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【J2:第34節 富山 vs 福岡】レポート:ルーキーが同点弾、富山7戦負けなしで第3クールへ。福岡は押し切れずに無念のドロー(09.08.17)

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8月16日(日) 2009 J2リーグ戦 第34節
富山 1 - 1 福岡 (18:04/富山/5,325人)
得点者:35' 久藤清一(福岡)、71' 桜井正人(富山)
スカパー!再放送 Ch181 8/18(火)05:00〜(解説:安井孝志、実況:牧内直哉、リポーター:豊田麻衣)
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 富山は後半に追いつくしぶとさを見せた。福岡は前半から優位に進めながらも勝ち切るだけの巧さを欠いた。ともに勝負を決める2点目を奪えなかったのを含め、両チームのこれまでの戦いを象徴するような1−1の引き分け。さらなる前進を期して勝負は来週から総決算の第3クールに突入する。

 富山はリーグ最多12試合目の引き分け。だが、負けなしは連続7試合(4勝3分)に伸びた。新人FW桜井正人が同点に追いつくホーム初得点を挙げ、ファイターのFW木本敬介がけがから7試合ぶりに復帰して攻撃に活気を与えた。残り10分、今季最多の観客5325人の手拍子を背に果敢にゴールを目指した姿勢は、右肩上がりのチーム状況とシンクロして今後への期待をふくらませるのに十分なものだった。

 前半は双方とも慎重な立ち上がりだったが、中盤の寄せが速い福岡が徐々にペースを握った。FW黒部光昭とMF大久保哲哉が前線で富山の守りにプレッシャーを与えた。大久保への対応を担ったボランチ野嶋良は振り返って「疲れました。球際、フィジカルの強さに戸惑った」と言う。後手に回った隙を突いて、福岡はダブルボランチ宮原裕司と阿部嵩が起点となり、右サイドのMF田中佑昌のスピードを生かすなどしてチャンスを作った。
そして前半35分、ゴール正面のペナルティーエリア際で得たFKをベテランMF久藤清一が直接決めて先制した。ゆっくりとした大きな弧がクロスバーをかすめてゴールネットを揺らした。

 前半、シュート2本に終わった富山の楚輪博監督はハーフタイムに「攻撃の4人が相手のDFラインに入り過ぎてスペースがなく、足元につなぐプレーが多い」と指摘。加えて「勝ちたいという気持ちを出していく」よう選手に求め、「うちでは珍しい」というハーフタイムの選手交代で桜井を投入した。「誰に期待したというより、全体に姿勢を求めるカンフル剤だった」と試合後に明かした。
続けざまに後半12分、木本をピッチに送り出す。前線の運動量が上がり、MF朝日大輔、野嶋らが起点となって攻めにリズムが生まれた。同26分、野嶋の縦パスからのカウンターで右サイドに走ったMF姜鉉守がアーリークロス、桜井がトラップでDFをかわして利き足ではない右足で落ち着いてゴールに蹴り込んだ。

 ともに2点目を奪うチャンスはあったが果たせなかった。両チームの総得点(第34節終了時)は10位の富山が35、13位の福岡が31でリーグでは下から6番目と4番目。決定力アップは課題として第3クールに持ち越された。

 第2クール(5勝4分8敗)を振り返って福岡の篠田善之監督は「安定した戦いができないまま第2クールも終わってしまった」。前節も追いつかれて引き分けており、1試合の中での波の大きさが全体の戦績(9勝9分16敗)とも重なる。「試合の中で悪い時間帯はかならずあるので、そこをどう対応するかよく考えなければいけないし、疲れた時にどうするかが問題」と久藤。残り17試合に真価が問われる。

 一方、富山は第2クールを6勝7分4敗で終えた。楚輪監督は「勝って第1クール(6勝5分6敗)を勝率で上回りたかった」と悔しがった。「第1クールを終えた時点でどのチームとも互角にやれるし勝てると踏んだから、勝点3で評価していきたい」とも語った。開幕前に掲げた「リーグレベルへの調和」という1年目の目標には手が届いた。「第3クールも自分たちのプレーをする。総失点35はリーグで3番目に少なく、選手はよくやっている。このベースは崩さずに戦っていきたい」。さらなる高みを目指して、思う存分に暴れるつもりだろう。

以上

2009.08.17 Reported by 赤壁逸朗
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