6月28日(日)J1 第15節 横浜FM vs G大阪(14:00KICK OFF/日産ス)
スカパー!生中継 Ch181 13:50〜(解説:川勝良一、実況:下田恒幸、リポーター:中願寺香織)
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ハマに吹く風は順風そのものだ。横浜F・マリノスは先週の浦和レッズ戦に快勝し、6月の公式戦は3連勝。攻撃陣では、山瀬功治がヤマザキナビスコカップを含めて直近4戦で計4得点、渡邉千真が3戦連続ゴール中と、勢いが止まらない。
さらに、今節のガンバ大阪戦では、中澤佑二のスタメン復帰が予想される。これで浦和を完封した守備がより強固に。この追い風に乗って強豪・G大阪を下し、堂々と上位への門を叩きたい。
対するG大阪はリーグ戦2連敗中と調子が出ていない。しかも24日のACLで、川崎フロンターレに逆転負けを喫したばかり。
「(ACL敗退が決まり)気持ちの整理がつかないというか、すごく重い」(加地亮)
試合後の選手たちは、少なからずショックを受けていた。中3日で敵地での試合に臨む今節。心身ともにダメージが残っているかもしれないが、切り替えるしかない。
勝敗のポイントは、横浜FMにとっては先週と同様、『運動量』になるのではないか。前節に対戦した浦和は後半に入ると、運動量が落ちて失速した感がある。それと同じ事態がG大阪に起きるかもしれない。
前記の川崎F戦の後半。G大阪は遠藤保仁や二川孝広など、復帰したばかりの選手が多かった影響からか、徐々に動きの量が落ちる。そして中盤が間延びし、そこを相手に突かれて、失点を重ねたように思われる。しかも、今節はデーゲーム。暑さも敵になりそうだ。だから、横浜FMは浦和戦のように、相手の運動量が落ちるまで耐えて、落ちたところで一気に勝負をかけたい。
横浜FM・栗原勇蔵もそれを承知済み。「ガンバは個々の能力が高い。だから、うちのチームは走り勝たなければいけない。相手はACLの試合で疲れているはずだし」と、『体力勝負』を挑もうとしている。
だが、G大阪の運動量が落ちる前に、DFラインが崩される危険をはらんでいるのも事実。川崎F戦の前半にG大阪は、二川、遠藤、橋本英郎らが連動し、真髄である華麗なパスサッカーを見せつけた。レアンドロも復帰戦でいきなり2得点をゲット。攻撃の完成度では、浦和よりも上とも言える。横浜FMの守備陣は、相当な覚悟をもって臨まなければいけないだろう。
また、G大阪と言えば、昨季の天皇杯・準決勝の相手でもある。延長戦の末に0−1で敗れた悔しさを、横浜FMの選手たちは忘れていない。田中裕介は「あの時は力の差があったと思う」と、率直に振り返る。しかし続けて、「その差がどれだけ埋められたかを確認したい」と自信をのぞかせ、静かに燃えていた。約半年ぶりとなるG大阪戦。それからの成長度を知る上でも、意味深い一戦だ。
横浜FMは先週と同じく、2試合限定の開港150周年記念ユニフォームを着ることになる。栗原はそれについて、「ガンバ戦もこれを着て勝ちたい。そして、ゲン担ぎじゃないけど、また着てみたいと思えるユニフォームになればいい」と言う。それが歴史に残る『勝負服』になるかどうかは、この試合に懸かっている。
以上
2009.06.26 Reported by 小林智明(インサイド)
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