8月22日(土)J2 第35節 岐阜 vs 横浜FC(18:00KICK OFF/長良川)
スカパー!生中継 Ch184 17:50〜(解説:小島宏美、実況:松井秀、リポーター:桑原麻美)
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ホーム連続無敗記録が11で途絶えた前節。今後を占う上で重要となるその後のゲームが、再びホーム・長良川競技場で横浜FCを迎え撃つこととなった。
前節の札幌戦は0-2で敗れ、第3クールのスタートの直前に躓いた形となったが、「今日勝って、ホーム4連勝で第3クールを勢いでいくよりも、ここでしっかりと足元を見つめ直して、しっかりと締め直す敗戦にしていかないといけない。この負けを今後につなげていきたい」とMF菅和範が語ったように、この敗戦を『仕切りなおしの一戦』としなければいけない。
この一戦は岐阜にとって追い風となっている。まずは出場停止がいないことと、札幌戦は連戦続きで選手にかなりの疲労が蓄積し、後半にいつもの運動量が出せずに失速したが、今回は立て続けのホームで、1週間のインターバルをとることが出来た。MF染矢一樹の怪我の具合が気になるところだが、それ以外はほぼ万全の態勢で挑めそうだ。
だが、今回の横浜FCは非常に侮れない存在となっている。ここ4試合の結果を見ると、東京Vに3-1、甲府に0-2、仙台に1-0、C大阪に2-2と、いずれも昇格争いをする上位陣に2勝1敗1分という好成績を残している。
警戒すべきは右(もしくは左)サイドアタッカーの西田剛と、屈強なストライカー難波宏明だ。このホットラインはここ数試合でも好調を維持しており、いかにこのラインを寸断して、横浜FCの弱点とも言える、センターバックとサイドバックの間のギャップを突いていけるかがポイントとなりそうだ。
岐阜は西田対策として、左サイドバックの秋田英義とワンボランチの橋本卓、左サイドハーフの高木和正(西田が左サイドでプレーする場合は、右サイドバックの冨成慎司、右サイドハーフの嶋田正吾)の3人の距離感が重要になってくる。西田は阪南大時代は屈強なフィジカルとシュートセンスを武器に、ディープストライカーとして活躍していた。横浜FCに入ってからは、サイドに戦いの場を移し、スピードを加えた鋭い縦への突破と、機を見たカットインでサイドのストライカーとして、その地位を築いている。
そのため、彼の縦への突破に警戒するだけでなく、バイタルエリアにカットインしてきたときに、いかにこの3人がコース限定をして、うまく田中秀人と野垣内俊の両センターバックに受け渡しできるか。ここでポイントとなるのが、難波への対応である。西田がカットインしてきたとき、難波は裏へ抜けるか、サイドに流れてくるため、そのまま難波についていくのか、ラインを高くしてオフサイドを誘発させるのか、それともサイドバックに受け渡すのか、ここの正確な判断が重要となってくる。
さらに厄介なのが、もう1人のFW安孝錬の存在だ。183cmの長身で空中戦の強さはもちろん、個の打開力に秀でているため、難波と西田にばかり気を取られると非常に危険だ。片方のセンターバックが彼ら2人をケアする一方、もう片方は安から目を離さないことが大事で、ディフェンスラインと橋本は、細心の注意を払わなければならない。
攻撃はいかに高木と嶋田、そして2トップがディフェンスラインのギャップに入り込んで、深い位置で起点を作ることが出来るか。ポイントはボールを奪った後の最初の起点をトップ下の菅と両サイドハーフがすぐに作ることが出来るか。そこを経由し、一気にギャップを突くことで、得点のチャンスは格段にアップするはずだ。
いずれにせよ、まずこの一戦は連敗をしないことが最優先事項だ。連敗をして嫌な流れを引きずらず、ここで断ち切っておきたい。仕切りなおしの一戦。札幌戦が第3クールのさらなる飛躍のプロローグとなるように、スタッフ、選手、サポーターが一丸となってこの一戦に臨まなければならない。
以上
2009.08.21 Reported by 安藤隆人















