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【J2:第20節 岡山 vs C大阪】プレビュー:岡山は、連敗しながらもチーム「上向き」の感あり。湘南戦、仙台戦惜敗の悔しさは、C大阪相手に晴らそう。(09.06.07)

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6月7日(日)J2 第20節 岡山 vs C大阪(13:00KICK OFF/岡山
スカパー!生中継 Ch182 12:50〜(解説:佐藤慶明、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
勝敗予想ゲーム
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 岡山は現在、順位・失点数でリーグワースト2位だが、そもそも低迷の原因は、守備力よりは攻撃力にあったと言える。決定力のある選手が相手守備陣を引き付けていれば、5月連戦で大量失点を招くことはなかったに違いない。フォワードだけでなく、トップ下、2列目からもゴールを狙ってきたが、いつもフィニッシュの精度という壁にぶつかってきた。そんな岡山に、青木孝太が千葉から期限付き移籍選手として加入し、今節から出場可能となる。

「ひとりで局面を打開する能力と、チームメイトを生かしつつ自分も生かすというコンビネーションでの能力、その両方を期待している」と岡山・手塚聡監督。青木は、練習にはまだ数日しか参加できていないが、「年齢も近く、明るいチームなので馴染みやすい。ドリブルや1対1といった自分の持ち味を発揮し、勝利に貢献したい」と話す。決定力のある青木が望むポジションは、「フォワードがいい。ゴールに近いから」。ドリブル突破から攻撃にアクセントをつける青木と、ターゲット役になる西野晃平とのコンビネーションは、まずまずの仕上がり。喜山康平、保坂一成らのお膳立て、トップで引き付けながら2列目以降の飛び出し…と、連係が叶えば、岡山は攻撃に切り札を持つことになる。

 主力選手を欠くC大阪は、第2クールを2引き分けで来ており、ビルドアップと守備面の修正が急務とされている。前節の東京V戦を「今季のなかで一番パフォーマンス、出来が悪かった」(C大阪・レヴィークルピ監督)としながらも、87分に同点に追いついた後はロスタイムが終了するまで、初ゴールを挙げた黒木聖仁の飛び込みや、乾貴士のクロスに合わせた西澤明訓など、本来の巧みな連係で攻め立てた。メンバーが替わっても、C大阪らしい攻撃スタイルを見出している。

 C大阪に対し、前回の戦い(第8節)で岡山は4-1で敗れている。前半に、カイオ、乾が、後半に、乾と香川真司のコンビで2得点という内容で、前回同様、今回も序盤から攻めるC大阪、守ってカウンターを狙う岡山という形になりそうだ。しかし、「守備を固めながらも攻める回数を増やして、じりじりする展開に持っていければ」、(手塚聡監督)勝機はありそうだ。

 ところで滋賀県立野洲高校では、乾の1年先輩となる青木。「乾選手は見るたびに上手くなっている。対戦は初めてですが、久しぶりに同じピッチに立てるので楽しみです。ドリブルで崩して得点に絡んでいきたい」と意気込む。岡山の新戦力・青木の出番にも期待がかかり、見応えのあるマッチになりそうだ。

以上

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★J2クラブサポーターのみなさま!クラブへの熱き思いを旗に!
次回撮影予定は、6月7(日)の仙台と富山です。

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2009.06.05 Reported by 尾原千明
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