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【ヤマザキナビスコカップ 神戸 vs 山形】プレビュー:J1リーグ戦に繋がる『結果』に拘った戦いを!(09.06.12)

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6月13日(土)ヤマザキナビスコカップ 神戸 vs 山形(14:00KICK OFF/ホムスタ
★ヤマザキナビスコカップ特集チケット情報
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ヤマザキナビスコカップ予選リーグも今節で最終節。前節の結果により、予選突破の可能性が消滅した神戸はホームに山形を迎える。先の清水戦では、今季1度しか負けていなかったホームズスタジアムで、その1度の敗戦を喫した相手から再び黒星を喫する屈辱を味わった神戸だが、選手たちにとってのホムスタは、心強きサポーターに見守られ、背中を押されて戦うことの出来る『聖地』であることに変わりはない。
またその清水戦も内容的に見れば「結果は出せなかったが、一番辛いのはチームが機能せず、チャンスも作れないということ。そういう意味では清水戦は次に繋がる試合になった」とカイオ・ジュニオール監督。その言葉にもあるように、決して悲観する内容でなかったこと。また、今後も続くJ1リーグ戦の戦いを考えてもこの山形戦をいかに戦うかはチームにとっても大きなポイント。内容にみる"いい流れ"を断ち切らないためにも、よりリーグ戦での戦いをパワーアップしたものにするためにも、内容と結果の両方を追究した姿を見せて欲しい。

「予選突破の可能性は消えたけど、この試合がJリーグに繋がるよう、チームとして戦える、いい試合にしたい(FW茂木弘人)」「上にいけないのは悔しいけど引きずっていても仕方がない。しっかりとJリーグに気持ちを切り換えていくしかないし、山形戦ではこの悔しさをJリーグに繋げられるような戦いをしなければいけないと思う(MF田中英雄)」

思えば、今季のJ1第10節・山形戦は立ち上がりから山形にペースを握られ苦戦を強いられた神戸だが、カイオ・ジュニオール監督の采配も光る中で徐々に試合のイニシアチブを手に。3試合ぶりの試合出場となったMF朴康造がゴールを決めたり、この試合が今季のリーグ戦初先発となったDF内山俊彦が安定したパフォーマンスを示してその後もレギュラーポジションを掴むなど、普段はなかなかチャンスを貰えていなかった選手たちがそれを手にし、活かした中で勝利を掴んだ試合でもあった。今回の試合でも決勝トーナメント行きの可能性が消滅したこともあり、普段はあまり出場機会に恵まれていない選手にチャンスが与えられる可能性も考えられるが、リーグ戦と同様、チームの起爆剤となるような選手の台頭を期待したい。

対する山形は1位通過の可能性こそ消えたものの、山形より上の順位をいく2位のFC東京、3位の柏レイソルの結果も影響するとはいえ、『2位』の可能性は残している。ただし、その可能性をたぐり寄せるためには、今節での山形の『勝点3』が絶対条件。それを自ら断ち切らないためにはとにかく『結果』が求められる。リーグ戦では現在5戦白星のない状況と苦しい戦いが続いているだけに、6月20日に再開するリーグ戦に弾みをつけるためにも結果に拘った戦いをみせて欲しい。

「今季の後半戦に向け、この試合は、苦しいゲームでいかに勝点を奪っていくか、ということにも繋がっていく。大事に戦いたい(小林伸二監督)」

以上

2009.06.12 Reported by 高村美砂
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