8月22日(土)J2 第35節 C大阪 vs 水戸(18:00KICK OFF/長居)
スカパー!生中継 Ch173 17:50〜(解説:長谷川治久、実況:谷口広明、リポーター:森田純史)
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今季のJ2リーグ戦でも、攻撃というところに焦点を置くと、魅力を感じるチームといえば、C大阪、そして水戸だろう。この両者が、勝負の第3クールでいきなり顔を合わせる。しかもC大阪は首位、水戸は5位と、いずれも上位。さらに、今季2度の対戦では5-3、3-2とC大阪が連勝しているものの、激しくゴールを奪い合う展開が続いた。今回の一戦も、華々しいゴールショーを期待せずにはいられない。
ただ、攻撃的といっても、両者のスタイルは少々違ってくる。C大阪は前線のカイオ、香川真司、乾貴士のトリオが織りなす鮮やかなコンビネーションを軸に、両サイドからのアーリークロス、ボランチで司令塔のマルチネスからの配球などでチャンスを作り出す。一方の水戸は荒田智之、高崎寛之のツインタワーへハイボールやクロスを合わせ、彼らの打点の高いヘッドや、巧みなボールさばきからのシュート、そして、そのこぼれ球を素早く菊岡拓朗、遠藤敬佑らが狙うなど、シンプルにゴールへ攻め込む。これら形を比べてみるだけでも、ピッチを見るうえでの楽しさは増すはずだ。
さて、お互いの現状に話を移すと、3試合ぶりとなるホームゲームに臨むC大阪は、第1クール同様首位で第2クールを終えたものの、7勝6分4敗と第2クールでは思うように勝点を伸ばすことができず、失点も増加。ここ2試合も、下位の福岡、横浜FCとのアウェイ連戦で、一時はリードを奪われるなど苦戦し、小松塁の起死回生の2試合連続ゴールで何とか引き分けに持ち込んだほど。結局、上位混戦模様に拍車をかける形となってしまった。
今週最初の練習日となった水曜日、C大阪はトレーニングの前に、羽田憲司、江添建次郎らが先頭に立って、選手中心のミーティングを異例の1時間半の長さをかけて実施。「課題や、やっていくことをチーム全体で話した。共通理解の部分を改めて確認した」と香川。第3クールに臨むにあたって、気持ちを再びひとつに、結束をより強固なものにしたチームは、目標のJ2優勝、念願のJ1復帰に向けて、ラストスパートの態制を整えている。
そのなかで、今節はここまで全試合先発していた左サイドハーフの石神直哉が累積警告により出場停止となるが、前節出場停止だったDFチアゴが復帰する。多少のメンバー変更が予想されるなか、来る水戸戦に向けて「ウチは絶対勝たなきゃいけない」と語気を強めたのは、レヴィークルピ監督。「ホームでスタートできるし、サポーターもたくさん来てくれる。相手にどんどんウチのサッカーを仕掛けていきたい」と、狙うはもちろん勝点3のみ。今季水戸戦2試合でハットトリックを含む5得点の香川、これが水戸戦初出場となるカイオらを中心に、第15節の再現を目指す。
対する水戸は第2クールで9勝4分4敗と、鳥栖に次ぐ勝点を叩き出すなど好調。とりわけ光るのは、C大阪とは好対照な数字を残した守備陣。第18節仙台戦こそ5失点と大敗したものの、その後の複数失点は第24節C大阪戦のみ。7試合で失点ゼロ、他も1失点のみと安定度が増してきた。そして、その守備の頑張りに引っ張られるように、攻撃陣もコンスタントにゴールを積み重ね、木山隆之監督のもと、チームはいま、ひとつになって戦うことができている。
前節の熊本戦では、今季初めて荒田、高崎がゴールそろい踏みも果たし、勢いをつけて敵地に乗り込むことができる水戸。しかも、荒田はこれがC大阪戦今季初出場。昨シーズン第18節では値千金の決勝ゴールを決めて、チームを勝利に導いた背番号9が、満を持して長居のピッチに立つ。荒田の復活により、高崎、遠藤、吉原宏太らの存在も、C大阪にはさらなる脅威となるはずだ。
第15節も、第24節も、激しい1対1の攻防、空中戦の競り合いが随所に見られ、サッカーバトルが繰り広げられたC大阪と水戸。今回は、それらにも増して、お互いがプライドにかけてぶつかり合うはず。首位を突っ走りたいC大阪が水戸戦3連勝となるか、それとも、水戸がアウェイで一泡吹かせて、勝点差を6と一気に縮めるか。22日土曜日18時から、長居の地は、戦の舞台と化す。
以上
2009.08.21 Reported by 前田敏勝
J’s GOALニュース
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