7月28日(水) 2010 J1リーグ戦 第15節
名古屋 2 - 1 湘南 (19:04/瑞穂陸/7,991人)
得点者:17' 田中マルクス闘莉王(名古屋)、68' ダニルソン(名古屋)、79' 田原豊(湘南)
スカパー!再放送 Ch183 7/29(木)前08:00〜
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●ダニルソン選手(名古屋):
Q:初ゴール、貴重な勝ち越しゴールでしたが?
「自分にとってJ1での初ゴール、凄くモチベーションも上がりましたし自信になります」
Q:今日は右足でも強烈なシュートがありましたが?
「前にスペースがあるときはシュートを狙っています。それは監督からも話されています。これからもスペースがあればシュートを狙います。シュートの強さも自分の良い点だと思っています」
Q:中盤でのカットなど、ディフェンス面でも良い働きがありましたが?
「自分が自信を持ってプレー出来ています。監督が自分に対して信頼を置いてくれていますし、それが今のプレーにも繋がっていると思います。
自分達の目標はJリーグチャンピオンになる事、そのためには自信を持ってプレーする事が重要です。これまでナビスコカップでもレギュラーで試合に出続け経験をしています。これからJリーグの試合でも出続け、自信を得たいと思います」
Q:次節に向け抱負をお聞かせ下さい。
「まず勝つ事が重要です。どの試合にも勝つつもりで臨んでいますし、それを続けてチャンピオンになりたいと思います」
●田中マルクス闘莉王選手(名古屋):
Q:今日の試合を振り返ってください。
「この前の引き分けを活かすためには、どうしても勝たなければいけない試合でした。もう少し余裕を持って勝てれば良かったのですが、こういう勝ち方でも次へ繋げられるよう頑張ります」
Q:得点シーンを振り返ってください。
「フリーだったので押し込むだけでした。マス(増川)に感謝したいと思います」
Q:前の選手へ指示を出すシーンも見られましたが?
「どうしても気持ちが緩んでしまい、もっともっとやれる所でやれず、終盤に追いつかれる試合をこれまで何度も経験してきました。そうならないよう、2点目、3点目を狙う必要がありました」
Q:試合後はピッチに座り込むシーンも見られましたが?
「この夏はしんどいです。立っているだけでも汗をかき、走っていられる様な状況ではありません。それでも自分力を振り絞ってこれからも頑張ります」
●増川隆洋選手(名古屋):
Q:1点目の折り返しはどういうイメージで?
「いや、完璧に見えたんで。狙い通りです。シュート打つよりも、パスの方が見えたので。まあ、役者が決めた方が記者さんたちも喜ぶだろうと思ったんで(笑)」
Q:ナイストスだと(笑)。
「そうですね。珍しく全てが見えていたんで、あとは決めてくれるだけでした」
Q:確かに闘莉王選手は決めるだけでした。
「やっぱりアイツが決めると、チームも盛り上がるんで。僕が決めるよりかは」
Q:そんなに下に出なくても(笑)。
「ははは。僕はあんまり得点を取りませんからね、らしいかなと」
Q:闘莉王が決めれば乗ってくる男だと意識してアシストを選んだ部分も?
