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【J2:第34節 徳島 vs 仙台】プレビュー:単なる偶然では片付けられない両者の前節。流れの中から得点を奪って第2クール最終戦を飾るのは徳島か、仙台か!?(09.08.16)

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8月16日(日)J2 第34節 徳島 vs 仙台(18:30KICK OFF/鳴門大塚
スカパー!生中継 Ch182 18:20〜(解説:西谷正也、実況:三宅きみひと、リポーター:藤原美佳)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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結果は勝利。挙げたゴールは3つ。またその3つのゴールは全てセットプレーから。さらにゴールの時間は1点目が前半29分で、2点目は後半5分─。
ここまでくると偶然という一言では片付けられない。今節激突する徳島と仙台。両チームの前節を振り返れば、なんと前記のすべてが全く同じなのだ。さすがに3点目の時間帯と失点の有無(徳島は完封・仙台は1失点)は異なるものであったが、それを差し引いても2つのサッカーのゲームでこれだけの記録が揃ってピタリ一致するなど滅多に起こることではないだろう。前節が何か今節へのプロローグであったかのようにさえ感じられる。

そして、今節において互いが目指すものを考えれば、それもきっと両者同じではないだろうか。もちろん勝利という結果が最大の目標ではあるものの、そこへ繋がる得点を流れの中から奪いたいとどちらもが思っているに違いない。なぜなら、前節のようなセットプレーでのゴールも何らかわらない得点とは言え、やはり流れの中から奪うそれは別もの。数字上のリードだけでなく、相手の守備をチームの力でこじ開けたという意識がゲーム中にも自信となり精神的イニシアチブをも握って戦うことが出来るからだ。

では、それを成し遂げるために必要なことをホーム徳島からまず見ていけば、こちらは何と言っても遅攻の際の組み立てにおける工夫。特にアタッキングサードでの変化が求められる。
確かに最近の徳島は、ポスト役となる羽地登志晃と1.5列目から出ていく徳重隆明、柿谷曜一朗の関係がスムーズさを増しており、それによって前方の開けた速攻時には整え切れていない相手守備網を上手く突破できていると言えよう。しかし、遅攻になるとチームの攻撃は停滞。全体としてボールの動かし方やスピードの変化をなかなか付けられていないのが現状だ。よく用いられる表現だが、ボールを保持してパスを繋いでいるようでも実は繋がされているといった状況。
それだけにチームとしてはやはり人の動きによって変化を出さなくてはならない。中でもボールに絡む3人目が望まれるところで、中央なら青山隼や倉貫一毅、サイドなら石田祐樹や藤田泰成が先を読んだ判断と思い切りの良さで敷かれた守備ブロックの隙間へ縫って出なくては。そうすることによりボールを受けた羽地、徳重らが複数のパスコースを選択肢として持てたなら、きっと徳島は遅攻であっても攻撃の力を落とすことなく、流れの中からゴールを奪える可能性を高めることができるだろう。

対して仙台だが、こちらは速攻でも遅攻でも組み立てには問題を見せていない。梁勇基を中心とする中盤の4枚と前線の中島裕希、サーレスが見事な連携で好機を作り出せている。ただ、そうして迎えた決定機でのフィニッシュ精度は要改善だ。事実、前節も中島とサーレスが愛媛GKと1対1になりながら決め切れない場面があったが、そうしたチャンスを逃さない決定力の向上こそが仙台には必要とされる。前節終了後に手倉森誠監督は「取れる時に取るチームにバージョンアップして第2クールをしっかり締めたいと思う」と語ったが、選手たちは果たしてどれだけの変化を今節見せるのだろうか。

長丁場のJ2も今節が早第2クールの最終戦。どのチームにとってもこれからの一戦一戦はシーズンの明暗に直結する今まで以上に大事な戦いとなる。特にセカンドグループにいる徳島にとって今節と次節は上位との直接対決(次節の相手は甲府)だけに今季のチームの行方を決定する連続大一番と言っても過言ではないだろう。
その第一決戦を間近に控えた美濃部直彦監督は「これまで自分たちが積み上げてきたものを存分に発揮できるよう全力で闘うのみ」と意気込みを聞かせてくれたが、徳島の選手たちはまさにその言葉を胸に持ち、まずこの仙台との一戦に力を出し尽くさなくてはならない。

以上

2009.08.13 Reported by 松下英樹
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