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【第90回天皇杯4回戦 横浜FM vs 清水】プレビュー:メンタルの勝負、横浜FM中村と清水・小野のFK勝負が明暗を分ける?(10.11.17)

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11月17日(水)第90回天皇杯4回戦 横浜FM vs 清水(19:00KICK OFF/ニッパ球)
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両チームの対戦は、ヤマザキナビスコカップを含めて今季4度目となる。これまでの成績は1勝1分1敗とイーブン。今回の対戦で決着をつけるべく、ニッパツ三ツ沢球技場で相まみえる。

リーグ戦後、中2日でのゲーム。肉体的には地元で戦える横浜F・マリノスにアドバンテージがあるが、それほど差異はないはず。むしろ精神面での影響の方が大きいかもしれない。
横浜FMはリーグ戦の前節、2連勝後にFC東京戦に臨んだ。しかし、負傷離脱中の中澤佑二、栗原勇蔵を欠いた影響もあり、1−2で黒星。連勝中に輝いていたダイヤモンド型の中盤も機能せず、点差以上に完敗を喫した感は拭えない。また、ACL出場圏内争いから一歩後退した事実も重なる。多少なりとも動揺を引きずっている可能性はある。

逆に清水エスパルスは前節、湘南ベルマーレと戦い、連敗を2で止める。また、今季限りで長谷川健太監督が退任し、伊東輝悦、市川大祐、青山直晃らがチームを離れるというショッキングなニュースが流れたが、5−0の大勝劇を披露。試合後、指揮官は「今週いろいろ選手たちと最後をいい形で終わろうという話をして、それがこの勝点3につながった」と語る。結束力を高め、勢いよく横浜へ乗りこみそうだ。
よって、メンタル面では清水が有利、と言いたいところだが、横浜FMも結束力を高めそうな要因をもつ。それは「中澤、栗原のために」という想い。2人は12月25日の天皇杯準々決勝までには復帰する見込みが浮上している。だから、この一戦だけは落とせないと誓う選手が多いだろう。また、F東京戦後には「2人がいないことは言い訳にできない」(飯倉大樹)と、プライドを覗かせる選手もいた。メンタル面でも、どちらのチームが有利、不利かを判別するのは難しい。

試合自体では、スタメンをいじるかどうかが焦点の一つ。横浜FMは前記の通り、リーグ戦のF東京戦はただ負けただけでなく、内容的にも「ちょっと中途半端だった」(木村和司監督)。急造DFラインのテコ入れを始め、もしかすると中盤のシステムを元のボックス型に戻す可能性も。また、先のF東京戦で得点に絡んだ端戸仁らが先発入りしてもおかしくない。
清水は、リーグ戦で現在6位とACL出場圏内を狙える位置をキープ。日程を考慮して多少、メンバーを変更することは考えられる。特に36歳のヨンセンは湘南戦でフル出場しており、連戦はきつそう。普通に予想すれば、永井雄一郎あたりが先発に名を連ねるのが妥当だ。ただし、横浜FMは日曜日にF東京の平山相太の高さと強さに苦しめられたばかりであり、清水もリサーチ済みに違いない。それを踏まえると1トップの位置にはヨンセンが入るのが適任なのだが……。

忘れてはいけないのは、両チームが誇るファンタジスタの存在。それは言わずもがなだが、中村俊輔と小野伸二である。連戦のド真ん中、しかもトーナメント戦、手の内を知る両チームの対戦とあり、お互い慎重なゲーム運びをすると予想される。そこで2人のFKが勝敗を分けることも十分にありえる。ゴール前の直接FKだけは絶対、見逃せない。

以上

2010.11.16 Reported by 小林智明(インサイド)
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