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【J1:第9節 京都 vs 名古屋】レポート:ダヴィの一撃で名古屋が試合を制する。リズムを作れなかった京都は守備の統制にほころびを感じさせる(09.05.03)

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5月2日(土) 2009 J1リーグ戦 第9節
京都 0 - 1 名古屋 (16:04/西京極/10,950人)
得点者:41' ダヴィ(名古屋)
スカパー!再放送 Ch185 5/3(日)23:30〜(解説:西村昭宏、実況:寺西裕一、リポーター:和田りつ子)
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京都、悪い流れを止められず。無得点で名古屋に敗れた。
名古屋は杉本恵太、福島新太をリーグ戦では今季初めて先発から起用し、4−2−3−1の布陣で、中盤左に杉本、中央に中村直志、右に小川佳純を配置した。京都は、4−1―4−1でパウリーニョのワントップ、佐藤勇人のワンボランチという形。

主導権は序盤から名古屋。「ラインに吸収させる様に4トップ気味にきた」と佐藤勇人が語る通り、名古屋は中村が前線に入り込み、ワンボランチの佐藤勇人が対応のためDFラインに入り込む場面があった。京都のDFラインと中盤の間に空いたスペースを、名古屋は有効に使うことで先手をとった。
だが、京都も10分に林丈統、29分、40分に渡邉大剛がシュートを放つなど徐々にペースをつかみ始めていた。
そんな中で京都は一瞬、隙を見せてしまった。41分、GK楢崎正剛のキックから、ダヴィと李正秀が競るとボールは流れて中村に。中村が右にポジションをとっていた杉本へ。エリア内右の杉本が、京都の左サイド染谷悠太に仕掛け、中にクロスを上げるとそこにはダヴィが。ダヴィが頭で押し込み、名古屋が先制する。

後半、攻撃的に出る京都。だが、名古屋DF増川隆洋、吉田麻也に跳ね返され、そのこぼれ球を山口慶、福島に拾われ、ゲームを支配される。
京都は金成勇(57分・パウリーニョOUT)、中谷勇介(67分・林OUT)を投入。運動量を上げ、さらに前からプレスをかけられるようになり攻撃が活性化する。名古屋は津田知宏(71分・OUT福島)を投入し、4−4−2に切り替える。
京都はさらに加藤弘堅(73分・ディエゴOUT)も投入。選手は、なんとか追いつこうと必死でボールを追いかけるがとうとうタイムアップ。京都は0-1で敗れ4連敗となり、16位にまで順位を落とすことになった。

「前半と後半で相手はやり方を変えてきた」とは名古屋DF・増川。前半、守備から入ったのは京都。そのため、名古屋は攻めあぐねたように見えたが、小川は「ボールを回してつなぐサッカーができた」と、京都の守備を逆手にとった意図を明かした。

ただ、京都にしても相手がポゼッションで上回るという試合は多く、守備でリズムを作ってきた。この試合でも28分、名古屋のF.Kを跳ね返し、自陣から渡邉大剛が速攻を仕掛ける場面もあり、京都らしさが見られた瞬間でもあった。
ポイントは守備の内容だろう。「前半、前からプレスに行けていなかった」とは中谷勇介、「相手がいい状態のときに相手のプレーを制限させられれば」とは染谷。ボールへのプレスが弱かったことで、相手に楽にプレーをさせた感があり、それが相手の攻撃を制限できなかった要因の一つだろう。
その負担は水本裕貴、李正秀にのしかかる。「ゴール前の厳しさ」と監督は指摘するが、仕掛けてくる相手に対して、前から制限をかけてやらなければ、水本と李正秀の、相手FWとの勝負の前に、判断しなければならないことが増えてしまう。ディフェンスラインに勝負どころを予測しやすくさせてやるような前線、中盤の集中高いディフェンスが京都のリズムを作るのではないだろうか。
次節まで中二日だが、次も京都はホームで戦える。選手の切り替えに期待したい。

以上

2009.05.03 Reported by 武田賢宗
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