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【第90回天皇杯4回戦 F東京 vs 千葉】レポート:躍る“Tokyo Young Guns”千葉のプレスをかいくぐる(10.11.18)

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11月17日(水) 第90回天皇杯4回戦
F東京 2 - 0 千葉 (19:00/味スタ/6,403人)
得点者:51' 大竹 洋平(F東京)、59' 大竹 洋平(F東京)
チケット情報天皇杯特集
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F東京が、天皇杯4回戦でJ2千葉と対戦して2-0で勝利を飾った。互いに先発メンバーを大幅に入れ替えたが、後半、MF大竹洋平が51分、59分にゴールを決めてF東京が千葉を破った。F東京は2年ぶりにベスト8に進出。12月25日(土)、準々決勝でJ2福岡と対戦する。

前半を0−0で折り返すと、後半、F東京のYoung Gunsが躍動した。51分、左サイドからソ・ヨンドクが切り崩してシュートを放つと、こぼれ球に大竹が反応してゴールに押し込み先制点を挙げる。そして59分、Young Gunsがピッチを華麗に舞った。ソから受けたボールを大竹がヒールで流す。そのボールを田邉草民が折り返して、大竹が右足で追加点を決めた。テンポよく繋がるボールに千葉のDFは後を追うばかりで付いていくことができなかった。

後半に入り、大きく試合が動いた。F東京が攻勢を仕掛け、千葉は後手を踏んでしまった。それぞれの思惑が後半開始直後にうかがえた。
F東京・大熊清監督はハーフタイムに、両サイドハーフが高いポジションを取るように指示。4ライン(最終ライン、ボランチ、中盤、前線)を形成して組み立てると、ボールはおもしろいように動いていった。ミドルサードで簡単にボールを繋ぎ、高い位置にポジションを取ったソを起点にゴール前へとボールを運んだ。ボールの逃げ場所ができると、それぞれが得意なプレーを発揮し始める。3列目から田邉が前線に顔を出し、右サイドの大竹は中央にポジションを移してバイタルエリアでボールを収めた。流動的にポジションを変える選手たちに、千葉の両サイドバックは凍りつき、押し返すための攻め上がりができなくなってしまった。
前半、ボールを支配された千葉は、後半開始と同時にプレスを強めて圧力をかけた。だが、ボールホルダーに次々と選手が食いついていくが、このプレスは機能しなかった。メンバーを入れ替えたことで、どの場所に誘い込んでボールを奪うかを、チームとして統一することができていなかった。「完敗です」と、千葉の江尻篤彦監督は淡々と試合を振り返った。後半、両サイドバックの攻め上がりが少なくなり、攻撃は右サイドの太田圭輔の単独突破に頼る形が多くなる。1失点後、すぐに米倉恒貴を投入して前線にポイントを作ろうとしたが、F東京のセンターバックに仕事をさせてもらえなかった。

ただ、週末には、昇格をかけたJ2リーグ戦が待っている。江尻監督も「最大の目標である北九州戦(11/20@フクアリ)に切り替えたい」と語った。この日の結果を嘆く時間も余裕もない。
F東京もそれは同じだ。ただ、「総力戦」を謳ってきた指揮官にとってこれほど頼もしい結果はないはずだ。この日の先発メンバーの平均年齢は22歳。若い力が結集したF東京が試合を制した。主役のビリー・ザ・キッドは「試合に出場している選手以上に厳しい練習をしてきた。俺たちがやってやると思っていた」(大竹洋平)と、誇らしく語った。リーグ終盤、この日活躍した“Young Guns”が最大の標的であるJ1残留をも射抜くかもしれない。期待の救世主はこの中にいるはずだ。

以上


2010.11.18 Reported by 馬場康平
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