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【AFCチャンピオンズリーグ 山東 vs G大阪】レポート:遠藤退場にも慌てず。冷静に試合を運んだG大阪が1-0で勝利し、グループ予選の『1位通過』を決める。(09.05.07)

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5月6日(水) AFCチャンピオンズリーグ
山東 0 - 1 G大阪 (20:30/済南/20,132人)
得点者:59' レアンドロ(G大阪)
ホームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!
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 日本のクラブチームがACLでは一度も勝利していない中国でのアウェイ戦。日本のクラブチームが一度も勝利していない山東スポーツセンターでの開催。前日、同じく中国の地で行われた『天津泰達vs川崎F』戦の荒れたゲーム…。といったことを踏まえても、G大阪にとって厳しい戦いが予測された山東魯能戦。

 実際、キックオフからアウェイらしい雰囲気のもと、拮抗した展開となったが、更にその状況に追い打ちをかけたのが、前半終了間際、MF遠藤保仁の2枚目のイエローカードによる退場だった。言うまでもなく彼はG大阪の攻守を操る、代わりの利かない選手。彼がピッチを去るにあたって浴びせられた、中国人サポーターの大ブーイングは、今回のACLで初めて前半のうちにゴールを奪えなかったチームに、重くのしかかったのは言うまでもない。

 だが、そんなことに屈するG大阪ではなかった。スコアレスで迎えた後半。一人少ない状況に手を打つべく、西野監督がすぐさま動き、FWチョジェジンに代えてDFパクドンヒョクを投入。FWレアンドロを1トップに据えた4-4-1システムに布陣を変えてキックオフを迎える。

 その後半。立ち上がりこそ、前がかりになった相手に対し、やや押し込まれる時間帯も増えたが、徐々に落ち着きを取り戻し、冷静に試合を運ぶG大阪。「両サイドを絞って1発でセンターの裏を取られないように意識していた。サイドに出されたら、そこで1つ時間を稼げる分、ミョウ(明神)やハシ(橋本)も戻って来れますから。だからこそまずは中をしっかり締めろと言っていました」とはGK松代直樹の言葉だが、実際、両サイドはどちらかと言えば、サイドに張るというより中に絞り気味にポジションをとり、それによって生まれたスペースを意図的に山東に使わせることで、『一人少ない状況での守備』に手を打ちながら山東の攻撃を摘み取っていく。一方、攻撃においては突破力のあるFWレアンドロを効果的に走らせながら、カウンターでの好機をうかがい続ける。

 そんな中、全員の途切れない守備意識がゴールへと繋がったのは、59分のことだった。左サイドのルーカスからのパスを攻め上がったMF橋本英郎が受け、右のFWレアンドロへ流し、それを相手DFのチェックにあいながら巧く交わしたFWレアンドロが左足で決める。『らしく』パスを繋いで、豪快にこじあけたG大阪らしい待望の先制点。しかも1人少ない状況でのゴールは、山東を更にヒートアップさせる。

 だが、そうした相手の勢いにもG大阪は冷静だった。「相手の挑発にのってしまってカッカとし始めると、ファウルではないところもファウルをとられたり、っていうことが出てくるので、そうならないように冷静に進めることを考えていた」とDF山口が振り返ったように、不必要なコンタクトは避けながら、落ち着いてゲームを運ぶ。それは『4分』と表示された長いロスタイムでも変わらない。一人一人がハードワークを怠らず、貴重な先制点を全員で守り抜く意識が伺えた。

 結果、0-1。アジアのディフェンディングチャンピオンとしての風格さえも漂わせながら、全ての苦境を覆して掴み獲った歴史的な勝利。これによりG大阪は最終節を待たずして、全勝でグループ予選の『1位突破』を決めた。

以上

2009.05.07 Reported by 高村美砂
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