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【J2:第8節 札幌 vs 湘南】湘南側プレビュー:増えた攻撃のバリエーションと結ばれる意図。いざ成果を示す戦いへ。(11.04.23)

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4月23日(土)J2 第8節 札幌 vs 湘南(16:00KICK OFF/札幌ドチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch184 後03:50〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ2編
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「攻守ともに意図が合ってきました。チームがひとつにまとまってきていると感じます。練習試合を重ねていくごとに、チームとしても、また個人的にもフィーリングがよくなっている」。4月13日、仙台を平塚競技場に迎えたトレーニングマッチのあと、菊池大介はこう語っている。清しさを湛えたその言葉は、中断期間のトレーニングの進捗を物語っていた。

5-0で岡山との開幕戦を終えたあと、チームから聞こえてくる声は皆、大勝とは裏腹にきわめて冷静なものだった。たとえば石神直哉は、「チームの基本に対して自信を深めた」と勝利の意味を捉えつつ、一方でこんなふうに述懐している。
「まだ速いサッカーばかり。サイドでつくったうえで逆サイドに展開するとか、ボールを回しながら隙が見えたときに中を突くとか、もっと相手に揺さぶりをかけられるようにしたい。開幕戦では、個人の力による得点が多かったし、僕自身も上がるタイミングが少なかった。みんなで崩せるようになればもっとゴールに近づけると思います」

以降の1ヶ月あまり、湘南はあらためてフィジカルを鍛えながら、トレーニングと練習試合を重ねた。新加入選手が多く、また指揮官も「変身」を掲げる今季である。それぞれのプレースタイルに対する理解をより深め、互いの意図を結ぶべく、積極的なトライと修正をゲーム中にも絶えず行なってきた。たとえば4月7日の筑波大との練習試合では、前を向いた坂本紘司が利き足に持ち換えることなく右足で前線の佐々木竜太へラストパスを狙っている。意図はこうだ。「持ち換えると1テンポ遅れてしまう。このタイミングでも前を見て、こういうパスも出すよというメッセージでした。FWも僕がパスを出すタイミングを分かってくれているし、僕もみんなの動きが分かってきた」。そんなシーンをいくつも重ね、イメージが共有されていく。

日々のトレーニングも同様にステップを踏んできた。ディフェンスを置かない攻撃のパターン練習や個々のパートにフォーカスしたファンクショントレーニングなども取り入れつつ、ディテールを詰めていく。ポゼッションは向上し、また守備についてもミーティングを含めて理解を深め、安定感が増した印象だ。

坂本は言う。「シャドートレーニングもつねにテーマを持ってやっているから、攻撃のスイッチを入れるタイミングなど練習試合でもその成果が出ました。守備についても監督が分かりやすく示してくれる。選手もみんな理解していると思います」。石神も同様に中断期間を振り返る。「サイドからの攻撃とともにバリエーションが増え、自分が上がるタイミングも増えてきた。個人的にもチームのリズムに合ってきていると感じます。もちろん僕自身を含めて、パスを出せるスペースやタイミングが見えてない場面はまだあると思う。それぞれが意識を高め、またゲームをこなすことで、もっとよくなっていくと思います」。

リスタートの笛は札幌で聴く。再開のキックオフを前に、反町康治監督は語った。
「練習試合を通して選手同士、相互に理解し、フィーリングもよくなっている。もちろんパーフェクトはないが、チームの熟成は中断期間で図られたと思う。札幌も同様だろう。あとは試合でいろいろ感じながら話していきたい」

成果を示す時は、間もなくだ。

以上

2011.04.22 Reported by 隈元大吾
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