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【2011シーズン始動!】G大阪:新体制発表記者会見でのコメント(1)(11.01.31)

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本日、大阪市内にてガンバ大阪の新体制発表記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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●金森喜久男代表取締役社長:
「皆様、おはようございます。お忙しい中、新体制発表会見においでいただきまして本当にありがとうございます。昨年はまた大きな声援をいただいて心から重ねて御礼申し上げます。昨年天皇杯準決勝を29日に終えまして、翌日に解散式を行いました。監督はじめ、チームスタッフ、選手、全員が集まって行ったのですが、全チームの選手、スタッフの顔をみていましたら、悔いの残った、ほろ苦い顔で解散式に臨んだという雰囲気でした。昨年の事は既に話していますので新しい事をお話したいのですが、解散式後、西野監督と1年間を振り返り、40分ほど話をさせてもらいました。監督からはいろんな問題点、感想が述べられましたが、私が申し上げたいのは、監督からは選手の怪我、補強した外国籍選手のいろいろなアクシデントがあったが、もっと自分がうまくチームをまとめきれた、のではなかったか、とそこに悔いが残るという話があった。

今年、西野監督は今年10年目の指揮になります。私は試合が終わる度に、Jリーグの全ての監督の談話を全部1つのものにまとめています。その中で、監督が自責なのか他責なのか、また違う話をするか3つの分類があるわけです。他責で話をする監督が必ず2人くらい、自責が2人くらい…いて、その中で自責で話をする監督が二人いて、それがオリヴェイラ監督と、西野監督な訳です。我々が10年託して実績を残していただいて、全幅の信頼を置くのが、西野監督の采配、起用の手腕もありますが、私は西野監督の人格に全幅の信頼を置いている事をまず伝えたいというのが1点です。

ガンバ大阪は今年設立20周年を迎えます。その中で西野監督はガンバ大阪の10年目、1つ大きな節目を迎える。Jリーグは1993年の5月からスタートし、その1年半くらい前にJリーグは10クラブからスタートした訳です。おかげさまで今、Jリーグも36クラブになり、Jリーグから巣立った選手たちが世界でも活躍していますが、一昨日の試合を見るように、代表チームもアジアカップの優勝をとるまでになった。私がこれから節に願うのは、まだガンバは、日本代表は、世界のグローバルスタンダードにまだ追いついていない。しかし、Jリーグの歴史はまだ20年です。いよいよ、世界レベルに到達しつつある、その礎を作っているのがJリーグのプロクラブであると思っています。その中でガンバは2011年のスローガンを「新芯進〜新たなる未来へ〜」とさせてもらいました。この『芯』の文字には我々、お客様を第一に、サポーター第一ということを核に据えて、すべての戦い方、取り組み方を新しい物にしていく、新たな未来を今後のJリーグの中で培って行こうと言う考え方でございます。

クラブとしては選手たちが思い切りプレーできる、お客様が満足できる、見る環境、スタジアムの建設、それから西野監督にお願いするのは、やはり我々は世界レベルに到達したいということで、ACLでの優勝、そしてクラブワールドカップへの参戦、そこでトップを目指していただく。そしてJリーグ優勝、この2つはこの10年目を迎える西野体制の中できっと実現で切ると確信している。我々、そのために選手が最大限の力を発揮できるように、最大のサポートをするつもりでいますので、お集り戴いたファンの皆さん、マスコミの皆さんにも是非サポートいただきたくお願い申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます」

●西野朗監督:
「おはようございます。お久しぶりです。昨年の暮れの29日にマスメディアの方にお会いして以来、1ヶ月以上経つのですが、その間、また今年も我が街である浦和に戻っていまして、苦痛のオフを、非常に住みにくい…本来はそうではないのですが、しっかりとオーバーホールしたいと思いながらも、環境が許してくれない中で、1ヶ月のオフを過ごしてきました。今年もガンバで監督としてチーム作りが出来るという喜びに浸りながら、また新シーズンがどういうシーズンになるのか、自分の中でどういうシーズンにしたいのかを模索しながら、わが町の大きなクラブの雰囲気も感じながら過ごしてきました。

今日新しいメンバーと初めて会う選手もいたわけで、自分のイメージと今季のチーム作りというものが、マッチして行くかはこれからだと思うのですが、今年に入り天皇杯決勝を見たり、今日夕方遠藤が戻りますが、代表チームが非常に素晴らしい成果を挙げて戦ったアジアカップ、そういうものをここ1ヶ月、客観的に見ながら、それとガンバがどうかというのも大事なところなので、サッカー界にとって非常にいいスタートをきってくれたし、素晴らしい勢いがついていますし、Jリーグもそういう中でしっかり取り組んで行かなくてはいけない。そして、その中でガンバがリーダーとなって引っ張っていきたいという気持ちがまた沸いてきました。今日最終的に編成を自分の中で感じたので、今日からしっかり目標に向ってチームづくりをしていきたいと思います。

昨年、期待されながらタイトルをとれないシーズンで終わってしまって、本当に皆さんには申し訳なく思っていますし、その借りを今年ぜひ、20周年というガンバの歴史の区切りだからということでもないですが、昨年の悔しい思いをしっかりと今年取り返すシーズンにしたいと思っています。
スローガンが、一人歩きしないように、現場でできる変化とか、新しい形というものは、ベースがそう変わっているものではないので、大きくは新しく変わって行くことは今は考える事はないと思うんです。選手もそのプレッシャーを感じずにスタートして欲しいと思いますし、着実にいいものは継続していきたい。たくさんガンバの今までの歴史の中で作り上げてきた素晴らしい、決して変える必要のない部分はたくさんあると思うので、そこは全員で継承して行く。その継承もとても難しいことだと思うが、そういう部分と、また着実に少しずついろんなアプローチを考えながらかえていくところを、スタッフ、選手全員で考えながらまた違うガンバを…当然選手の編成はかわっているので変われる部分はたくさんあると思います。
とにかく、ガンバのスタイルというのは、染み込んだものはたくさんありますし、積極的攻撃的に戦って行くスタイルはありますし、それに2011年の新しいガンバというものを、全員で模索しながら、みなさんの力をお借りしながら、しっかりとした…常勝を期待されているガンバですから、エクスキューズはないと思っています。しっかり着実に今日からスタートしていきたいと思います。

マスコミ、メディアの方は本当に厳しく、そして厳しく、そして厳しい評価をいつもいただいていますが(笑)、今年スタートするのが、おそらく一番遅いグループだと思うので、みなさんは十分休まれたと思うので毎日ガンバに来ていただいていろんな角度でガンバを厳しく温かく見守って欲しい。
そして、サポーターのみなさん、今年も一心同体です。今日からいい時も悪い時もおそらくありますが、チームは常に生きていますから、たくさんの処方がいる時期もあるかもしれないし、ずっといい状態が続くかもしれないが、どんな時も皆さんと一緒に戦っていきたいと思いますし、最後の最後まで、来年の1日まで走れるように応援をしていただきたいなと思います。
今日からしっかり新シーズンをスタートさせていきたいと思うので、今年も皆さん応援をよろしくお願いします」

(2へ続く)
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