5月5日(火)AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs 水原(15:00KICK OFF/カシマ)
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☆ホームゲームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!
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Q:初戦で1−4で敗れたという結果を受けて、明日の試合ではどのような試合をしたいと思っておりますか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「僕自身は、勝敗に関してはそんなに気にしていません。ホームチームが勝つ確率というのは、サッカーにおいては大いに考えられるわけで、そんなに悲観的な考えは持っておりません。同時に、今度は我々がホームでやるわけですから、勝つ可能性というのもそこには秘めているわけで、あとは我々が求める結果というのは勝つことしかありません。それを目指して、明日は全力を尽くして、グループリーグの最終戦まで持っていって予選突破が出来るよう、全力を尽くしたいと思います」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「前回は、アウェイでああいう戦いで負けたので、このままでは終われないという気持ちがあります。その借りを返したいこともありますし、ホームということもありますので借りを返せるよう、しっかり戦いたいと思います」
Q:マルキーニョス選手、岩政選手が別メニューだったと思います。ベストな状況ではないと思いますが、そんななかでどのような戦いをしようとお考えですか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「ふたりとも、マルキーニョス選手の方が前に怪我をして、岩政選手より回復時間が少し余裕があるのですが、すべては明日の試合前の状況で判断したいと思います。彼らが試合に出るかもしれませんし、出ないかもしれません。彼らの決断を尊重して戦っていきたいと思います。ただ、彼らが出なくても素晴らしい選手たちがいますので、一切心配はしておりません」
Q:明日の試合は、JリーグとKリーグのチャンピオンの対戦という予選突破のかかったビッグゲームです。監督の今までの経験から、勝者と敗者を分ける鍵はどこになりますでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「(質問が英語だったため)英語で答えた方がいいのかな?(笑)
ひとつのキーポイントということではなく、たくさんの細部へのこだわりをもって戦わなくてはいけないと思います。単純に両リーグチャンピオンの戦いということではなく、予選突破がかかった試合ですので、いろんな要素に対する細かな気配りをしないといけないと考えております」
Q:リーグ前節の試合では、大迫選手と興梠選手が2トップを組みました。改めて2人のコンビネーションについて伺いたいと思います。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「非常に素晴らしいパフォーマンスだったのではないかと思いますし、試合を見ていてすごく落ち着いてみられる2人でした。確かに若い選手で成長過程にいますが、ただし素晴らしい練習への姿勢だったり、試合での機能と効率を現段階で彼らが出来る部分を一生懸命やろうという姿勢が伝わってきました。また、彼ら2人が出場しても一切心配をする必要はないかと思います」
Q:伊野波選手に伺います。アウェイの水原戦をふり返ってみて、3点差がつく実力差はないと思いますが、どの辺が反省点になりますでしょうか?
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「前半の残り5分くらいまでは自分たちのペースで戦えてる部分もあったのですが、そこから最後のところで2失点してしまったのが一番良くなかったと思います。自分たちのペースを取り戻すことが出来ず終わってしまったので、始めの入り方と終わり方をしっかり入らなければいけないというのが一番の課題です」
Q:中二日の試合が続いていますが、選手のコンディションを保つために監督がどういったことを考えて指導されていたのか教えて下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「3つだけです。栄養をしっかりとる。そのために、食事をしっかりとる。そして、睡眠をすっかりとる。これに限ります」
Q:オリヴェイラ監督は日本のチームを率いてACLを戦っていますが、先ほどチャ・ボングン監督のも同じ質問をしたのですが、日本、韓国、中国のクラブチームの水準はどの辺りにあるのか、ということと、それぞれの特徴をお聞かせ下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「カタール代表で、あとはひとつのクラブで、特に東アジアのクラブとの接触がありました。特に韓国のサッカーに触れたのが80年代の始めで、当時は東アジアのなかで一番強くて、競争相手がいないと言われるくらい本当に強い時期でした。日本のクラブとも、また代表を通じて試合をしましたし、ただ、中国との対戦経験は去年までありませんでした。おおまかにどういうサッカーを目指しているのか、やっているのかということはおおまかに把握はしてましたけど。
そうした中、東アジアが変わってきている、向上してきている、というのはここ最近の内容、サッカーの質を見てもらえば、かなり強くなってきていることがうかがえると思います。クラブレベルにしても、代表レベルしても、この東アジアというのがかなりの成長度を見せていることはわかっていることであって、今後ともこういった大会を通じて強くなっていくのではないかと思います。特にこのAFCのチャンピオンズリーグを見れば、日本、韓国、中国と言いましたけど、もうひとつここに加わってくるのがオーストラリアです。この4ヶ国の東アジアのサッカーに対する貢献度は、高いのではないかと思います。
今後ともAFCのチャンピオンズリーグの試合を見れば、内容、質、レベルを見ていくとかなり高いものを表現していると思いますし、また去年の世界クラブ選手権でG大阪さんがマンチェスターUを相手に3点を取れたということは、非常に喜ばしいことでもあり、日本のあるいはアジアのサッカーがどれくらい成長してきているのかということを感じられる試合の内容だったのではないかと感じております。これまで日本の2クラブがACLを制しておりますが、今後とも他の国が制することになってくると思いますし、そこで東アジアの成長があると思います。
また将来的には、欧州、南米に、代表レベル、クラブレベルでも近づいていくのではないかと思いますし、少しでもこの東アジアのサッカーに、僕自身も成長・向上に、何か手助けが出来ればという気持ちで、今後も指揮をとっていきたいと考えております」
Q:昨日からGWということで、クラブハウスにたくさんのサポーターが詰めかけていたと思います。明日の試合もたくさんのサポーターが来ると思いますが、どういう試合を見せたいと思っているかお聞かせ下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「われわれは、自分たちのサッカースタイルを変えずにやっていきたいと思います。ホームアウェイ問わず、われわれのやっているサッカーというのは、番記者のみなさんはわかっていると思いますし、それは変わらずやっていきたいと思います。当然ながら、どの試合においても自分たちのやりたいサッカーをやろうとしますけど、相手があっての戦いになりますので、相手がそうさせてくれればできるだろうし、あるいは長所を消されたり、対策をされたところでまた新たな対策をとりながら、自分たちでそれをくぐり抜けないといけません。それこそが、われわれが求めるものであって、われわれがやらなくてはいけないことです。特にホームですので、自分たちのスタイルを、しっかりとした戦いをしていきたいと思います」
以上
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