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【J2:第34節 熊本 vs 水戸】プレビュー:過去未勝利の水戸を迎える第2クール最終戦。熊本がホームで5試合ぶりとなる今季10勝目を目指す。(09.08.16)

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8月16日(日)J2 第34節 熊本 vs 水戸(19:00KICK OFF/熊本
スカパー!生中継 Ch185 18:50〜(解説:池ノ上俊一、実況:山崎雄樹、リポーター:山田法子)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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 前々節の愛媛戦で4連敗を止めたが、熊本は前節、徳島の策にハマっただけでなく、リスタート時の集中を欠いて3発を浴びるという屈辱的な敗戦を喫した。試合ごとに波のある熊本にとっては、まずは前節の失敗を繰り返さないことが最低条件として求められる。
 リスタート時に集中を欠いて失点を招くケースは前節に限った事ではなく、今シーズンこれまでにも何度もあったパターン。こうなるともはや癖というしかなく、治さない事には先には進まないし、治すにはそのことを繰り返し意識するしかない。練習で行う6対4でも「最後の30秒」まで気を抜く事なく走って的確なポジションを取り続けるように指示が出ていたし、ミニゲーム中にオフサイドやファウルをアピールしてプレーを止めてしまった一部の選手に対して、北野誠監督から「この前の試合見てたのか?」というキツい声も飛んでいた。
 今節はシステムも含め、ここ数試合の形から変更を示唆している北野監督だが、それでも戦い方自体は変わるものではないし、むしろ根本の部分を強調する。「最近の失点は、うちの甘さ。ベンチが指示をしても、ピッチでプレーするのは個人個人なので、例えば今どこにポジションをとらないといけないのか、自分で判断することも必要だし、周りから要求することも必要。メンタル面も含めて、基本的な所をもう一度徹底しないと」。

 迎える水戸は現在5位と、上位4チームを追随し、昇格圏入りも目前。今節は累積警告で村松潤とキム・テヨンのボランチ2人が出場停止だが、北野監督が「J2でも屈指」と評する荒田智之と高崎寛之の2トップをはじめ、ここまで51ゴールを挙げている攻撃は、未だリーグ最多失点の汚名を返上できない熊本にとって脅威である事に変わりはない。
 第1クールの対戦を振り返ると、DFラインの裏を狙われる場面も多数あり、結果として高く上げたラインの裏へ出たボールを荒田に拾われ、ドリブルで持ち込まれて0−1と敗れた。荒田は昨シーズンも全ての対戦でゴールを記録しており、熊本からすれば天敵ともいえる存在となっている。
 こちらが攻めている時間でも水戸の2トップが前線に残ってカウンターのチャンスを窺っていることも含めて、これまでと同様に攻撃時の守備への意識と、その早い切り替えが重要になる。その意味で鍵を握るのが、DFのラインコントロールと、中盤から前での連動したプレス。ボールへのプレッシャーに関しては、相手がヘッドダウンする距離までしっかりアプローチする事が、トレーニングでも繰り返し要求された。
 また、高さのあるFWが競った後のセカンドボールをどれだけ拾えるかもポイント。菊岡拓朗ら水戸の両サイドを市村篤司と原田拓がどれだけ押し込めるかも、ゲームの流れを左右する要素。もちろん、大和田真史が出場停止明けで戻る最終ラインに対しては、前節できなかった反省を生かして、積極的に仕掛けてギャップを作り出したい。

 早いもので、今節は第2クールの最終戦。本来なら、これまで取り組んで来たサッカーの成熟度や、33試合を戦ってきて積み上げてきたものがどれだけ発揮できるかを測り、そしてシーズン終盤を迎えるにあたって微調整をしながらより深めていくべき時期。だが熊本のここまでの戦いぶりは、決して十分な手応えを得られるものではなかった。
 上位のC大阪や仙台を相手に攻撃面の進歩を見せたかと思えば、不用意なミスで失点して勝点を逃す、というここまでの浮き沈みは、例えるなら、地元出身のスター・水前寺清子さんの曲フレーズにもある“3歩進んで2歩下がる”ような歩み。ちょうど今節、試合前に披露してくれる予定になっている応援ソングのタイトルにもある“輝く未来“へ向けて、この一戦が持つ意味は大きい。

以上

2009.08.13 Reported by 井芹貴志
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