スカパー!生中継 Ch181 後01:50〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ1編
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情報戦か、それとも本当に決めあぐねているのか。リーグ再開に向けても神戸の和田昌裕監督はメンバーを固定せずにさまざまな組み合わせを取材陣に公開してきた。敵将が昨季途中まで神戸を指揮した三浦俊也監督だから、というのもあるかもしれない。いずれにしても、開幕戦と同じく、スタメン予想は煙に巻かれた格好となった。
ただ、実際のところは開幕に間に合わなかった選手たちのコンディションがぐっと上がってきたのも、スタメンを固定しない理由だろう。例えば、FW小川慶治朗。開幕前は本来のスピードとはほど遠かったアタックも、今は神戸のストロングポイントになっている。また、「(2月には)寒さに馴染めなくて……」と体調を崩していた新加入のホジェリーニョが、3・4月の気温の上昇と共に(?)コンディションも向上。4月2日に行われたU-18との練習試合では、左サイドから逆サイドの小川へ鋭いサイドチェンジを披露するなど、開幕戦には無かったケミストリーもみられた。
再開3日前の段階でケガ人は1人。和田監督が「1カ月半の中断は正直、長かったという印象。でも、神戸にとってはケガ人も戻ってきているし、いい方向に進んだと思う」と話すように、ほぼ万全の体制で再開を迎えられるのは大きいと言えるだろう。
とはいえ、再開を直前に控え「忘れかけていたこともある」と和田監督は言う。それはパワーとスピード。「選手たちに開幕の浦和戦と中断期間に行ったチャリティーマッチや練習試合のビデオをみせた。私が感じたように、選手たちも公式戦とそれ以外の試合は、パワーとスピードが別ものだと感じたはず」
ただし、今季取り組んできた“クリエイティブ”の部分は、かなり厚みを増したと言える。その代名詞的な存在がMF森岡亮太だ。4月9日のチャリティーマッチ広島戦ではゴールも決めるなど、チームでの存在感も日に日に増している。本人も広島戦を振り返り「守備面はまだまだだけど、攻撃面に関してはJ1のトップレベルでも通用すると感じた」と自信をのぞかせる。そして、甲府戦に関してはある特別な想いもあるようだ。
「(昨季)三浦監督の時は、あまり使ってもらえなかったので、成長した姿を見せたい、いや見せつけたいです(笑)」
お互いが堅守速攻スタイルという戦いになる甲府戦。勝敗のゆくえは、小川、ホジェリーニョら復帰組、そして成長著しい森岡ら若手がカギを握っているのかもしれない。
以上
2011.04.22 Reported by 白井邦彦
















