スカパー!生中継 Ch363 後02:00〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ1編
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いよいよJの舞台にも鹿島が戻ってくる。今年はクラブ創設20周年という記念すべき年。名古屋に奪われたタイトルを取り戻す戦いの再開だ。
火曜日にAFCチャンピオンズリーグ・水原三星戦を戦ったこともあり、オズワルド・オリヴェイラ監督は、水曜日、木曜日の練習を軽めの調整にとどめて横浜FM戦に備えた。もしかしたら、ここに来てケガ人が増えてしまったことも勘案しているのかもしれない。MFでは、フェリペ・ガブリエルが右足首を痛めており、先の水原戦では前半だけでピッチを退いた。深刻なのがFW勢。大迫勇也が左足内転筋を、カルロンが右大腿部裏をそれぞれ痛めて水原戦を欠場、代わりに先発出場した田代有三も、試合で相手GKと交錯し両足を痛打してしまった。大迫、カルロンについては回復次第で間に合いそうだが、田代の出場は難しいだろう。
4人の先発候補がいたFW陣のうち、3人までがケガをしてしまったことで俄然注目を浴びているのが“第4の外国人”イゴールだ。かつて鹿島のユニホームを着てゴールを量産したアルシンドを父に持つイゴールは、先頃鹿島とプロ契約を締結。外国人登録は3人までのため、そのままではピッチに立つことはできないが、登録を入れ替えれば出場も可能だ。
練習でのプレーを見ていると足下の技術はまだまだ拙いものの、シュートについては非凡なものを感じさせる。インパクトは強くて正確。しかも、ちょっとしたタイミングを外して打ってくるため、佐藤昭大や八木直生といった練習をともに重ねる若いGKたちも「ブラジル人っぽい」と一目置くほど。まだ18歳と若いが、これからが楽しみな存在だ。ただ、金曜日の前日練習にはカルロンと大迫が姿を見せていた。どちらかが興梠慎三と2トップを組むことになるだろう。
対戦相手となる横浜FMは、開幕戦でタイトルホルダーである名古屋を最後の最後まで苦しめた。アディショナルタイムにPKで追い付かれてしまったものの、大黒将志、谷口博之、小林祐三を加えた布陣はさらに豪華になり「良い選手が揃っている」と鹿島のゴールマウスを守る曽ヶ端準も警戒心を怠っていなかった。
しかし、気をつけるべきはセットプレーだ。開幕戦の大宮との試合では3失点したが、それ以降、ACLの3試合で喫した失点は2のみ。いずれもリスタートからの失点だ。「(栗原)勇蔵、(中澤)佑二さん、谷口もいる」と、曽ヶ端が言う通り、セットプレーには高さがある。不用意なファウルは慎みたいところだ。
なお試合開催日、国立競技場となりの明治公園では茨城野菜フェア「がんばっぺ!鹿行(ろっこう)市場」が開催される。ホームタウン内に拠点を持つJA(JAしおさい、JAなめがた、JAかしまなだ、JA茨城旭村)などが収穫した野菜などの農産物や加工品が販売される。このアイデアを出した小笠原満男は「形になってうれしい」と喜んでいた。9時から開催しているため、試合観戦の前にぜひ訪れてほしい。
以上
2011.04.22 Reported by 田中滋
















