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【AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs 蔚山】レポート:若手2人の活躍で今季最多の4得点!悪天候を吹き飛ばす快勝で、名古屋のグループ1位通過が決定!(09.05.07)

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5月6日(水) AFCチャンピオンズリーグ
名古屋 4 - 1 蔚山 (15:00/瑞穂陸/9,049人)
得点者:14' 小川 佳純(名古屋)、23' 巻 佑樹(名古屋)、42' キム・シンウク(蔚山)、59' ダヴィ(名古屋)、72' 小川 佳純(名古屋)
ホームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!
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勝てばグループリーグ1位突破が決まる名古屋グランパスと、予選突破へ勝点が欲しい韓国・蔚山現代。両チームの試合に臨む姿勢は試合開始から実に好対照に現れた。

名古屋はここ数試合でいくつかの布陣を試してきたが、この日はベーシックな布陣の4−4−2。ツートップの一角には巻佑樹を起用し、高さのある蔚山のDFに逃げることなく真っ向勝負を挑んできた。チームも持ち前のサイド攻撃を中心にポゼッションサッカーを展開し、指揮官の強気の采配に選手もアグレッシブな姿勢で応える。

対する蔚山は主力に負傷者が多く、FWには本来DFのキム・シンウク(24)を起用するなど苦しい布陣での戦いとなった。前々節、前節のヒーローであるオ・ジャンウン(16)はベンチスタート。その理由を蔚山・キム・ホゴン監督は、「前半をしのいで後半勝負と思っていたため」と説明した。つまり蔚山の狙いは専守防衛からのロングカウンター。191cmの増川隆洋よりも大きいキム・シンウクにボールを集め、そのこぼれ球にチョ・ジンス(22)らが絡んでいく攻撃は、単調ながらも効果は挙げていた。

だが、試合を優勢に進めたのは名古屋だ。シュート数こそ少ないが、その分、ボールキープの時間は長く、また効果的なパスワークで相手DFを翻弄する。前半14分には二次攻撃から阿部翔平が矢のようなアーリークロスを送り、ファーで巻が折り返したところに小川佳純がダイビングヘッドで先制。ゲームを支配するだけでなく、得点という結果が出たことで、主導権は完全に名古屋が掌握した。

前半23分には早くも2点目。吉村圭司がピッチ中央でボールを奪うと、左サイドでダヴィ→小川と渡り、最後は巻がヘディングでゴールに叩き込んだ。スムーズかつスピーディーなパスの流れはまさに名古屋の理想とする展開。その後は攻め込まれる時間帯もあり、終了間際にセットプレーから1点を返されるも、内容面では圧倒しながら前半を2−1で折り返した。

後半も展開は変わらず、蔚山の攻撃はロングボールとセットプレーのみ。逆に名古屋は9分に吉村圭司が強烈なミドルシュートを放つなど、サイドだけでない多彩な攻撃を展開し始める。14分には右サイドでの阿部のFKからダヴィが頭で押し込み追加点。勝負を決定付けると、ストイコビッチ監督は次々と交代のカードを切り始める。ダヴィに代わって登場したのは4月12日(J1第5節vs浦和戦)以来の出場となる玉田圭司。後半25分には杉本恵太に代えてDFの竹内彬を投入し3バックへ布陣を変更し、強攻の姿勢を強めてきた蔚山に対抗した。そしてカウンターからチャンスをうかがう展開になると、後半27分にはセットプレーから玉田→巻とつなぎ、小川がこの日2点目のゴールで駄目を押した。

疲労の色濃い終盤に蔚山の猛攻を受けるも、DFラインがしのぎきってタイムアップ。今季最多の4得点という快勝劇だった。これで名古屋はACL初出場でグループリーグ1位での突破を決め、クラブの歴史にまた新たな1ページを加えた。

試合後、ストイコビッチ監督は「すべての選手が素晴らしい動きを見せ、良い形での攻撃を見せてくれた。守備もとても良かった」と満足げに語った。1位を確定したことで、決勝トーナメント1回戦をホームで戦う権利も得た名古屋。次戦のアウェイ・北京国安戦に最大戦力をつぎ込む必要がなくなったことも、負傷者を抱える台所事情からすれば朗報だろう。何より、この日、流れの中からとセットプレーの両局面で美しいゴールを重ねる事が出来たことは、今後の戦いに大きな自信を与えるに違いない。サポーターも満足の大勝は、チームにも多くのアドバンテージをもたらすものとなった。

以上

2009.05.07 Reported by 今井雄一朗
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