6月7日(日)ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs 京都(18:00KICK OFF/フクアリ)
★ヤマザキナビスコカップ特集|チケット情報
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DFボスナーの出場停止処分を受け、DF福元洋平が今季初出場を果たした5月30日のヤマザキナビスコカップ予選リーグ第4節で、千葉は山形に1−0(得点者はFW深井正樹)で勝ち、今季で初めてアレックスミラー監督が言う『クリーンシート』(無失点)を実現した。だが、その山形戦と同メンバーのディフェンスラインで臨んだ6月3日のヤマザキナビスコカップ予選リーグ5節清水戦では、DF池田昇平と福元の連係のギャップを突かれる形で早くも19分に失点。後半のロスタイムにも清水にゴールを許したあとで、千葉は加入3年目のMF下村東美が移籍後の公式戦初得点をあげたが、1−2で敗れた。
前節終了時で勝点5の千葉は、予選リーグ第7節では試合がない。今節で勝っても予選リーグ終了時に勝点8の千葉は、千葉と同じBグループで前節終了時に首位のF東京が勝点10、2位の清水が勝点9のため、前節の敗戦で予選リーグ敗退が決まったという状況だ。
京都はヤマザキナビスコカップ予選リーグ第5節では試合がなく、予選リーグ第4節F東京戦は前半に失点したが、後半途中から4月に左膝を手術したFW柳沢敦が復帰後初出場して同点ゴールを奪取。1−1で引き分けたが、それ以前の予選リーグ3試合は全敗のため予選リーグ第5節終了時の勝点は1で、こちらも予選リーグ敗退が決まっている。
決勝トーナメント進出の可能性がゼロの両チームにとって今節はいわゆる『消化試合』だが、試合は勝利を目指してやるものだし、6月20日に再開するJ1リーグ戦に向けて重要な試合となる。特に、J1リーグ戦第13節終了時で勝点12の16位という戦績の千葉にとっては、浮上のきっかけをつかみたい一戦だ。
ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第4節からDF青木良太、MFアレックスが負傷欠場し、前節ではFW巻誠一郎が負傷するなど戦力面でマイナス要素はある。だが、チームの底上げを図るためにも出場機会を得た選手の奮起、そしてチームが結果を出して収穫を得ることが望まれる。また、千葉はリーグ戦第12節で京都に1−2(得点者は千葉が巻、京都がFWパウリーニョの2得点)で敗れている。今節はその試合で課題となったディフェンスラインの背後のスペースのケア、要注意選手のマークの徹底をしっかりと実践し、前回対戦時の雪辱を果たしてほしい。
リーグ戦第12節では4−5−1システムだった京都は、リーグ戦第13節からDFシジクレイを真ん中に置いた3バックにして3−5−2システムに変更。リーグ戦第13節で鼻骨を骨折したMF佐藤勇人を含め、ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第4節ではリーグ戦第13節からスタメンを4人入れ替えた。今節ではスタメン&システムをどうするのか加藤久監督の采配が注目されるが、千葉は京都が3バックの継続ならばストッパーのサイド、ウイングバックの背後のスペースを狙う攻撃がポイントになる。今節の千葉はMF谷澤達也が出場停止明けとなるだけに、効果的なドリブル突破や連係プレーでサイドから京都の守備を崩したい。
過去の千葉との対戦時、加藤久監督は千葉を「最後まであきらめないチーム」と評した。前節の下村の得点は『最後まであきらめない』姿勢の象徴ともいえるが、今節はその姿勢を90分間の全ての姿勢で貫き、勝利という結果をつかみ取ってほしい。
以上
2009.06.05 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs 京都】プレビュー:予選リーグ敗退が決まったチーム同士の対戦。千葉はリーグ戦にいい形でつなげる内容と前回対戦時の雪辱を果たす勝利を目指す。(09.06.07)
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