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【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 山形】レポート:ボンバーヘッド、炸裂! 横浜FMが初戦を飾る。山形はキム クナンが古巣相手に奮闘(10.04.01)

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3月31日(水) 2010 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM 1 - 0 山形 (19:30/ニッパ球/8,593人)
得点者:71' 中澤佑二(横浜FM)
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日本代表コンビが決勝点を生んだ。
71分、横浜F・マリノス中村俊輔が左CKを蹴り、ファーで待ち構えていた中澤佑二がジャンプ一番、ヘディングシュート。ゴール右上へと突き刺さる。中澤はスタンドに向かって、力強く何度もガッツポーズ! 今季公式戦初ゴールの喜びが伝わってきた。

試合は、スローペースな立ち上がり。横浜FMがキープ率で上回るも、やや引き気味にブロックを形成した山形の守備網を崩しきれない。また、横浜FMは「スカウティングの情報もあり、サイドバックの攻撃を引き出そうとした」(長谷川アーリアジャスール)ため、中盤の選手が中央に密集しがちに。それが原因で、大きな展開の攻撃ができなくなってしまう。
ただし、目を引いた選手もいる。今季初先発のFWバスティアニーニだ。アピールしようと積極果敢にプレー。32分には、敵GKが弾くほどの強烈な、振り向きざまのシュートを放つ。長身を生かして、空中戦の強さも見せていた。
 
一方、前半の山形は、守備では忠実かつ粘り強いものの、攻撃の形がなかなか作れない。ボランチ佐藤健太郎を軸に、左右へパスを散らし、サイド攻撃を誘発するもフィニッシュまで至らない。
前半唯一の好機は8分に。左サイドバック石川竜也が攻撃参加し、鋭いミドルを放つ。これはGK飯倉大樹のセーブに弾かれ、ボールは左ポストを直撃した。
 
後半に入っても、前半同様の膠着した状態が続く。だが、横浜FMが温存していた2人の選手が、流れを一気に変える。58分に投入された中村と山瀬功治だ。2人は中盤のワイドな位置にポジションを取り、相手選手を引きつけ、スペースを作ることに成功。また、中村はサイドチェンジのパスを有効活用し、田中裕介らのオーバーラップを引き出す。よって、停滞していた攻撃が動き出し、中澤の決勝ゴールが導かれたと言えるだろう。
ただ、気がかりなのは、ゲームの終わらせ方。もう1点を狙いにいくのか、キープして守りを優先させるのか、その意思統一がされていなかった。「みんなが同じ意識でやらないといけない」と、狩野健太も反省点に挙げている。

山形は終盤、何とか同点に追いつこうと、サイド攻撃の勢いを高める。そして試合終了直前。石川の左クロスが手薄だった相手DFの裏に抜け、あとはFWが合わせるだけに。しかしながら、わずかにボールが逸れ、詰めきれず。
また76分には、昨年まで横浜FMに所属していたキム クナンが登場。FWの位置に入ると、古巣の先輩・中澤らが守るゴールを目指して猪突猛進。見せ場は84分だった。右サイドで中澤と競り合い、一度はボールを確保されるも、後ろから猛チャージ。自慢のパワーで体を入れて中澤をぐらつかせ、ボール奪取に成功したのだ。
彼との再会を懐かしんだ横浜FMサポーターは、試合後に「キム クナン」コールをしばらくの間、連呼。それに対して、キムは「感動しました」と笑みを浮かべ、日本語で「もっと頑張ります!」と言い残し、チームバスに乗り込んだ。久々に訪れた横浜で活力を得た、キムの今後に期待したい。  

以上

2010.04.01 Reported by 小林智明(インサイド)
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