8月22日(土) 2009 J1リーグ戦 第23節
広島 2 - 1 浦和 (19:04/広島ビ/27,113人)
得点者:26' 槙野智章(広島)、42' 柏木陽介(広島)、68' 田中マルクス闘莉王(浦和)
スカパー!再放送 Ch183 8/23(日)14:00〜(解説:前川和也、実況:君崎滋、リポーター:掛本智子)
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●ペトロヴィッチ監督(広島):
「こういう試合の後は、監督として特に語る言葉もない。選手たちが、ピッチで全てを見せてくれた。
すごく難しい試合だった。浦和は5連敗しており、特別に高いモチベーションで臨んできたから。
それでも今日、私はリスクを負った。高萩洋次郎は腰のケガもあり、本来なら出場させたくなかった。それでも、私はあえて、彼を起用した。高柳一誠は今日、ボランチでプレーした。彼は試合中、鼻を骨折しながら自分の仕事をしてくれた。出場停止やケガ人のこともあり、選択肢も決して多くはなかった。
前半の立ち上がり、これだけたくさんのサポーターが詰めかけてくれたこともあり、その雰囲気にのまれてしまった部分もある。しかし、その後は立て直して2-0でリードした。
後半はいい試合ができた。浦和が得点を奪うべくリスクを負って前に出てくることは、わかっていた。そこをしっかりと守って、速攻を仕掛けられた。狙い通りだった。本来ならば、カウンターをフィニッシュまで持っていけるのだが、連戦の疲れもあり、精度を欠いてしまった。
ここまで厳しいチーム状況の中で、浦和のようなビッグクラブに対してこういう戦いができる。選手たちが強い気持ちで戦ってくれた。ポジティブなことがたくさん見られた試合だった。
ここまでの23試合、選手が積み上げてくれたことは、奇跡に近い。しかし、我々は引き続き、地道に地に足をつけて戦わないといけない。サッカーとはある意味、危険な仕事だから。
今日の勝利によって、もしかしたら広島は山形に勝てるだろうと思われるかもしれない。しかし、山形はコンパクトな守備ができる素晴らしいチームだ。かなり厳しい戦いなるのは間違いない。我々はしっかりと地に足をつけて準備し、山形戦に臨まないといけない。
Q:10年ぶりの対浦和リーグ戦勝利について。
「この3年半、私が指揮をとってから、クラブの歴史に様々なことを刻んできた。それはネガティブなことも、ポジティブなことも。ここ最近は、ポジティブなことの方が多いけれど。
浦和はビッグクラブであり、日本のバイエルン・ミュンヘンだ。そういうクラブに勝つことは、特別な想いになる。
広島に来て3年半、私には一つの夢があった。J1で浦和より上の順位で相手を迎え、満員のホームスタジアムで浦和に勝利することだ」
Q:勝ちきれるようになった要因は?
「それは、時間のなせる業だ。
サッカーとは、プロセスを踏みながら、成長するもの。新しい監督がやってきても、選手のモチベーションは変えられても、それほど大きなことをすぐには変えられない。プロセスを積み重ねることによって、我々はここまで来た。
私がこのクラブで初めてやった仕事は、世代交代だった。今、活躍している多くの選手は、全国的には無名の選手たちだったから。
2007年は、リードしてもカウンターを食らって逆転される試合も多く、J2降格となってしまった。しかし、我々の進む方向は間違っていないと、クラブは判断してくれた。だから、J2でもたくさんのプロセスを踏むことができたのだ。
今、チームの80%を占める広島育ちの選手たちと共に成長できる喜びを感じている。私は、完成した選手を5人も6人も補強して欲しいと、織田強化部長に頼んだことはない。選手と共に、チームを作っていくタイプの監督なのだ」
以上















