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【中断期間を振り返る】リーグ戦再開に向けて 〜愛媛〜(11.04.21)

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4月2日に行われたチャリティーマッチには中四国4クラブが集結。バックスタンドには愛媛と岡山が、そしてゴール裏には徳島と鳥取のサポーターが陣取り、リーグ戦とは違うスタジアムの雰囲気を作り出していた

3月11日、戦後最大の国難と言われる東日本大震災に見舞われた。それでも、被災地から離れている愛媛ではサッカーのある日々が続いていた。こんな時でも、サッカー選手であるからにはモチベーションを保ち続け、ピッチで最大限の力を発揮しなければ―。頭では理解しながらも、選手たちの体はそう簡単には動かなかった。
4月2日、ニンスタで行われたチャリティーマッチの岡山戦、そして翌週末に行われたカマタマーレ讃岐とのトレーニングマッチ。「公式戦と同じような戦意を発揮できるとは期待できなかった」と、バルバリッチ監督も精神面で高いモチベーションを維持する難しさを語っていたが、その言葉通りどちらのゲームも攻守に精細を欠いてしまった。

チャリティーマッチ以外にも、震災直後には街頭で募金活動を行うなど「日常」とは違う毎日を送る中でサッカーを続ける困難さ。仙台に所属していた福田健二や萩原達郎、池田昇平、あるいは宮城県出身の東浩史、大学時代を仙台で過ごした赤井秀一、さらには福島県で親戚が暮らす渡邊一仁ら、愛媛にも被災地と縁が深い選手も少なくなかった。日本中を覆った悲しみは、様々な形で愛媛の選手たちの心にも影響を与えたのだろう。「ケガをしてしまったのは、気持ちの緩みが出てしまったのかもしれない」と齋藤学は語ったが、杉浦恭平や赤井ら次々とケガ人も続出し、チームは苦しい時期を迎えた。

それでも、選手たちはピッチで体を張って持ち味の堅守を貫き、失点することなく最低限の結果を残し続けた。そしてケガ人の復帰とともにチームの状態は上向き、リーグ戦の再開を迎えようとしている。「もう一度開幕を迎える気持ちで、しっかりと力を出せるように準備したい」と意気込む赤井。アウェイでの東京Vを前に、再び臨戦態勢が整いつつある。

●再開に向けて バルバリッチ監督コメント
「長い間、公式戦がなかったので週末にトレーニングマッチを入れたり、リーグ戦が行われている時期と同じようなリズムを作るようにしましたが、肉体的にも精神的にも難しい期間でした。しかし、それはどのチームにとっても難しいことですし、我々としてはこれまでやってきたことを続けるだけでした。その中で、トレーニングマッチでは色々な選手を試すことができましたし、再開を前に精神的にも高い水準になってきました。今は、目の前の試合で最大限の努力をし、勝利にこだわりたいと思います。結果はどうなるかわかりませんが、できる限りの準備をしてきたつもりです。絶対に気持ちで負けることなく、気持ちを最大限に出して勝つつもりでプレーする、その姿勢を見せたいと思います」

●再開後のスケジュール
■第8節
4月24日(日)J2 第8節 東京V vs 愛媛(13:00KICK OFF/駒沢チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
■第9節
4月30日(土)J2 第9節 愛媛 vs 北九州(16:00KICK OFF/ニンスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード

以上


2011.04.21 Reported by 近藤義博
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