18日の夜。20日に行われる北関東ダービー「草津vs栃木」に備えて、録り貯めていた栃木の試合を立て続けに観た。隣県にホームタウンを置く栃木との対戦は04年のJFL以来5 年ぶり、Jリーグでは初めての顔合わせだ。J加入5年目の草津にとって過去4季の成長を示す意味で、意地でも負けられないゲームとなる。
栃木の“スカウティング”が終わった後、まだ眠くなかったのでサポーターから手渡された“極秘DVD”を観ることにした。それは栃木の最大戦力とも言える『U字工事』の初単独ライブを収録したものらしい。ライバルクラブを把握する上で欠かせない重要な資料だ。
群馬県民としては、栃木の広告塔が繰り出す“笑い”に屈するわけにはいかない。笑うことは、敗北を意味する。まずは頬を叩いて気合を入れた上でDVDプレーヤーの再生ボタンを押す。U字工事の面白さは、栃木弁での絶妙な間合いにある。特に、BK益子のニヤけたフェイスは反則に近い。そして益子の特長を引き出すTK福田。開始早々、笑いのDFラインは簡単に引き裂かれた。(※BK=ボケ、TK=突っ込み)
悔しいことに笑いが止まらない。完敗を認めざるを得なかったのは、田舎の親子に扮したふたりが家族に語りかける「ビデオレター」。BK益子が演じた農家のオヤジさんのリアルな会話にハマり、筋肉痛気味だった腹筋が引きつった。
こんなコンビがバックについている栃木SCは強敵だ。ただ、弱点も見つけた。舞台裏を撮った特典映像によると、BK益子は「スベる」のが恐いようだ。ならばスリッピーなピッチには弱いはず。さらに、以心伝心のコンビネーションを魅せるふたりだが、ピンでのトークは弱そうだ。ふたりを寸断する守備が出来ればコンビの威力は半減するだろう。
今回のDVDでは茨城ロケを敢行したU字工事だが、次回は群馬に来てくれるらしい。ふたりが群馬の壮大な大地を駆ける姿を想像しながら、栃木SCのスカウティングを終えた(笑)。
以上
★U字工事さんのインタビューも! J2日記のバックナンバーは【こちら】
★U字工事さんからの栃木SC応援メッセージPART2も、近日公開予定です。お楽しみに!
応援メッセージPART1は【こちら】
2009.05.19 Reported by 伊藤寿学
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