「いやあ、まあ特に意識したわけではないですけど、あの瞬間は闘莉王がフリーになるのが見えたので、そのイメージだけで送ったんですけど。結果、うまく先制点が取れてチームとしてもよくなったし、前半でもう少し点差を付けられればよかったなという展開だったので。最後までもたついてしまったのはいつもの悪い癖だし、そこはしっかり改善しないといけないなと思います」
Q:闘莉王選手はいろいろと言われていましたが、実際プレーしていていかがですか。
「何も変わってないですよ。いつも通りにプレーしていたし、ああいう能力の高いところは随所に見られるし。一緒にやる相棒としてやりやすいですし、ま、このままもっと良くしていきたいですね」
●中村祐也選手(湘南):
Q:途中出場でしたが、どんな指示を受けて入ったのですか。
「バイタルでもらったら仕掛けてという感じですかね」
Q:けっこうチャンスも自分のところから作れていたと思いますが、手応えは。
「いやあ、点が取れてないから手応えはないです。やっぱり監督が言っていたように仕掛けて、という積極性がないという感じだったんで、入ったら、もう取られてもいいから仕掛けようと思って。そういう勢いみたいなものは少しは出せたかと思うんですけど。でも点につながらなかったし、そのあと失点してしまったので…。いい力は与えられなかったかと思います」
Q:中村選手が入ってから、攻め手は増えたと思います。どこを突いていこうと考えていたのですか。
「相手がワンボランチで、その横が空いてきて、バイタルがすごく空いてきていたので、そこで安全なプレーばかりしていても点は入らないので。さっきも言ったように仕掛けることを意識していました」
Q:後半は支配できた時間がかなりありました。あそこでもう1点が取れなかったのは、何が足りなかったのでしょう。
「やっぱり積極性ですかね。あとは最後の判断だったり。自分も切り返してシュートとかあったんですけど、そういう場面でディフェンスをしっかり見るだとか、ゴールをはっきり見てということが少しできなかったので、ゴールという形にならなかったんですけど。そういうところの精度を上げていかないと、個人としても点が取れないと思うし、チームとしても点が取れないと思います」
Q:J1の強豪との戦いだったという面での感想は。
「ひとりひとりのポテンシャルというか、そういうものは高い感じはしましたし、チームとしてまとまってるなという感じはします。ただ、自分たちは攻撃した時に自分たちの力というかが足りないので。点につながらないんですけど、向こうはここぞという時にしっかり決められる。そういうところが違うと感じました」
●田原豊選手(湘南):
Q:得点の状況を振り返ると。
「いやあ、まあミーティングの話の中でのひとつのプレーだったし、そういうのを頭の中に入れてやってたひとつの流れのゴールなので。別に自分のゴールですけど、そういうのを自分が出ている時に回数多くして、同点にするチャンスはあったんじゃないかと思います」
Q:闘莉王選手ら相手DFとの戦いについては。
「もちろん同じ人間なんの、ただ違う試合をやってきただけで、特に気負うこともなく、普段どおりやってるので。手応えはないですね、普通です」
Q:追う展開でピッチに入って、どのようなプレーをしようと考えていましたか。
「もちろん0−2というビハインドの中で入るっていうことは、やっぱり少なくとも同点に持って行かないといけないと思いますし、勝ちにこだわってサッカーやるのがプロとしての条件でもあるので。点数を取りに行くのと、そういう気迫のこもったプレーをするというのも、見てるお客さんに伝えられればいいかなと、というところですかね」
Q:交代出場するまでの間に、相手のプレーや隙をどのように観察していましたか。
「特にそんなのは意識しないでね。まあ無限なんでね、サッカーは。パターンが。頭の中に入れたって自分がプレーした時にはそれができないかもしれないし。常に臨機応変に、局面局面でどういう引き出し方をするのか、というの考えながらやっていました」
Q:後半になると支配できる時間も増えました。あそこで追加点が取れる力が欲しかったですね。
「そうですね、だから後半は前半と違ってベルマーレの時間というのが結構あったと思うので。そういう中で得点を取った後、追い上げムードでいける雰囲気が出てきた中で取れなかったというのが、自分の中では反省している部分です」
Q:では、得点した喜びも半減といったところですか。
「いや、常に得点取っても嬉しさはないです。まあ、それが仕事なので、僕は。仕事をやってるだけなので、嬉しいということはないと思います」
●都築龍太選手(湘南):
Q:負けはしたんですが、DF陣として今日の手応えは。
「いやあ、2点目入れられたことが、ダメでした。僕は。もうちょっと粘らないといけないです」
Q:2点目のミドルシュートは、あっさりと入ってしまった感じでしたが。
「そうですね、自分のポジションが悪かったですね、多分」
Q:1点目は警戒していたセットプレーからの失点でした。
「いやまあ、全部がフリーやったから。折り返されて、もう1回中で折り返されて、次も全部フリーやったから。ミーティングしている意味がない」
Q:それ以外の部分での、守備の出来はいかがでしたか。
「いや、今日は中盤でのミスが多くて。DFラインだけでは守れない状況が多いんで。もうちょっと自信もってやらないといけない」
Q:監督も「名前負けしている」と仰ってました。そういう雰囲気を感じましたか。
「いや、僕はまったくないです」
以上
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