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【J2:第8節 横浜FC vs 鳥栖】鳥栖側プレビュー:開幕戦前よりも、チーム力が上がった鳥栖。気持ちよくホーム開幕戦を迎えるためにも、今季の初勝利を目指す。(11.04.23)

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4月23日(土)J2 第8節 横浜FC vs 鳥栖(14:00KICK OFF/ニッパ球チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch186 後01:50〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ2編
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未曾有の大震災から約1ヵ月半、リーグがようやく再開される。
まずは、被災地の皆さまにお見舞いを申し上げます。

人生は筋書き通りには進まない。進まないときにこそ、その人の対応能力や実力が問われる。サッカーとて同じである。プラン通りに進まない試合展開の中で、どれだけ自分たちの形に持ち込むことができるのかが、そのチームの実力といえる。その形にたどり着くまで、トレーニングは行われる。

この中断期間中、鳥栖は“積極的に攻める”攻撃と“守りきる”守備とに時間を割いた。
「誰も経験のない(再開日が決まらない中断)ことだから、様子を見ながらトレーニングを行う」と中断が決まった直後、尹晶煥監督は不安を隠せなかったが、今節を迎えるときには、「100%とはいえないが、確実に良くなっている」と自信を口にした。

まずは、“積極的に攻める”意識を選手に埋め込んだ。ノープレッシャーの中で様々な攻撃の形のイメージを持たせることで、選手のアイデアと積極性を引き出した。時には逆サイドへの展開を図り、別なときにはFWをゴールに向かって走らせるような展開の練習を積んだ。これらのことが功を奏してか、選手のスピードやテクニックが生きてきた。
FW池田圭は、持ち前のスピードでDFの裏やサイドでボールを受ける機会が増えて、他の選手の流動性を引き出すことができるようになった。FW野田隆之介は、持ち前の足元の強さを見せて相手DFを引きつけ、他の選手の走りこむスペースを作ることも見せるようになった。
いままで、トップ下に位置する選手と両サイドMFだけだった連動に、ボランチとサイドDFが加わった厚みのある攻撃ができるようになった。開幕戦は無得点だったので、今季の初得点はこの2人のFWから生まれるかもしれない。

次に“守りきる”守備の意識付けである。完全に引いてしまって、相手の攻撃を受けるだけでは、“守りきる”事はできない。この守備の意識の中から、次の得点を狙うことで“守りきる”のである。相手が攻撃に枚数を割けば割くほど、次の得点は狙いやすくなる。ボランチに入るMF岡本知剛や永田亮太の攻撃センスが生きるシステムになるかもしれない。トップに指定強化選手の岡田翔平ら活きの良い選手を起用して、前線からの守備も考えられる。センターバックの浦田延尚はスピード、木谷公亮はカバーリングに長けているので、“守りきる”姿勢を見せつつも次の得点を狙うことが可能である。

この中断の間に、鳥栖は開幕戦で見せた前線からのプレスに加え、“積極的に攻める”攻撃と“守りきる”守備の意識がついた。これが、尹晶煥監督の「確実に良くなった」発言につながったのだろう。
横浜FCも前線からのプレスをかけるチームである。鳥栖も積極的に前からボールを追うチームである。どちらが主導権を握るのか…。ズバリ!言わせていただくと、試合の入り方にあると筆者は見た。
いわゆる『相手の出鼻をくじく』ことを鳥栖が行うか、横浜FCが行うかで、主導権を握ることができるだろう。
試合の入り方は、何も前後半のキックオフだけではない。スローインやセットプレーなどの、アウトオブプレーからの再開も含めなければならない。プレーが途切れたときに、自分たちの形に持ち込むチャンスがある意識を90分間持ち続けることができれば、主導権を握る事ができるだろう。そして、その駆け引きこそが、サッカーの醍醐味と言える。今節は、この醍醐味あふれる試合を期待したい。

必死にボールを追うから、奪われまいと必死になる。
ひたすらゴールを目指すから、より強固な守備となる。
これがサッカーの原点であり、そこにサッカーの面白さと素晴らしさが存在する。
素晴らしいサッカーを見に行くのではなく、サッカーの素晴らしさを見にスタジアムに足を運ぼう。
これこそが、サッカーを楽しむ極意である。

以上

2011.04.22 Reported by サカクラゲン
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