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【中断期間を振り返る】リーグ戦再開に向けて 〜F東京〜(11.04.21)

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背番号13は、3月27日、味の素スタジアムで行われた対横河武蔵野戦でキャプテンマークを巻いた。平山相太は、チームの中心選手として今季の活躍が期待されたが、10日の栃木戦で骨折。長期離脱を余儀なくされた。F東京はエースの帰還を待ち続ける

今季、開幕前から掲げてきた「強くなってJ1復帰」に新たな文言が加わった。相太のために―

F東京は中断期間中、チャリティーマッチや募金活動など、東日本大震災の復興支援活動を精力的に行った。また、2泊3日の静岡・御殿場合宿を張るなど、J2リーグ再開に向けての準備も同時に進めてきた。体力強化と平行して選手ミーティングを開き、意思疎通も図られた。

順調な準備期間を過ごす中、チームを揺るがす重大なアクシデントが起こった。FW平山相太が、4月10日の栃木との練習試合でGKと交錯。右足の脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)を骨折し、全治4〜6カ月の診断が下った。平山は、最前線で攻撃の起点となり、守備でもチームに貢献してきた。大熊東京にとって戦術の柱と呼べる選手の長期離脱は、あまりに大きな痛手だった。大熊監督は選手を集め、「平山のために頑張ろう」と伝えた。

平山はF東京に加入後、周りの期待や重圧に潰され、自分本来のプレーを見失いかけたこともあった。だが、ここ数年は、休日を返上してグランドを走り、食事制限も続けてきた。復調し、チームの柱として圧し掛かる重圧や期待に正面から向き合おうとした矢先のケガだった。
チームメイトも、ずっと平山の姿を見てきた。ピッチに立つ彼の変化をつぶさに見てきた選手たちは、「相太のために」という指揮官の言葉に応えた。ケガから復活した役者が立つピッチは、J1昇格を果たすピッチに決まっている。ストライカーが帰ってくる似合いの舞台を整えるため、チームの結束はさらに深まった。

●再開に向けて 大熊清監督コメント
「強化という側面では、ケガ人も抱えていたので、この中断期間があったことはプラスに働いたかもしれません。ただ、再開の日程も決まらない中では、なかなかサッカーだけに集中すればいいという環境ではありませんでした。スケジュールが決定してからは、チームも、個人も集中して取り組めたと思います。
この中断期間中は、日本に起こった未曾有の災害に対して、我々も何か力になれることを探して行動してきました。ベガルタ仙台には、本当に色々なことが起こったということを聞きました。我々のチームにも、東北出身の今野(泰幸)がいますが、募金や物資の提供などの活動は、今後も復興に向けてチームとしてできることを継続して行っていきたいと思っています。また、その一方で東京の代表としてF東京のファンやサポーターだけでなく、被災した方々に、本来の仕事であるサッカーで感動や興奮を届けなければいけないと思っています。この中断期間中にやってきたことをピッチの中で表現していくこと。一つひとつを積み重ね、目標の『強くなってJ1復帰』に向かってクラブを挙げて取り組んでいきたい」

●再開後のスケジュール
■第8節
4月24日(日)J2 第8節 千葉 vs F東京(14:00KICK OFF/フクアリチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
■第9節
4月30日(土)J2 第9節 F東京 vs 札幌(13:00KICK OFF/味スタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード

以上

2011.04.20 Reported by 馬場康平
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