6月7日(日)ヤマザキナビスコカップ 神戸 vs 清水(16:00KICK OFF/神戸)
★ヤマザキナビスコカップ特集|チケット情報
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『2009Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグ』もいよいよ佳境。今節、神戸は現在、勝点9で2位を走る清水をホームに迎える。両チームが所属するBグループの戦いを見ての通り、今節、清水が勝利すれば、山形vs柏の結果いかんではグループリーグ通過が決められる状況。それだけに清水は突破を決めるための『勝点3』を、神戸はそれを阻止し、自らの可能性を繋げるための『勝点3』を目指した戦いになりそうだ。
尚、両者はリーグ戦でも第4節で既に一度顔をあわせており、その際は、今節と同じホムスタで清水が0-1と勝利している。しかも、今季、ホームズスタジアムで神戸が黒星を喫したのはこの一試合のみ。つまり、神戸にとっての清水は、圧倒的な勝率を誇るホムスタでも阻止できなかった強敵ということになる。だが「柏戦は敗れてしまったが、ここ公式戦6試合、我々は非情にいい内容の戦いが出来ている」とはカイオ・ジュニオ−ル監督。結果は出なかったとはいえ、内容については手応えを感じているようで、柏戦の敗戦にも落ち込んでいる様子はうかがえない。というより、先に書いたとおり、カップ戦に置けるこれまでの戦績を踏まえても、落ち込んでいる暇はないと言うべきか。今はとにかく全員で目の前の戦いに集中し、勝利を目指すのみ、だ。「先を計算するのは僕自身もあまり好きではないし、他クラブの成績がどうこうというより、とにかくまずはシンプルに自分たちが残り2試合をしっかり勝つことに集中したい。ホームで戦えることを追い風にして、勝ちに行く(MF田中英雄)」
注目は今季のリーグ戦でチーム最多となる5ゴールを挙げているFW茂木弘人。残念ながらカップ戦では未だノーゴールだが、今節での勝利のために求められる『先制点』、あるいは柏戦でも課題として残った『決定力』を追求する神戸にあって、最も期待したい選手の一人だ。
試合を重ねるごとに周囲との連携は良くなっているようで、自身も好調の理由を「何か特別なことをしている訳ではないけど、落ち着いてプレー出来ているし、何より周りからいいボールをいい形でもらえている」と分析。その上で、清水戦に向け「柏戦にしてもチャンスがない訳ではなかったし、そこを決めていればという反省は残った。実際、前の選手がゴールを奪うことが出来れば、チームとしての勢いにもなるし、ゲームの展開もいい方向に向かっていく。先制点を意識してプレーしたい」と意気込みを語っている。しかも、今季、彼がゴールを決めた試合は3勝1分と負けなし。となればサポーターも期待せずにはいられないだろう。
一方の清水は直近の公式戦で3連勝中。チーム一の得点源、FW岡崎慎司は日本代表で離脱中だが、その岡崎不在で戦ったカップ戦、4節の柏戦、5節の千葉戦もきっちり白星を手にするなど、エース不在をものともしない戦いを続けている。その好調を支えているのが守備組織の安定。直近の千葉戦でも、千葉に攻め込まれる時間帯もあったとはいえ、結果的に守備が綻びを見せなかったことが勝利を引き寄せたとの見方もできる。今節でもその堅守をベースに、個性豊かな攻撃能力の高い選手たちがゴールを目指すことになるだろう。
注目は5月29日のニューヒーロー賞プレス投票の中間発表において上位に名を連ねているDF岩下敬輔、MF枝村匠馬、MF山本真希の3人。うち、MF山本については千葉戦にて左膝を負傷し(左膝内側側副じん帯損傷と診断)、全治6週間との診断を受けたため出場は絶望的だが、DF岩下、MF枝村についてはそれぞれ守備、攻撃のキーマンとして存在感を示してくれるはず。決勝トーナメント行きを目指すチームを支えつつ、自身の『ニューヒーロー賞』受賞にも弾みをつける輝きを見せて欲しい。
以上
2009.06.05 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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