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【J1:第23節 新潟 vs 京都】レポート:京都がセットプレーからの2得点で、今季アウェイ初勝利。新潟は初の連敗。(09.08.23)

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8月22日(土) 2009 J1リーグ戦 第23節
新潟 1 - 2 京都 (19:03/東北電ス/35,047人)
得点者:43' マルシオリシャルデス(新潟)、53' 李正秀(京都)、67' 金成勇(京都)
スカパー!再放送 Ch183 8/23(日)11:00〜(解説:古俣健次、実況:鈴木英門、リポーター:内田拓志)
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京都が2-1で新潟に逆転勝ち。今季のアウェイ、初勝利を挙げた。0-1の後半8分、フリーキックのこぼれ球を李正秀が押し込んで同点。後半22分、右コーナーキックから途中出場の金成勇がヘディングで決勝点を奪った。
新潟は前半43分にマルシオ・リシャルデスのゴールで先制するが、守りきれず。前節のG大阪戦に続いてホーム戦を落とし、今季初の連敗を喫した。

ピッチ上の出来事に、35047人の観客のほとんどが無関心を装った。その中で歓喜に沸いたのは、スタンドでは少数派の京都サポーターだった。
後半22分、金のヘディングが決まった瞬間、京都のメンバーとサポーターはスタジアムの空気を無視するように、喜びを爆発させた。
ディエゴの右コーナーキックを、ファーに走り込んだ金がとらえる。「スペースが空くと思ってファーにいたら、ボールが来た」。イメージしていた展開。チャンスは逃さなかった。

後半8分の同点弾もセットプレーから。中央右寄りのフリーキックからディエゴがGKの前にボールを入れる。ポストに当たって小さくはね返ったところを李が押し込んだ。どちらもチームが得意とするセットプレーからの得点。新潟の攻撃をゴール前でカットすると、そこからカウンター。相手のファウルや苦し紛れのクリアからセットプレーをゲット。今季11試合目のアウェイ戦で初めて奪った勝点3は、狙い通りのパターンでもぎ取った。

なにより充実していたのはメンタル面だった。前節清水戦、押し気味に試合を進めながら、FKを決められて敗戦。「いいゲームをしながらFK1発でやられた。その悔しさが今日のゲームに生きたと思う」。加藤久監督は選手の集中力を勝因に挙げた。前節から中2日、チームは屈辱をエネルギーに変えていた。それがこれまで未勝利だったアウェイゲームのマイナスイメージを拭い去った。「チームが一丸になって奪った勝点3」。シジクレイが言うように、最高のムードで勝利をもぎ取った。

一方、新潟にとっては、あってはならない負け方だった。逆転負けは2007年の第25節・柏戦(ビッグスワン)以来。先制すれば不敗のゲームパターンが、ホーム戦で崩れた。しかも今季初の連敗。第16節柏戦を最後に7試合、勝ち星なしになった。

前半43分、矢野貴章のクロスを、ゴール中央のマルシオ・リシャルデスが強引にけりこんで先制。ここで流れをつかんだはずだった。だが、得点をきっかけにチームが1つになった京都とは違い、新潟のプレーはチグハグだった。

パスのタイミングが合わずに京都に簡単にボールを奪われる。相手のカウンターに対しては後手を踏み、失点したセットプレーでは厳しさが見られない。「セットプレーは気持ちの問題。何となくマークについているのではやられてしまう。攻撃もなんとなくパスを出したり、相手が待っているところにクロスを入れたりと中途半端なプレーが多かった」。ゲームキャプテンの本間勲はふがいない内容に怒りを隠さなかった。

京都のカウンターの速さも、セットプレーの高さ、強さもスカウティングを通して十分に把握していた。だが、警戒していたはずの形から得点を許した。なにより、前線からプレスをかけ、攻守に足を動かし続ける自分たちのサッカーを90分間貫くことができなかった。「攻守の1つ1つがかみ合わなかった。全員でハードワークするのが新潟のいいところ。それを出さないと」。大島秀夫はひたむきさを欠いた試合内容を反省した。

ウイークポイントをさらけ出した新潟と、上昇の手応えをつかんだ京都。明暗は結果以上にはっきりと分かれていた。

以上

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2009.08.23 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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