しいボランチの山本康裕が、両サイドに質の高いパスを数多く供給できるかどうかという点も見どころとなる。
また、ジウシーニョはまだ十分にキレが出ていないが、エースの前田遼一が好調なのは非常に頼もしいところ。4年ぶりに開幕戦に出場できそうな前田のところでボールがよく収まるので、そこからサイドへも展開しやすくなっている。したがって、磐田としては前田にどれだけ良い形でボールを入れられるか、逆に山形としてはその縦パスをいかに制限できるかが、試合の流れを左右する大きなポイントになるだろう。
一方、山形のほうは、今週に入ってユニフォームスポンサーが正式に決まったばかりで、予算規模や戦力からいっても苦しい戦いが予想されているが、小林伸二監督を中心にしたチームのまとまりという部分では他チームに負けない。システムは昨年と同様の4-4-2となる見込みで、この部分に関しては磐田よりも熟成されている。プレシーズンのゲームでも、J1勢を相手に十分に戦えるところを見せており、こちらも開幕に向けて順調な仕上がりを感じさせる。
ヤマハスタジアムでは初めての戦いということもあり、アウェーで相手ペースの時間が長くなるかもしれないが、そこはチームとしても織り込み済み。耐えるべきところはしっかり耐えて、磐田のミスを突いたカウンター攻撃という部分は虎視眈々と狙ってくるだろう。守るべきところで粘り強く守り、限られたチャンスをゴールに結びつけられるかどうか。そこが山形にとっての見どころとなりそうだ。
逆に磐田としても、カウンターを食らう場面をまったくゼロにすることはできないので、最後のところでどれだけ踏ん張れるかという部分は大きな注目点となる。
今季は「相手よりも一歩早く動き出す、相手より1mでも長い距離を走りきる」ことを目指している磐田。2節以降でG大阪、浦和、F東京、千葉、清水と厳しいマッチメイクが続くこともあり、この開幕戦では何としても勝点3がほしいところ。たとえきれいなサッカーができなかったとしても、最後まで必死に走り抜いて勝利をたぐり寄せなければならない。だが、山形のほうもハードワークでは負けないという自負がある。そんな中での体力・気力の勝負が、最後には大きく勝敗を分けることになるかもしれない。
以上
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