今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第10節 神戸 vs 山形】レポート:ホームで冴えるカイオ采配。スピード溢れる3トップが山形守備陣を打ち崩し3ゴールの快勝。神戸が連敗を2でストップした。(09.05.06)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
5月5日(火) 2009 J1リーグ戦 第10節
神戸 3 - 1 山形 (16:04/ホムスタ/10,574人)
得点者:36' 茂木弘人(神戸)、68' 朴康造(神戸)、84' 吉田孝行(神戸)、87' ジャジャ(山形)
スカパー!再放送 Ch180 5/6(水)20:00〜(解説:牛尾淳、実況:本並健治、リポーター:高木聖佳)
☆GWはファミリーJoinデイズへ行こう!
----------
 前節の磐田戦で衝撃的な敗戦を喫していた神戸と、古橋、長谷川というFWの二枚看板を欠いた山形。ともに不安要素を抱えたチーム同士ということで、得点の少ないゲームになるだろうと予想されていたこの試合だが、終わってみれば3−1。神戸がまたも“ホーム力”を発揮し、3ゴールで連敗をストップさせた。

 前半途中まで、狙い通りのサッカーを展開したのはアウェイの山形だった。古橋達弥と長谷川悠のツートップが揃って欠場し、FWの先発はキム・ビョンスクと秋葉勝という本職ではない2人が入った。それによりなかなか前線でボールが収まらず、後方の選手がオーバーラップする時間を作れない展開にはなった。それでも「ただ引いているだけではなく、アプローチも掛けながら守備ができて、前半はある程度我慢できていた」と石川竜也が振り返る通り、主力を欠く中でもまずは守備を固めて、奪ってからはサイド攻撃を狙うというプラン通りとも言える戦いぶりでしのいでいた。

 一方、ホームの神戸はまたしても立ち上がりの悪さを露呈した。危ない場面はほとんどなかったものの、ここ数試合続いている拙攻ぶりは変わらず。ボールを持ちながらもミスが多く、選手が選手を追い越していく動きはごくわずか。復帰後初めて先発したマルセウも強さを見せることはあったが、中盤に下がって受けるばかりで怖さを与えることはできず、ターゲットとしても機能しなかった。

 そんな膠着したチームを活性化させたのが、カイオ監督による選手交代だった。まず早々の31分に守備的な松岡亮輔に代えて吉田孝行を投入すると、4−3−3の中央2列目に移った田中英雄の運動量がゲームを動かすことになり、36分にはその田中が中央をドリブルで持ち込んで山形DFを引きつけて出したパスから、茂木弘人が左45度の位置からDF2人の間を縫う見事なシュートを決めて先手を取った。

 苦しい中でも先制ゴールを決めた神戸は、後半は一転してスタートから積極的にボールを支配した。そして62分の交代で、勢いはさらに増した。マルセウが負傷し、続行不能となったこのタイミングで呼ばれたのは、久々にベンチ入りした我那覇和樹ではなく朴康造。「中盤でのスピードが必要だと感じた」という指揮官はJ2時代の対戦時にも右サイドで圧倒的なパフォーマンスを見せていたアタッカーを選択した。これによって茂木、吉田、朴の3トップが形成されると、それぞれが連動したスピード豊かな攻撃を展開し、山形守備陣を混乱に陥れることに成功した。68分には小林亮の不用意なリスタートをカットした朴がそのまま持ち込んで鮮やかなループを決めて追加点。84分には朴、茂木とつないで最後は吉田が確実に決めて3−0と突き放し、その後の反撃を1点に抑えて快勝した。

 「チームが成長して上位を争うようになるためには、試合の最初からアグレッシブにやることが必要」(カイオ監督)という課題は残された神戸だが、朴や内山といったこれまでなかなか出場機会を与えられなかった選手が期待に応え、勝点3を得ることに成功。絶望的な内容だった磐田戦から3日しかなかった中で、非常に大きな1勝を手にした。

 山形は途中までは耐えながらゲームを進めたが、攻撃面では終了間際にこの試合が初出場となったジャジャが1点を決めるのが精一杯。「マイボールになった時にどれだけ展開できるか。今日も守備に関しては意識を持ってできたが、攻撃の時に質が低いというか、落ち着きがなかった。守備だけでは限界があるし、そこを改善しないと厳しくなる」と石川が口にした通り、守から攻へのスムーズな展開という課題が浮き彫りになる形で敗戦を喫した。

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着