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【J2:第35節 湘南 vs 仙台】プレビュー:勝点で並ぶ上位決戦。ハーフタイムの花火を祝砲に変えるのは暴れん坊か、東の横綱か。(09.08.23)

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8月23日(日)J2 第35節 湘南 vs 仙台(18:00KICK OFF/平塚
スカパー!生中継 Ch183 17:50〜(解説:水沼貴史、実況:加藤暁、リポーター:児玉美保)
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第1クールを12勝2敗3分の2位で折り返した湘南だが、第2クールは8勝6敗3分、途中4連敗を経験するなど苦戦を強いられた。それでも2位と勝点で並ぶ3位につけているのだから、ライバルたちも同様に苦労している様が窺える。迎える最終クールは、前クールに払った高い授業料を活かすべき最後の舞台となる。

「第2クールの経験を生かすも殺すも自分たち次第」と、田村雄三が言う。オフ明けに行なわれた連日のミーティングでは、チームの、また自身のプレーを反芻した。
「あらためて客観的に振り返り、自分自身、もっとできたと思っています。この2年間、最終クールで悔しい思いをしてきた。楽な試合などもちろんない。ただ、第2クールを踏まえて自分たちを再確認し、第3クールに挑めることをプラスに捉えたい。みんな声もよく出ているし、第3クールに懸ける意気込みがチームとして出てきている。やるしかない」

事実、トレーニングからほとばしる志は勇ましい。紅白戦では鈴木将太をはじめ、滝川敬祐や福田健人ら若手も球際厳しく渡り合い、試合に出ているメンバーを圧倒している。いつでも試合に出られるよう、否、スタメンを食らう覚悟がピッチから伝わってくる。彼らなくしてチームの強度は育まれない。そんな一人ひとりの姿勢をして、「うちは総力戦。全員が戦力なんだ」と、指揮官は語る。1ヶ月前も、半年前を振り返ってもなお色褪せない馬入の光景に、勇志たる湘南の幹を見る。

その戦士たちが第3クールの初戦、ホーム平塚に迎え撃つは勝点66で並ぶ2位の仙台だ。こちらも第2クールは9勝4敗4分と、第1クールの成績を上回ることは叶わなかった。だが前節には徳島に勝利し、2ヶ月ぶりの連勝、第20節岐阜戦以来の無失点勝利、第23節栃木戦以来のアウェイ勝利、そして今季最高の2位浮上と、靄に包まれていたかのような負の要素を一掃して第2クールを締めた。よい流れを確実にするためにも、昇格争いのライバルを寄り切りたいところだろう。

チームトップスコアラーの梁勇基は前節の徳島戦で自身13点目をマークし、早くも昨季のゴール数に達した。スペースに顔を出しながらパスを供給し、ポンプのごとくリズムをつくりだす様は「心臓」と例えるにふさわしい。仮に血流を塞いだとしても、ピンポイントで合わせる、あるいは直接ゴールにねじ込む精緻な右足が敵を脅かす。すなわち、仙台が繰り出す堅守速攻とセットプレーはゲームのひとつの肝となろう。くわえて、J1ディフェンディングチャンピオンの鹿島のラスト15分の失点が0なら、仙台も同4ときわめて少ない。前節も穴熊のごとく巧みに時計の針を進めて逃げ切った。思えば、両者の過去2戦は1勝1敗と分け合ってはいるものの、いずれの試合もそれまでのベストといえるほどに湘南はよい試合の入りをもって先制点を挙げている。今節も同様に先手を奪い、最後まで粘り強くゲームを主導したい。

両チームともに出場停止はない。湘南は田原豊が戦線を離脱しているが、かたや仙台も徳島戦で負傷交代したサーレスの状態が心配される。また第2クールの湘南戦でアシストを決めた朴柱成の負傷も伝えられており、両者の布陣には注目だ。

一戦をまえに、反町康治監督が言う。
「東の横綱を相手に、我々は挑戦者としてベストを尽くすのみ。選手たちはみんな知ってるよ。ここからがほんとうの勝負だ」

すべてを出し切ってシーズンを終えてほしいと、指揮官は選手たちに話したという。泣こうが笑おうが、冒険心に満ち溢れ、活き活きと躍動してこそ湘南である。最後の総力戦、まずは東の横綱に暴れん坊が挑む。

以上

2009.08.22 Reported by 隈元大吾
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