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【J2:第31節 水戸 vs 栃木】栃木側プレビュー:北関東制覇に向けた天王山。「タフ&クール」に戦う栃木が、水戸を「首位」から引きずり降ろす。(09.08.01)

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8月1日(土)J2 第31節 水戸 vs 栃木(19:00KICK OFF/笠松
スカパー!生中継 Ch184 18:50〜(解説:遠藤雅大、実況:関根信宏、リポーター:佐藤愛美)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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慎重な発言の多い松田浩監督だが、現在「北関東ダービー暫定首位」に立つ水戸との「首位攻防戦」を前に、「ダービー制覇」を宣言した。
「どんな小さなタイトルでも、タイトルはいいもの。北関東ダービーカップだけでも取れるならば、取りたい」
「北関東ダービー」3戦を終えた時点で栃木が残した成績は、1勝1分け1敗。勝点4の「暫定2位」につけている。勝利を収められれば勝点7で水戸と並ぶ天王山を、栃木は「タフ&クール」(松田監督)をキーワードに戦う。

前回の対戦では前半を水戸が、後半を栃木が支配し、45分ずつを分け合った。しかし、ロスタイムの被弾により、栃木は2−3で敗れ去り、勝点を分け合うには至らなかった。一時は2−2まで持ち込んだが、「前半の不出来がうちにとっては問題だった」と松田監督が言うように、水戸に手綱を握られた最初の45分間での2失点が後々まで尾を引いた。
後手を踏んだ要因は、フワッとした立ち上がりにあった。出鼻を挫かれ、腰が引けてしまいセカンドボールへの働きかけが弱くなってしまった。そのしわ寄せは徐々に後へと拡がり、危険なバイタルエリアを使われることに繋がった。それだけに、局面での連戦連敗が命取りになることは、痛い経験として刻まれており、同じ失敗は繰り返せないとの思いは選手間で共有されている。

なかでも人一倍、水戸戦に闘志を燃やすのはボランチの鴨志田誉だ。
「ホームでロスタイムに失点した借りを返し、水戸のサポーターを黙らせたい」
普段は寡黙な職人肌のボランチだが、今回に限っては雄弁だ。なぜなら、前回は思うようにプレーが出来ず、前半だけでベンチに下げられてしまったからだ。「不甲斐ないプレーをしたリベンジの機会」と捉えている今節には並々ならぬ思いがある。前節の草津戦ではダブルボランチを形成する落合正幸とともに終始ハードワークを貫き、草津をシュート3本に抑え込む原動力となった。水戸は高崎寛之に当てたボールからの展開が得意のパターン。バイタルエリアを閉めること、相手ボランチを潰すこと、高崎が競った後のボール処理を迅速かつ丁寧に行うことが求められる。

高崎封じは、水戸の攻撃力の半減とイコールの関係にある。高さ、速さ、巧さを併せ持つ高崎を止めるには、ボランチとDFラインとの連携が不可欠である。「全体が見渡せるポジションなので声を出して周囲を動かし、最後は体を張って守りたい」。そう決意を語るのは、出場停止の米山篤志の代わりにセンターバックに入ることが濃厚な赤井秀行。草津戦では12試合ぶりに無失点を記録し、「一歩前進した」(栗原圭介)。「うちのサッカーは失点を0に抑えることがベースにある」とは岡田佑樹。堅い守備ブロックを武器に、破壊力のある水戸の攻撃陣を沈黙させることが勝点3への近道になるはずだ。2試合連続完封は最低限のノルマとしたい。

「チャンスでしっかりと点が取れれば、理想とするサッカーが出来る」と岡田は付け加える。失点は止まったが、無得点は4試合も続いている。当然だが点を取らないことには勝てない。復調の兆しが見えた稲葉久人は痛めた左足の状態が思わしくなく、今節の出場が難しいのは痛手である。また、今週のシュートトレーニングでの精度の乏しさを見ると不安が過りもする。
だが、第1クール、さらには前哨戦となった7月26日のトレーニングマッチ(4−1で栃木勝利)でも水戸からゴールを奪っている“水戸キラ―”石舘靖樹は、「どんなゴールでもいい。ゴールへの執着心を持ち、枠にシュートを入れる。GKが弾けば、何かが起こる。無理な体勢からでもシュートを打ちたい」と話し、「何が何でも先制点を取る」と固く誓った。「考えてからプレーしている」と調子を落としていた河原和寿も、草津戦で惜しいミドルシュートを打つなど、ゴールへのフィーリングを取り戻しつつある。ここ数試合スタメンに定着している向慎一は、「シュートを打たないといけないし、勝負を決められるプレーがしたい」と、目に見える結果へのこだわりを口にした。強い言葉からは法政大学時代の同期で、ここまで4ゴールの菊岡拓朗へのライバル心が窺える。サッカーセンスが光る、2人の対決にも注目したい。

初戦では試合の入り方とセカンドボールへの対応が勝敗を左右した。笠松で迎える第2戦も初戦同様に、前後半の立ち上がりとセカンドボールワークが鍵になる。「激しさ」が身上の水戸が、10戦無敗の鳥栖を3−1で破った前節の勢いそのままに序盤から圧力をかけてくる、と松田監督は予想する。ここ最近、6戦無敗と好調な水戸の圧に屈してしまうと、同じ轍を踏むことになる。苦しい時間帯を「タフ&クール」に戦うことで自分達の流れに引き込み、初戦の後半のようにアグレッシブなファイトが出来れば、勝つチャンスは十分に見込める。水戸戦の勝利が「北関東ダービーカップ」を手元へ引き寄せることになるのだから、この一戦は絶対に譲るわけにはいかない。内容は問わない。とにかく、結果だけを貪欲に追及して欲しい。

以上

2009.07.31 Reported by 大塚秀毅
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